講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 瀧 章次
氏名(カナ) タキ アキツグ
氏名(英語) Taki Akitsugu
所属 国際人文学部 国際交流学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

使徒言行録におけるパウロの弁証術の位置付け 

講演者

 

会議名

明治学院大学キリスト教研究所研究会 明治学院大学白金校舎キリスト教研究所 

発表年月日

2000/07/01

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

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形式

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概要

研究論文Breaking the Alibi of Dialectic: Luke’s Placement of Paul’s Dialectic in his Acts中、パウロにのみ述定されるδιαλέγομαιという活動の解釈について、「弁証術的対話」と解釈する根拠としてのテキスト内部の証言を提示する。使徒言行録17章2-3節を、もの語りにおける語りを節約する様式として、14章を圧縮したものと、また更に、14章は13章を圧縮したものと推及し、基となるその13章はパウロとバルナバ対ユダヤ人の、パウロの説教を基点にする数週にわたる論戦である事に基づき、17章2-3節は弁証術的対話の圧縮記述であることを論ずる。また、それ以降の、διαλέγομαιは、今度は、17章2-3節に推級される句であることを論ずる。以上より、使徒言行録においてパウロについて述定されるδιαλέγομαιという活動は、弁証術的相互作用の場であることを結論する。

主要業績フラグ