論文[R]

基本情報

氏名 瀧 章次
氏名(カナ) タキ アキツグ
氏名(英語) Taki Akitsugu
所属 国際人文学部 国際交流学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

Whose ‘fingerprint’ is τε solitarium in the Acts of the Apostles 

単著・共著の別

単著

著者

 

担当区分

 

概要

ルカ福音書と使徒言行録の作者が同一であるとする事は、両書の緒言並びに両書外の証言から、古来ほとんど疑われることはなかった。近代文献学により両文書の文体における異質性が留目されたにもかかわらず、作者/編集者ルカが多様な文体を駆使する能力を有していたとする仮説をもって、この見解が疑われる事は、A.C. Clark並びにW.Knoxを除いてほとんどなかった。先行する論文 “Breaking the Alibi …” では、N.Turnerの文体統計にほぼ従って、「同一性」を仮設として受け入れて論じたが、本論文では、一部の記述の訂正も兼ね、Turnerの統計的手法を更新する事を通じて、福音書になく使徒言行録に特異な、τε solitariumを作者/編集者個人の発展のうちに位置付けることができるかを問う。ヘブライ語をギリシャ語に翻訳する歴史の過程で生じた、翻訳ギリシャ語文体の変遷を解明することによって、その多世代に亘るユダヤ人著作家による進化に匹敵する進化が、後続する世代の一個人、即ちルカ福音書と使徒言行録両書の作者と想定される一個人の内部にも、起こり得るかその可能性を問う。

発表雑誌等の名称

明治学院大学キリスト教研究所『紀要』34号(2001年12月)、189―246

出版者

 

 

 

開始ページ

 

終了ページ

 

発行又は発表の年月

2001/12

査読の有無

 

招待の有無

 

記述言語

 

掲載種別

 

国際・国内誌

 

国際共著

 

ISSN

 

eISSN

 

DOI

 

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担当授業科目1

 

担当授業科目2

 

担当授業科目3

 

主要業績フラグ