多文化理解を目的とした9日間の短期海外研修プログラムにおけるコミュニケーション能力の変化について,英語力客観テストの結果とソーシャルスキル尺度得点から明らかにすることを目的として,研修の参加者112名を対象とした調査を行った結果,研修後は研修前と比較して,短い会話やナレーションの内容を推測し理解する能力(L1, L2),文書の情報から推測・関連づける能力(R1, R3),文法の理解(R5)の正答率およびソーシャルスキル得点が有意に高くなっており,短期間の研修でコミュニケーション能力が向上することが示された.
発表者:宮澤純子,杉江美子
担当:研究計画,調査,分析,文献検討,ポスター作成