20 分間の寒冷刺激によって筋硬度はどのように変化するか? せん断波エラストグラフィー機能を用いた定量的測定
第24回日本物理療法学会学術大会(宮城県仙台市) 第24回日本物理療法学会学術大会抄録集, p.13
腓腹筋内側頭に対する20分間の寒冷刺激による筋硬度の経時的変化を検討した.対象は,健常若年男性15名(寒冷群7名・対照群8名)とした.結果,寒冷群のみ寒冷刺激中と刺激直後で筋硬度は上昇した.対照群では変化は認められなかった.結論,20分間の寒冷刺激は刺激中および刺激直後の筋硬度を上昇させるが,寒冷後60分間における筋硬度の変化は認めず,寒冷刺激の効果は即時的な作用に限局される結果であった.共同研究につき本人担当部分抽出不可能