講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 中川 正臣
氏名(カナ) ナカガワ マサオミ
氏名(英語) Nakagawa Masaomi
所属 国際人文学部 国際文化学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

交流学習実践コミュニティの形成―日韓合同「交流学習」教師研修の試み― 

講演者

 

会議名

韓国日語教育学会 第33回学術大会 於(韓国)建国大学

発表年月日

2018/04/28

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

URL

形式

URL

無償ダウンロード

 

概要

外国語教育において交流学習は、学習者が学ぶ目標言語を用いてリアルなコミュニケーション活動を行いながら、人やモノ、ことと「つながる」学習方法として、様々言語教育の場で取り入れられている。日本語教育と韓国語教育をつなぐ交流学習も例外ではなく、1980年代半ば以降、言語と文化の学びの場を提供してきた(中川・岩井,2018)また、近年ではICTなどの情報活用力や協働、高次思考力などの育成を目指す実践も見られる。従来の交流学習が言語と文化の学びと位置付けるのであれば、近年の交流学習は、言語と文化、さらには学習者の人間形成を目指した交流学習が行われていると言えよう。
このように交流学習の可能性が拡がる一方で、交流学習を実践したいが相手校が見つからない、実践してみたいが方法がわからないなどの課題も報告されている(澤邉,2010)。筆者らはこのような交流学習の実践において生じる問題について 共に考え、交流学習の可能性を高めていく役割を担うのが「交流学習実践コミュニティ」だと考える。「交流学習実践コミュニティ」とは、コミュニティ参加者(主に教師)が、交流学習を実践する際に直面した、あるいは今後、直面するであろう問題を他者と共有し、解決に取り組む共同体を指す。本稿では、この交流学習実践コミュニティを形成するための1つの試みとして行った日韓合同「交流学習」研修(以下:交流学習研修)を取り上げ、その成果と今後の課題を示した。
共同発表者:岩井朝乃・澤邉裕子・相澤由佳

主要業績フラグ