セオドア・ローズヴェルトの「平和連盟」構想――もう一つの国際連盟
第68回日本西洋史学会大会
米国史上初めて国際平和機構の創設により世界秩序を安定させる意向を世界に表明した主要人物はローズヴェルト(Theodore Roosevelt)であり、彼は大小問わず「文明国」を加盟国として迎え、その法的紐帯を維持すべく列強が各勢力圏で警察活動にあたる多国間連合を構想しており、ウィルソンの国際連盟は中立を侵犯したドイツなどの加盟をも認め「文明国」間の法的紐帯を緩めるとの理由で反対したと論じた。