超高齢化となり骨粗鬆症による骨折を予防するため、骨粗鬆症検診時に実施する保健指導のあり方について、FRAX問診項目より検討した。高齢かつBMI18.4以下に要医療の割合が高く、加齢による筋力量が減少することから転倒予防に有効なレジデンス運動を取り入れる。また、要医療者には、確実に医療機関にて精密検査を受診していくことが重要であるとともに、FRAX問診項目により骨粗鬆症の危険因子がある場合には、健診結果に異常がなくても、予防行動を実践できるような支援が必要であることが導出できた。
千葉県保健活動業務研究発表会集録 P49~51