Syllabus data

授業科目名
First aid :Practice
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Gotou Shigeru,Miyama Motoyoshi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
到達目標は、スポーツ現場における救急処置の基礎的な理論を理解し、救急処置の実践ができるようになることである。特に、心肺蘇生とAEDは重点をおいて学び、心肺蘇生の実技試験に合格することが単位取得の条件である。本授業では、傷病者の観察、心肺蘇生、止血、包帯、テーピング、およびRICE処置について学ぶ。
授業の概要
①科目名(英語):救急処置(実習を含む) (Practice of First Aid and Basic Life Support)
②授業形態:講義、実習
③内容:
救急処置は、突然の事故や病気から自分自身および大切な人を守るための重要な知識・技術である。生涯にわたりスポーツ・運動を楽しむためには救急法の知識・技術が不可欠である。また、スポーツ・運動の指導者は、スポーツ事故のリスクマネジメントを行い、事故が生じたときには直ちに救急処置を行わなければならない。本授業では、主に(1)心肺蘇生とAED、(2)内科的な急性・慢性障害への対応、(3)整形外科的障害と外科的救急処置などについての理論と実践を学ぶ。特に心肺蘇生とAEDの一次救命処置は、重要な評価項目となる。心肺蘇生とAEDの実技が正しくできることは、この授業の単位を修得するための必須課題である。

授業計画
1回
救急処置の基礎知識(1)傷病者の観察、生命の徴候、傷病者の寝かせ方、ショック
担当教員:深山 元良
傷病者の観察、生命の徴候、傷病者の寝かせ方、ショックを学ぶ。
到達目標:傷病者の観察方法が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 傷病者の観察について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、理解を深めること。

2回
救急処置の基礎知識(2)心肺蘇生の意義、心肺蘇生とAEDの必要性
担当教員:深山 元良
心肺蘇生の意義、心肺蘇生とAEDの必要性を学ぶ。
到達目標:心肺蘇生とAEDの必要性が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 心肺蘇生とAEDについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、理解を深めること。

3回
心肺蘇生(1)成人の場合、AED、気道異物除去、2人で行う方法
担当教員:深山 元良、後藤 茂
成人に対する心肺蘇生とAEDを学ぶ。
到達目標:成人に対する心肺蘇生とAEDが理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 成人に対する心肺蘇生とAEDについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

4回
心肺蘇生(2)小児・乳児の場合、感染対策
担当教員:深山 元良、後藤 茂           
小児・乳児に対する心肺蘇生とAEDを学ぶ。
到達目標:小児・乳児に対する心肺蘇生とAEDが理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 小児・乳児に対する心肺蘇生とAEDについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

5回
心肺蘇生(3)心肺蘇生のまとめ
担当教員:深山 元良
成人に対する心肺蘇生とAEDの実技試験を受ける。
到達目標:成人に対する心肺蘇生とAEDができる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 成人に対する心肺蘇生とAEDについて復習しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

6回
内科的な急性・慢性障害 運動中止を判定する方法、突然死、熱中症、過換気症候群、運動誘発性喘息、運動時側腹部痛、運動誘発アナフィラキシー、貧血、オーバートレーニング症候群など
担当教員:深山 元良
スポーツ活動で注意すべき内科的な急性・慢性障害に対する救急処置を学ぶ。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] スポーツ活動で注意すべき内科的な急性・慢性障害について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、理解を深めること。

7回目
整形外科的障害と外科的救急処置 四肢の検索、挫傷に対する救急処置、傷害の症状と対応
担当教員:深山 元良
スポーツ活動で注意すべき整形外科的障害に対する救急処置を学ぶ。
到達目標:スポーツ活動で注意すべき整形外科的障害に対する救急処置が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] スポーツ活動で注意すべき整形外科的障害について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、理解を深めること。

8回
止血、包帯法(1)傷の手当、止血法、三角巾の使用法(作り方、結び方、しまい方)
担当教員:深山 元良      
止血法、包帯法(三角巾の基本的な使用法)を学ぶ。
到達目標:止血法、包帯法(三角巾の基本的な使用法)が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 止血法、包帯法(三角巾の基本的な使用法)について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

9回
包帯法(2)三角巾の使用法(額・頭の周囲、頭、耳、胸など)
担当教員:深山 元良
三角巾の使用法(額・頭の周囲、頭、耳、胸など)を学ぶ。
到達目標:三角巾の使用法(額・頭の周囲、頭、耳、胸など)が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 三角巾の使用法(額・頭の周囲、頭、耳、胸など)について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

10回
包帯法(3)三角巾の使用法(肩、手、膝、足首捻挫、腕の吊り方など)
担当教員:深山 元良            
三角巾の使用法(肩、手、膝、足首捻挫、腕の吊り方など)を学ぶ。
到達目標: 三角巾の使用法(肩、手、膝、足首捻挫、腕の吊り方など)が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 三角巾の使用法(肩、手、膝、足首捻挫、腕の吊り方など)について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

11回
包帯法(4)巻軸帯の使用法(前腕、手、指、肘、肩など)
担当教員:深山 元良  
巻軸帯の使用法(前腕、手、指、肘、肩など)を学ぶ。
到達目標:巻軸帯の使用法(前腕、手、指、肘、肩など)が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 巻軸帯の使用法(前腕、手、指、肘、肩など)について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

12回
テーピング テーピングの種類と基本的な巻き方、足関節捻挫の再発防止
担当教員:深山 元良、後藤 茂
テーピングの種類と基本的な巻き方、足関節捻挫の再発防止を学ぶ。
到達目標:足関節捻挫の再発防止のためのテーピングができる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 足関節捻挫の再発防止のためのテーピングについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

13回
捻挫・骨折の手当、搬送 RICE処置、固定法、担架を用いた搬送
担当教員:深山 元良、後藤 茂
搬送 RICE処置、固定法、担架を用いた搬送を学ぶ。
到達目標:搬送 RICE処置、固定法、担架を用いた搬送が理解できる。
 
 
事前学習
[事前学習:2h] 搬送 RICE処置、固定法、担架を用いた搬送について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で配布した資料を読み、実技を復習すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分は以下のとおりとする。
授業中に実施する小テスト:50%
実技試験(心肺蘇生とAED、包帯法)またはレポート課題:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小テストや実技試験等に対するフィードバックについて:授業内での解説、またはmanabaに解説コメントを掲載する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『健康運動実践指導者養成用テキスト』青木純一郎(他)(健康体力づくり事業財団/2017年/4,990円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目1』日本スポーツ協会(日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目2』日本スポーツ協会(日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『救急法基礎講習教本』日本赤十字社(日赤サービス/2017年/315円)
『救急法講習教本』日本赤十字社(日赤サービス/2020年/524円)
『リファレンスブック』日本スポーツ協会(日本スポーツ協会/2019年/4,400円)
研究室
東金キャンパス F206
オフィスアワー
水曜昼休み
金曜昼休み
科目ナンバリング
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