Syllabus data

授業科目名
音楽入門B
学年
1Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Mimura Noriko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」に示された「表現」指導の一環として保育者に必須となる「鍵盤楽器奏法」および「童謡唱歌の歌唱、伴奏法ならびに弾き歌いの技能」を修得し、現場で実践できる能力を養い「子どもの関心」に関する保育の手立ての一つとして利用できることを目標とする。S1期に学習した技能の定着、発展を目論む。
授業の概要
音楽入門/Introduction to music は、テーマ、取り組み内容によってグループおよび個別に対する講義、演習の授業形態となり日本語で行われる。鍵盤楽器演奏および歌唱の能力、音楽の基礎知識等は個人毎に経験の有無などにより差があるため、各人の進度に応じた学習を個人指導により進めることを基本とする。本科目で設定する課題A「大学ピアノ教本」課題B「童謡唱歌の弾き歌い」課題D「童謡のメロディ唱」について、難易度別に4つの段階に区分され、それぞれの課題区分の内容が十分に修得し進度が到達できた、と担当者が認定すると、その区分に配分された得点をクォーター末に得ることができる。課題C「手遊び歌」については、グループ学習の機会に学び、個人指導で十分に修得し、S1期第12回授業内で行う検定において課題B「童謡唱歌の弾き歌い」から任意の1曲と共に 発表することにより、区分に配点された得点が得られる。クォーター末の時点で、4つの区分それぞれの到達段階において区分ごとの得点を合算し、評価する。

授業計画
1回
グループ学習 手遊び歌「あたまかたひざポン」「グーチョキパーでなにつくろう」、童謡のメロディ唱(おはよう の楽譜読み、歌唱の練習)、音楽通論 「コード進行と伴奏形」、個人指導 S1終了時に課した課題の確認。
事前学習
〔S1期終了時から毎日30分〜1h〕S1期に修得した内容をふまえて、F1期開始までに準備することになっていた課題の練習と確認。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。
事後学習
〔授業時間内〕配布プリントを見返して復習。メロディ唱、手遊び歌の練習。

2回
個人指導 各人の進度に応じた課題 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌いの技巧上、表現上の問題点の検証と改善のための方法の考察と練習。
事前学習
〔授業時間内〕取り組み課題 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い 各曲の下準備
事後学習
〔2h〕運指、拍節などに留意し、円滑に演奏、歌唱できるように練習する。

3回
個人指導 各人の進度に応じた 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱。
事前学習
〔2h〕前回より上達を目指して練習を重ねておく。
事後学習
〔授業時間内〕より段階を上げていけるように、取り組み課題の習熟をはかる。

4回
個人指導 第3回授業で取り組んだ課題の完全な修得と次回取り組み課題の学習。
事前学習
〔授業時間内〕指導ポイントをふまえ、安定した演奏のための練習。
事後学習
〔2h〕円滑に演奏、歌唱できるように練習する。歌唱では歌詞の発音、発声、表情を考察する。

5回
グループ学習 手遊び歌「グーチョキパーでなにつくろう」「ちゃつぼ」、童謡のメロディ唱、音楽通論 「コードと旋律」、個別指導 各人の進度に応じた 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱。
事前学習
〔2h〕第1回授業で学習した手遊び歌の確実な演技の確立。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。
事後学習
〔授業時間内〕配布プリントを見返して復習。メロディ唱、手遊び歌の練習。

6回
個人指導 第5回授業で取り組んだ課題の完全な修得と次回取り組み課題の学習。
事前学習
〔授業時間内〕取り組み課題の円滑で表現力をもった演奏の確立。
事後学習
〔2h〕曲想、歌詞の内容などに留意し、円滑に演奏、歌唱できるように練習する。

7回目
個人指導 各人の進度に応じた 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱。
事前学習
〔2h〕楽譜に表記された音符やリズム、記号等の正しい理解を確実にする。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。
事後学習
〔授業時間内〕手際のよい鍵盤楽器奏法の確立と現場で通用する歌唱力を習熟する。

8回
個人指導 第7回授業で取り組んだ課題の完全な修得と次回取り組み課題の学習。
事前学習
〔授業時間内〕取り組み課題の確実な演奏、歌唱の練習。
事後学習
〔2h〕指導ポイントをふまえ、進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。

9回
グループ学習 手遊び歌「ちゃつぼ」「げんこつやまのたぬきさん」、童謡のメロディ唱、音楽通論 「コードの総括」、個別指導 各人の進度に応じた 大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱。
事前学習
〔2h〕既習の手遊び歌の復習。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。
事後学習
〔授業時間内〕配布プリントを見返して復習。メロディ唱、手遊び歌の練習。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。

10回
個人指導 第9回授業で取り組んだ課題の完全な修得と次回取り組み課題の学習。
事前学習
〔授業時間内〕取り組み課題の円滑で的確な演奏の確立。
事後学習
〔2h〕円滑な演奏、歌唱、演技を確立するための練習。

11回
個人指導 第12回授業内検定で演技をする手遊び歌と童謡の弾き歌い曲の確認、取り組み中の大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱。
事前学習
〔2h〕第12回授業内検定で演技を決めている手遊び歌について、現場で通用するレベルまで習熟する。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。
事後学習
〔授業時間内〕第12回授業内検定で演技を決めている手遊び歌、童謡唱歌の弾き歌い曲の練習。

12回
検定 手遊び歌「あたまかたひざポン」「グーチョキパーでなにつくろう」「ちゃつぼ」「げんこつやまのたぬきさん」から任意の1曲と童謡唱歌の弾き歌いの任意の1曲をグループ学習の形態で順次発表する。
事前学習
〔授業時間内〕第12回授業内検定で演技を決めている手遊び歌、童謡唱歌の弾き歌い曲の練習。
事後学習
〔2h〕手遊び歌の演技について、現場で通用するレベルへの到達点をふまえて振り返る。進度に応じた大学ピアノ教本、童謡の弾き歌い、童謡のメロディ唱の円滑な演奏のための練習。

13回
個人指導 第11回授業で取り組んでいた課題の安定した演奏、歌唱の練習。
事前学習
〔2h〕取り組み課題の確実な演奏、歌唱の練習。
事後学習
〔授業時間内〕補講授業に向けて、取り組み課題の練習。

14回
第12回授業を検定とするため、補講授業。個人指導 2年次の科目「保育の表現理解(音楽)」につなげるために、取り組み課題の検討と決定、学習の仕方。
事前学習
〔授業時間内〕取り組み課題の安定した演奏、歌唱の練習。
事後学習
〔毎日30分〜1h〕2年次の科目「保育の表現理解(音楽)」開講までに、奏法などを忘却することのないよう、D棟音楽練習室の利用、自宅などで継続的な練習を繰り返す。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
課題A「大学ピアノ教本」課題B「童謡唱歌の弾き歌い」はクォーター末の時点で到達した区分に配点された得点、課題C「手遊び歌」は所定の課題3曲を修得し、第12回授業内検定において課題B「童謡唱歌の弾き歌い」から1曲と合わせて発表を行った場合に区分に配点された得点、課題D「童謡のメロディ唱」は個人指導の授業内で歌唱して担当者が修得を認定した曲数に応じた得点、以上を合算して合計点により評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
個別の技能に関わる課題は、授業内の個人指導において取り組み方を指導し、次回授業時に進捗状況を確認し、問題点があれば改善に向けた方法やアプローチの方向性を具体的に示してフォローしていく。グループ学習で学んだ内容については、個人指導の機会に理解の度合い、技能の修得について確認を重ねていく。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
教職課程のための 大学ピアノ教本
大学音楽教育研究グループ
教育芸術社
9784905700333
子どもとうたおう ピアノでド・レ・ミ!
越智光輝
三恵社
9784866935317
参考文献・推薦図書
松山祐士 編著 簡易ピアノ伴奏による こどもの歌名曲アルバム/ドレミ楽譜出版社/1988年/\1,760/ ISBN9784285135473       改訂 ポケットいっぱいのうた/教育芸術社/2011年/\2,200/ISBN9784877884857
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