シラバス情報

授業科目名
消費生活と行政
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
阿部 信太郎
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
本講義は消費者政策・消費者行政についての科目です。
1.私たち人間にとって最も身近な行動である「消費」の視点から消費者と企業・環境・グローバル社会について考え、消費者と経済や法律の基礎知識を身に付けることを目標とします。そのことを通して、消費者重視と言われる今の時代において、企業と消費者との良い関係について考えます。
2.「法・契約と消費者」「消費者問題」「消費者行政・消費者政策・消費者関連法規」「金融と消費者」「環境問題と消費者」「リテールマーケティング(販売・経営管理)」をテーマとして取り上げて理解を深めます。
3.リテールマーケティング(販売士)検定の内容ともリンクさせます。リテールマーケティング検定(販売士検定)の資格取得も目指します。 

授業紹介動画  Webex ミーティングの録画: 消費生活と行政 Syllabus 科目紹介-20220321 0656-1
パスワード: hPD74XTb
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=c7bbbadb50e82c0e6562a99f2e65f5c4
授業の概要
①科目名(英語名) 消費生活と行政 (Consumer Economics and Policy)
②授業形態  オンライン型
③内容  消費者政策・消費者行政・消費者経済学・消費者教育論を取り上げ、望ましい消費者行動について考えます。消費者庁『消費者白書』最新年度版から、今、課題になっている事象について具体的に取り上げます。また、生産者(事業者)のみならず消費者も重視される経済社会の在り方について考えます。よき企業人になるためには、よき生活人でなければなりません。そこで、顧客である消費者のことを理解するために、本講義では、私たち人間にとって最も身近な行動である「消費」を取り上げ、消費者と関連させて社会の問題を考え、生活経済、消費者関連法規などを学びます。リテールマーケティング検定(販売士検定)の内容ともリンクさせます。リテールマーケティング検定(販売士検定)の科目の1つである「販売・経営管理」「小売マーケティング論」を重点的に扱います。 

授業計画
1回
本授業はすべてオンデマンド型のオンライン授業として開講します。 
オリエンテーション 消費者教育論・消費者経済学について。リテールマーケティング検定(販売士検定)資格の意義。【オンデマンド型】
到達目標  本科目の目的、意義、内容について理解する。

第1回で伝える本科目の方針(以後、毎回共通)
*履修者への連絡及び教員への連絡方法:履修者全体への連絡はmanabaで行うので、manabaは毎回よくチェックすること。教員への連絡はmanabaの掲示板、あるいは個人的な内容を含む場合はJIUメールを利用すること。担当者のJIUメールアドレスは授業時に伝達する。
*学生と教員、学生同士の意見の交換方法:manabaの掲示板を用いて行う(ただし個人的なことや個人情報は書き込まないよう注意すること)。
*出席確認方法:毎回、manabaで小テスト又は課題(manabaアンケート)などを実施する。これによって毎回の授業の理解度を確認し、出席確認とする。小テストは採点し返却する。得点が低い場合は、JIUメールで個別に連絡・指導する。場合によっては再テストを行う。
*レポートや課題はmanabaに提出すること。次回の授業内で解説または解説コメントを配布する。提出されたレポートは1週間以内に添削して返却する。訂正・再提出を求められた場合は、再提出すること。再提出レポートについても1週間以内に添削・返却する。
事前学習
[2時間] シラバスを読み、本講義の内容と方針を確認する。
以下、毎回共通

* 履修者への連絡及び教員への連絡方法:履修者全体への連絡はmanabaで行うので、manabaは毎回よくチェックすること。教員への連絡はmanabaの掲示板、あるいは個人的な内容を含む場合はJIUメールを利用すること。担当者のJIUメールアドレスは授業時に伝達する。
事後学習
[2時間] 配布資料と授業ノートよく読み理解を深めて課題を提出すること。毎回共通:毎回、manabaで小テスト(manaba)又は課題(manabaアンケート)などを実施するので提出すること。これによって毎回の授業の理解度を確認し、出席確認とする。

以下、毎回共通
*学生と教員、学生同士の意見の交換方法:manabaの掲示板を用いて行う(ただし個人的なことや個人情報は書き込まないよう注意すること)。
*出席確認方法:毎回、manabaで小テスト又はアンケートなどを実施する。これによって毎回の授業の理解度を確認し、出席確認とする。
*レポートや課題はmanabaに提出すること。次回の授業内で解説または解説コメントを配布する。

2回
法・契約と消費者(1):民法(消費者と契約:【オンデマンド型】
到達目標  法・契約と消費者について民法の基本的な考え方について理解する。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]配布資料と授業ノートよく読み理解を深めること。

3回
法・契約と消費者(2):特定商取引法他:【オンデマンド型】
到達目標  クーリング・オフ制度の基本的なことについて説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

4回
法・契約と消費者(3):消費者契約法。消費者行政、消費者政策。【オンデマンド型】
到達目標  消費者契約法による消費者保護の制度について説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。


事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

5回
法・契約と消費者(4):消費者問題。【オンデマンド型】
到達目標  消費者問題と消費者保護の制度について説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。

事後学習
[2時間]今回のテキスト該当箇所、授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

6回
金融と消費者(1):金融と消費者【オンデマンド型】
到達目標  金融と消費生活との関わりについて説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。


事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

7回目
金融と消費者(2):金融商品:【オンデマンド型】
到達目標  金融商品の種類と特徴について説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。


事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

8回
金融と消費者(3):消費者信用・割賦販売法:【オンデマンド型】
到達目標  消費者信用制度と法について説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。

事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

9回
金融と消費者(4):消費者信用・割賦販売法に関わる具体例【オンデマンド型】
到達目標  消費者信用制度と法について具体例をあげて説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

10回
環境問題と消費者(1):グリーンコンシューマ:【オンデマンド型】
到達目標  環境問題に対する消費者の在り方について考察してまとめることができる。
[
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

11回
環境問題と消費者(2):循環型社会の構築:【オンデマンド型】
到達目標  循環型社会の構築について理解し説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

12回
今までのまとめ及び流通と消費者:販売・経営管理【オンデマンド型】
到達目標  流通と消費者について理解し説明することができる。
事前学習
[2時間]配布資料を読んでおくこと。また、今までのまとめもするので、これまで配布した資料をよく読んで理解しておくこと。
事後学習
[2時間]今回の授業ノート、配布資料をよく読んでおくこと。

13回
これまでのまとめと問題演習【オンデマンド型】
到達目標  本科目と関連の深い資格であるリテールマーケティング検定や消費生活専門相談員などの試験問題を取り上げて解答できるようにする。
事前学習
[2時間]総まとめとして今までに配布資料を読んでおくこと。
事後学習
[2時間]今までの学習内容を振り返り、企業と消費者の良い関係や、消費者政策について、manaba掲載の課題と指示に従ってレポートにまとめて提出すること。レポートの訂正・再提出を求められた場合は、再提出すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業中に実施する小テストやレポート:50%
期末レポート:30%
授業への参加取組:20%。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小テストやレポートは次回授業内で解説する。または解説コメントを掲載する。小テストは採点して返却する。課題についての一般的な質問がある場合はmanabaの掲示板を使って、また個人的な質問が含まれる場合は担当者にJIUメールで聞くこと。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
必要に応じて参考資料を配布する。
日本消費者教育学会関東支部監修『新しい消費者教育 消費生活を考える』慶應義塾大学出版会、(阿部 執筆分担)
カリアック『リテールマーケティング(販売士)検定ハンドブック』3級、2級
消費者庁『消費者白書』最新版
環境省『環境白書』最新版
日本消費者教育学会『新消費者教育Q&A』中部日本教育文化会。
国民生活センター『くらしの豆知識』(最新年度版)国民生活センター

研究室
東金キャンパス F208研究室
紀尾井町キャンパス 1号棟3階教員室
オフィスアワー
紀尾井町キャンパス 火曜日昼休みと金曜日3限
東金キャンパス   月曜日の昼休みと3限
科目ナンバリング
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