シラバス情報

授業科目名
健康管理概論
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
柿木 亮、高橋 光平
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
授業の到達目標は、保健体育教員および健康運動実践指導者などの立場から健康と運動との関連について理解し、専門用語を用いて説明することができることである。また、予防医学的観点からの積極的な健康増進や体力づくりの現状を学ぶとともに、生涯にわたる健康課題を多角的に理解することである。さらに、現在の日本における保健の問題点や課題を挙げることができ、それらの解決方法などを教育や指導に活かせるようにすることである。

授業紹介動画
動画のリンク:https://youtu.be/EDEqL6o8DJQ
授業の概要
現代を取り巻く社会環境と健康との関係を明らかにした上で、主に疾病(生活習慣病など)および健康の維持増進が、運動とどのように関わっているかについて理解することをねらいとする。これまでは、疾病を早く見つけることに焦点が当てられていたが、現在では、疾病を防ぎ、さらに健康を増進する方向へシフトしている。健康増進に対するこれまでのあゆみや、日本の施策や法律を紹介し、各国と比較して検討する。また、近年のITを用いた、パーソナルヘルスレコードやSNSを用いた健康増進について学ぶ。本授業はオムニバス方式で講義形式にて行われる。

授業計画
1回
ガイダンス、健康管理と運動1 (担当教員:高橋光平)
本授業の進め方、病気とは、健康とは、体力とは
到達目標:全15回の授業の進め方について理解できる。病気・健康・体力について理解できる。
事前学習
[2h]事前に健康増進や体力づくり、世界保健機関(WHO)憲章 の定訳について調べておくこと。
事後学習
[2h]健康と運動、健康の定義について復習し、理解を深めること。

2回
健康管理と運動2 (担当教員:柿木亮)
疾病構造の変化、健康づくりに果たす運動の役割
到達目標:疾病構造の変化および健康づくりに果たす運動の役割について理解できる。
事前学習
[2h]事前に日本と世界各国の平均寿命や三大疾病を調べておくこと。
事後学習
[2h]特に平均寿命や健康寿命などについて復習し、理解を深めること。

3回
健康管理と運動3 (担当教員:高橋光平)
高齢社会と健康管理、加齢と体力
到達目標:高齢者の健康管理や加齢による体力の変化について理解できる。
事前学習
[2h]事前に高齢社会について調べておくこと。
事後学習
[2h]加齢に伴う体力低下について復習し、理解を深めること。

4回
健康関連体力 (担当教員:柿木亮)
健康関連体力、運動能力
到達目標:健康関連体力について理解できる。
事前学習
[2h]事前に体力について調べておくこと。
事後学習
[2h]健康関連体力について復習し、理解を深めること。

5回
健康づくりの施策(世界および日本の取り組み) (担当教員:高橋光平)
世界および日本における健康づくりの施策
到達目標:世界および日本の健康づくりの施策について整理し、理解できる。
事前学習
[2h]事前に健康づくりの施策について調べておくこと。
事後学習
[2h]健康日本21について復習し、理解を深めること。

6回
健康づくりのための運動基準 (担当教員:柿木亮)
健康づくりのための運動指針2006、健康づくりのための身体活動基準2013
到達目標:健康づくりのための運動指針(エクササイズガイド2006)や身体活動基準について理解できる。
事前学習
[2h]事前に健康づくりのための運動指針2006や身体活動基準2013について調べておくこと。
事後学習
[2h]具体的な運動の事例について復習し、理解を深めること。

7回目
メディカルチェック (担当教員:高橋光平)
メディカルチェックの必要性とその項目
到達目標:メディカルチェックの必要性やその項目について理解できる。
事前学習
[2h]事前にメディカルチェックについて調べておくこと。
事後学習
[2h]メディカルチェックの意義や運動時の事故についても復習し、理解を深めること。

8回
メタボリックシンドローム (担当教員:柿木亮)
メタボリックシンドロームとその原因
到達目標:メタボリックシンドロームについて具体的な判定基準を理解できる。
事前学習
[2h]事前にメタボリックシンドロームについて調べておくこと。
事後学習
[2h]特定健診・特定保健指導について復習し、理解を深めること。

9回
運動処方の考え方 (担当教員:高橋光平)
運動処方と安全性
到達目標:運動処方の考え方を整理し、理解できる。
事前学習
[2h]事前に運動処方について調べておくこと。
事後学習
[2h]エクササイズガイド2006・特定保健指導と運動処方を関連させて理解を深めること。

10回
肥満 (担当教員:柿木亮)
肥満と肥満症の原因と予防、肥満症の治療
到達目標:肥満と肥満症の原因と予防、肥満症の治療について理解できる。
事前学習
[2h]事前に肥満について調べておくこと。
事後学習
[2h]肥満について復習し、生理学的・解剖学的観点から理解を深めること。

11回
生活習慣病 (担当教員:高橋光平)
生活習慣病とは、生活習慣病の危険因子、生活習慣病とその予防
到達目標:生活習慣病の危険因子や発症予防について理解できる。
事前学習
[2h]事前に生活習慣病について、特に糖尿病について調べておくこと。
事後学習
[2h] 生活習慣病の予防について復習し、理解を深めること。

12回
スポーツと健康1 (担当教員:柿木亮)
スポーツ指導者に必要な医学的知識、生涯にわたる身体活動の必要性、子ども時代の運動習慣が大人のQOLに及ぼす影響
到達目標:スポーツ指導者に必要な医学的知識や生涯にわたる身体活動の必要性、さらに子ども時代の運動習慣の重要性について理解できる。
事前学習
[2h]事前に生涯スポーツの必要性について調べておくこと。
事後学習
[2h]指導者に必要なスポーツ医学的知識について復習し、理解を深める。

13回
スポーツと健康2 (担当教員:柿木亮)
身体活動の心理的効果、喫煙とスポーツ、ITを用いた健康増進
到達目標:身体活動の心理的効果、喫煙とスポーツの関係、ITを用いた健康増進法について理解できる。
事前学習
[2h]事前にITを用いた健康増進について調べておくこと。
事後学習
[2h]スポーツ活動が行動変容に及ぼす影響について復習し、理解を深めること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する。評価配分は以下の通りとする。
○期末試験:60%
○小テスト:20%
○レポート:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜資料を配布する。
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参考文献・推薦図書
『健康運動実践指導者養成用テキスト』青木純一郎(他)編(健康・体力づくり事業財団/2017年/4,900円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目1』(公財)日本スポーツ協会編((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『リファレンスブック』(公財)日本スポーツ協会編((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,400円)
研究室
高橋:東金キャンパス・F棟・F304
柿木:東金キャンパス・F棟・F205
オフィスアワー
高橋:月曜日昼休み・水曜日昼休み
柿木:月曜日3時限・木曜日3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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