シラバス情報

授業科目名
介護実習II
学年
2年
単位数
4.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
伊藤 将子、加藤 幸夫、林 和歌子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
<テーマ>
1 ICF(国際生活機能分類)の視点に基づき、利用者の生活全体を理解する。
2 受け持ち利用者の介護過程の一部実践を通して、心身の状況に応じた介護を組み立てる能力を養う。

<目標>
1 利用者の生活と生活環境、施設の一日の生活を理解する。
2 コミュニケーションにより、利用者との介護関係を構築していく技術をより深める。
3 生活支援の場面を通した生活リハビリテーションや心身の活性化に関する知識・技法を学ぶ。
4 心身の状況に応じた質の高い介護サービスを提供するために、受け持ち利用者について介護過程の一部
  (アセスメント・介護計画の作成)を実践する。
5 利用者との介護関係を基盤として、個別性に基づく生活支援技術とその根拠と原則を踏まえて習熟する。
6 ケースカンファレンスの意義と目的を学び、幅広くケアチームの連携の在り方について理解する。
7 利用者の健康と生活を守るため、他職種の役割を理解し連携の在り方を学ぶ。
8 地域における生活支援の実践を理解する。

授業紹介動画:
https://youtu.be/bt57wNJb6ks
授業の概要
①科目名(英語名):介護実習Ⅱ(Care Work practicum Ⅱ: Multi-level care )
②授業形態:施設実習(23日間、180時間以上)
③内容:様々な勤務形態の経験とともに、
   受持ち利用者の介護過程展開の基礎(介護計画の立案までは必須)を学ぶ。

授業計画
1日目:オリエンテーション・見実習施設内見学
<到達目標>
 実習施設の概要(理念や目的・役割・構造等)について理解し、
 実習施設で働く介護福祉士以外の他職種の役割について理解することができる。
[事前学習:2h]
 事前に実習施設のホームページ等で情報を収集しておくこと。
[事後学習:2h]
 一日を振り返るための記録を作成し、理解を深めること。

2日目:一日のスケジュールを理解する
<到達目標>
 利用者の生活の視点から一日のスケジュールを理解するとともに、
 介護職の業務の視点から、一日のスケジュールを理解することができる。
[事前学習:2h] 
 一日のスケジュールを調べておくこと。
[事後学習:2h] 
 一日を振り返るための記録を作成し、理解を深めること。

3〜5日目:受持ち利用者選定のためのコミュニケーション・情報収集を行う
<到達目標>
 情報収集を行い、数名の候補を選定する。
 コミュニケーションにおける自分の傾向を知る。
[事前学習:2h] 
 受持ち選定に必要な情報収集・コミュニケーション技術について調べておく。
[事後学習:2h] 
 一日を振り返るための記録(プロセスレコードを含む)を作成し、理解を深めること。

6〜10日目:生活支援技術の見学・一部実践および生活課題抽出のためのアセスメント
<到達目標>
 利用者に適した生活支援技術の見学・一部実践ができる。
 利用者に適した生活課題の抽出ができる。
[事前学習:2h] 
 生活支援技術の基本とICFモデルを活用した情報収集に関して、復習しておくこと。
[事後学習:2h]
 一日を振り返るための記録を作成し、理解を深めること。

11〜18日:生活支援技術の実践や様々な勤務形態の体験、介護計画の立案
<到達目標>
 利用者に適した生活支援技術の実践ができる。
 様々な勤務形態を体験できる。
 利用者に適した介護計画の立案ができる。
[事前学習:2h] 
 生活支援技術の基本と介護計画の立案に関して、復習しておくこと。
[事後学習:2h] 
 一日を振り返るための記録を作成し、理解を深めること。

19〜22日:ケースカンファレンスへの参加および介護過程の展開
<到達目標>
 多職種連携における介護福祉士の役割を学ぶ。
 利用者の生活課題の解決に向けた介護過程の展開を経験する。
[事前学習:2h] 
 高齢者・障害者施設で働く多職種の業務や役割を復習しておくこと。
 介護過程の展開に活かせるように、必要な知識・技術・利用者情報について整理しておく。
[事後学習:2h]
 一日を振り返るための記録を作成し、理解を深めること。

試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとする。
〇施設評価:50%
〇実習記録及び実習巡回指導による評価:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
巡回指導時にコメントする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
[2022年度版 実習の手引き] → 「介護総合演習Ⅱ」で配布する
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参考文献・推薦図書
適宜、授業で指示をする
研究室
A棟 412(山本)、418(林)、513(伊藤)
オフィスアワー
オフィスアワーは各教員の研究室前の掲示を確認してください
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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