シラバス情報

授業科目名
介護の知識と技術
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
山本 満智子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
要介護者が安心してその人らしく日々を過ごすためには、的確な介護技術に基づく良質な介護が求められる。この科目では、良質な介護を提供するために基本となる介護の知識と技術について、講義・演習などの体験をしながら理解する。また、快適で安全な介護に適した寝具・住環境整備と福祉用具の活用、併せて災害時での生活支援や緊急時の対応についても理解する。
到達目標
1  広い領域での介護の基本知識を習得できる。
2 生活を支援する基本的考え方が理解できる。

介護の知識と技術の授業紹介音声動画のURLです。
https://youtu.be/szyrr27IP44       
※ 現在記載されている日程変更や内容の微調整などがある場合もあります。
授業初回時に詳細について説明します。
授業の概要
介護の知識と技術(Knowledge and technique of the care)
介護を必要とする人が、その人らしく安心して生活できるように、基本となる介護の知識と技術について習得する。
また、地域福祉という視点から施設、在宅にかかわらず介護の基本的な思想や理念についても理解を深める。
災害時の支援の在り方や福祉用具の活用方法についても理解する。




授業計画
1回
オリエンテーション
授業内容: 介護とは、介護の歴史(講義) 講義の進め方とルールの説明
講義・演習時の感染対策について講義演習をする 健康観察票記入について
到達目標:介護歴史的変遷と現在の介護福祉制度の理解ができる


事前学習
【事前学習2H】
事前にシラバスをよく読んで理解しておくこと
事後学習
【事後学習2h】
 老人福祉法と介護保険法の介護老人福祉施設について調べまとめておく

2回
観察・バイタルサインチェック(講義・演習)
授業内容:バイタルサインやバイタルチェックを正しく測定する方法を学ぶ。健康観察や感染症対策を実施する
授業受講時の感染対策についても説明する。
到達目標:バイタルサインの理解ができ実際に正しく測定できる
事前学習
【事前学習2h】
バイタルサインとは何かについて予習しておく
事後学習
【事後学習2h】
正しい測定についての留意点をまとめておく

3回
 腰痛予防とボディメカニクス(講義・演習)
授業内容:腰痛予防の福祉用具や体の使い方について学ぶ。
到達目標:ボディメカニクスを活用した介護技術の基本が理解できる

事前学習
【事前学習2h】
配布資料からボディメカニクスについての予習をしておく
事後学習
【事後学習2h】
振り返りシートに今日のまとめをする

4回
授業内容:ベッドメイキングの正しい方法、ベッドメイキングの効用、睡眠、安眠についても学ぶ
到達目標:ボディメカニクスを活用したベッドメイキングができる。支持基底面の知識についての理解を深める。


事前学習
【事前学習2h】
配布資料から単元の予習をしておく URLからベッドメイキングの動画をみておく
事後学習
【事後学習2h】
振り返りシートに記入する。実技チェック表から実技の自己評価をし自己課題を明確にする

5回
安楽な姿勢と体位変換
授業内容:褥瘡や体重にかかる負荷、負担についても学ぶ
到達目標:身体的負担が少ない体位変換の方法習得できる
(水平移動・寝返り介助・上方移動)(演習)



事前学習
【事前学習2h】
配布資料から単元の予習をしておく 
事後学習
【事後学習2h】
 実技チェック表のポイントを理解しておく

6回
排泄の介護(講義 演習)
授業内容:排泄のメカニズムについて学ぶ。プライバシーや羞恥心に配慮した排泄方法、介助方法について考えられるようにする。
到達目標:尊厳に配慮した排泄介助方法について理解できる


  
事前学習
【事前学習2h】
排泄の一連の動作について理解しておく(配布資料から)
事後学習
【事後学習2h】
紙オムツをつけた体験学習の振り返りをする

7回目
移動の介護(車いす介助)(講義・演習)
授業内容:車椅子の正しい操作方法について知識を深め実践する。介助者、利用者の体験をする。
到達目標:正しい車椅子操作ができる


事前学習
【事前学習2h】
車椅子の部位、名称を調べておく
事後学習
【事後学習2h】
車椅子体験の振り返り (介助者役 利用者役から)

8回
杖歩行
授業内容:杖の種類について学ぶ。正しい杖の使い方、選び方、身体状況にあった杖などについて学ぶ。
到達目標:杖歩行の正しい介助方法が習得できる



事前学習
【事前学習2h】
配布した資料をよく読み杖歩行の介助時の留意点をまとめておくこと
杖歩行の種類についてもまとめておく
事後学習
【事後学習2h】
体験の振り返り (介助者役 利用者役から)をまとめておく


9回
食事の介護 口腔ケアも含む(講義・演習)
授業内容:基本的な食事介助方法を学ぶ。食事の姿勢、誤嚥の予防、ソフト食、介助食についても学ぶ。
到達目標:安全な環境を作ったうえで食事介助ができる 食事形態についての理解
    口腔ケアについて理解できる


事前学習
【事前学習2h】
食事の一連の動作を理解しておく 配布資料の予習
嚥下機能のメカニズムについて確認しておく
事後学習
【事後学習2h】
食事介助の体験の振り返り (介助者役 利用者役から)をまとめておく
嚥下体操の意義についてまとめておく

10回
ターミナルケアの実際について
授業内容:介護現場で行われているターミナルケアについて学ぶ
到達目標:ターミナルケアを実践していくうえで多職種連携の事例をもとに介護の役割など理解できる。
特別講義を予定【レポート課題あり】
事前学習
【事前学習2h】
配布プリントを予習しておく(外傷 骨折 窒息 誤嚥時)
事後学習
【事後学習2h】
演習事例について回答しておくように(事前学習・事後学習シートに記入のこと)

11回
災害時における生活支援
授業内容:災害時の対応や避難所で使用できる新聞紙を使った道具を作成する。
到達目標:災害時に使える用具の種類と生活環境整備が理解できる
感染対策も含む

事前学習
【事前学習2h】
配布資料をよく読み災害グッズについてどのようなものがるのか調べておく
事後学習
【事後学習2h】
災害時の多職種協働の必要性についてまとめておく(レポート課題 提出)

12回
 福祉用具について
授業内容:法的範囲で利用できる福祉用具の他に、地域という視点から乗り物や建築物など生活環境からも考えていく。
到達目標:福祉用具(介護保険法・障害者総合支援法 貸与 購入)について理解を深める


事前学習
【事前学習2h】
ユニバーサルデザインについて理解し、身近な用具について調べておく
事後学習
【事後学習2h】
福祉用具についてまとめておく 制度別にまとめる(介護保険法・障害者総合支援法 貸与 購入)

13回
介護ロボットについて
弱いロボットと強いロボット ロボットと介護の関係性について
課題レポート 介護ロボットと介護について 詳細は授業で説明 【期末レポート課題】
事前学習
【事前学習2h】
オリヒメについて調べておく。
事後学習
【事後学習2h】
主内容を中心に授業時に配布した資料をまとめておくこと 

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
○ 事前学習・事後学習シート(50%)
○ 期末課題レポート試験(50%)

大学所定の評価とする
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
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講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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参考文献・推薦図書
最新・介護福祉士養成講座 6 生活支援技術Ⅰ 中央法規 2019年/2200円(税別)

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