シラバス情報

授業科目名
社会調査
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
茆 海燕
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
私たちは社会の実際がどうなっているのか、よく知っているだろうか?マスメディアで取り上げられていることが真実とは限らないし、意外に知られていない事実も世の中にはたくさんある。この授業では、社会にあふれる調査データをより的確に解釈する能力を身につけることをめざしている。加えて、より適切な質問紙調査を行うための基礎知識を身につけることを到達目標とする。

学習のためのキーワード:社会調査種類 量的調査 質的調査 分析方法 調査研究倫理

授業説明動画:
https://youtu.be/2qvnsxjeHXk 
授業の概要
1、科目名:社会調査(Social Research)
2、 授業形態:講義および演習
3、内容
 この授業では、前半で社会調査に関する基礎的な知識を理解し、作業を通して実践的に調査法を学ぶ。その作業を通じて、複雑な社会の現実を思い込みにとらわれずに理解するために、客観的な情報を取り出す方法として社会調査という方法を体感する。誰もがデータを扱って、読み解く力が求められる時代にふさわしい力を習得する

授業計画
1回
「授業形態」
  本授業は(主に)同時双方型と(時に)オンデマンド型を併用したオンライン授業として開講する。
「履修者への連絡および教員への連絡方法」
  ・履修者全体への連絡はmanabaで行う。
  ・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。
「学生等と教員、あるいは学生同士の意見交換の方法」
  ・学生相互の議論はJIUメールのやりとり等を利用する。
  ・教員との意見交換方法として、同時双方型でオンライン授業を行う機会を設けるので、その時間にさらに議論を深める。
  ・教員のメールアドレスはmanabaで掲載する。
「出席確認方法」
  manabaのrespon機能を活用して授業中でスマホンにて登録する。
「設問解答・添削指導・質疑応答等による十分な指導」
  課題はmanabaに提出すること。提出された課題の解説は1週間以内に公開する。

第1回 授業内容:オリエンテーション
         社会調査とは何か(講座)【同時双方向型】
    到達目標:1、授業計画、成績評価等を確認する。
         2、社会調査の概念を理解する。
事前学習
[2h]社会調査とはに何かについて調べる。
事後学習
[2h]社会調査の定義を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

2回
授業内容:量的調査の種類【同時双方向型】
到達目標:量的調査の種類、各種類の短所・長所を理解する。
事前学習
[2h]インターネットを通して、質問紙調査の実施例について調べる。
事後学習
[2h]量的調査の種類を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

3回
授業内容:量的調査1   調査デザイン【同時双方向型】
到達目標:調査目的、調査の実施プロセスなどを理解する。
事前学習
[2h]量的調査はどのような手順で行うかについて予習する。
事後学習
[2h]量的調査の実施プロセスを深く理解し、関心テーマについて調査のプロセスを作成する。

4回
授業内容:量的調査2    標本抽出方法【同時双方向型】
到達目標:量的調査を実施際に、調査協力者を抽出する方法について理解する。
事前学習
[2h]インターネットで、調査協力者を如何に抽出するかについて調べる。
事後学習
[2h]標本抽出方法を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

5回
授業内容:量的調査3     調査票の作成【同時双方向型】
到達目標:調査票を作成する際のルールと留意点を理解する。
事前学習
[2h]インターネットで質問紙調査票の見本を予習する。
事後学習
[2h]調査票作成時のルール、留意点を深く理解し、関心テーマの調査票を作成する。

6回
授業内容:量的調査4     調査票の配布と処理【同時双方向型】
到達目標:調査票の配布方法、得られたデータの処理方法を理解する。
事前学習
[2h]事前の授業配布資料を読み、調査票の記入方法を予習する。
事後学習
[2h]調査票の記入方法をよく理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

7回目
授業内容:量的調査5    データ分析1 1変数の分析【同時双方向型】
到達目標:1変数の度数分析、平均値、中央値、最頻値、最小値、最大値などの分析方法を理解する。
事前学習
[2h]事前に配布した調査データをEXCELに入力してみる。
事後学習
[2h]1変数の分析方法を身につけて、manabaで掲載した課題を提出する。また、入力したEXCELデータを分析してみる。

8回
授業内容:量的調査6      データ分析2(2変数と3変数の分析)【同時双方向型】
到達目標:2変数の分析方法(クロス集計、相関など)、3変数の分析(F検定、一元配置分散など)を理解する。
事前学習
[2h]事前に配布した授業資料を読み、クロス集計、相関係数、因子分析等の分析を予習する。
事後学習
[2h]2変数と3変数の分析方法を身につけて、manabaで掲載した課題を提出する。また、入力したEXCELデータを分析してみる。

9回
授業内容:質的調査1      質的調査の種類【同時双方向型】
到達目標:質的調査の種類およびそれらの特徴を理解する。
事前学習
[2h]インターネットを通して、質的調査の種類、実施例について調べる。
事後学習
[2h]質的調査の種類を深く理解して、manabaで掲載した課題を提出する。

10回
授業内容:質的調査2      質的調査のプロセス【同時双方向型】
到達目標:各種の質的調査の実施プロセスを理解する。
事前学習
[2h]配布した授業資料を読み、インタビュー調査の手順を学ぶ。
事後学習
[2h]各種の質的調査の実施方法を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

11回
授業内容:質的調査3      質的データの分析方法【同時双方向型】
到達目標:各種の質的データ(KJ、GTAなど)の分析方法を理解する。
事前学習
[2h]配布した授業資料を読み、各種の質的データの分析方法を予習する。
事後学習
[2h]各種の質的データの分析方法を深く理解し、manabaでの課題を提出する。

12回
授業内容:社会調査における倫理と個人情報保護【同時双方向型】
到達目標:社会調査における倫理と個人情報保護を理解する。
事前学習
[2h]社会調査を行う際に、どんなことを注意するかについて調べ、また、個人情報保護について調べる。
事後学習
[2h]社会調査における倫理と個人情報保護を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

13回
授業内容:社会調査の実施にあたってのITの活用方法【同時双方向型】
到達目標:社会調査の実施にあたってのI Tの活用方法を理解する。
事前学習
[2h]インターネットで社会調査の実施にあたって、どんなIT方法があるかについて調べる。
事後学習
[2h]社会調査の実施にあたってのITの活用方法を深く理解し、manabaで掲載した課題を提出する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分は以下の通り
1、manabaで提出した課題、その他の提出物:50%
2、期末試験:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
・課題の解説コメントをmanabaで掲載する。
・学生は課題の解説を事後復習する。
・課題の解説は期末試験の出題範囲に入れる。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
社会福祉調査の基礎(最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座)
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟
中央法規
978-4-8058-8235-1
テキストの購入は強制ではないが、買うかどうかについては学生が自己判断で決める。
参考文献・推薦図書
・『社会調査の基礎』(放送大学教育振興会/2019年/2400円)
・『社会調査法入門』(有斐閣ブックス/2004年/2300円)
・『社会福祉シリーズ 社会調査の基礎』(弘文堂/2019年/2700)
研究室
A棟412室
オフィスアワー
S1:金・3時限
S2:木・3時限
F1:火・3時限
F2:木・3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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