シラバス情報

授業科目名
子どもの発達と相談
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
佐野 智子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
保育の専門職に必要な知識と技能を修得する。具体的な到達目標は以下の通りである。
1 保育・教育現場における幼児を理解するための理論と方法を学び,子どもの発達に合った適切な指導ができるようになる。
2 乳幼児期に起こりやすい問題について理解し,支援の方法を学ぶ
3 相談活動に役立つカウンセリングの基礎的な知識と技能を修得する

https://drive.google.com/file/d/1jbn4GfZ_a1EX6KUhDzgHXK6aWnbYEIEN/view?usp=sharing
授業の概要
出生から小学校入学までの乳幼児期の理解と発達相談を中心に授業を行う。幼児を理解するための方法を学び,出生から小学校入学までの子どもの発達を理解し,発達相談・教育相談における相談内容,その支援方法、連携のとり方などについて学ぶ。
講義形式で理論を学んだ後,ロールプレイによる演習,話し合いなど演習形式で実践的に学ぶ。

授業計画
1回
保育・教育の現場における幼児理解/お母さんの悩み.育児不安
到達目標:〇授業の目的,到達目標,授業計画,評価方法を理解する
〇保育における相談の役割と意義について理解する
〇親の悩みや育児不安について理解を深め,保育者の役割を理解する
事前学習
[2h] 〇保育における相談の役割と意義について調べ,考えをまとめる
〇自身の親(養育者)に子育ての悩みなどについて話を聴き,小レポートにまとめる
事後学習
[2h] 授業で紹介された文献を読み,親の心理について理解を深める

2回
マルトリートメントが脳に及ぼす影響
到達目標:マルトリートメントが脳に及ぼす影響を理解し,親支援の必要性を理解する

事前学習
[2h] 友田明美「子どもの脳を傷つける親たち」を読み,要点をまとめ,理解する
事後学習
[2h] ドナ・ジャクソン・ナカザワ「小児期トラウマがもたらす病」を読みさらに理解を深める

3回
親支援は子ども支援,子ども支援は親支援
到達目標:子育て支援の重要性を理解する
事前学習
[2h] 子育て支援について調べまとめておく
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める


4回
保育相談支援技術1 受容・傾聴・共感的理解
到達目標:受容・傾聴・共感的理解を体験的に理解する
事前学習
[2h] 事前に指定された文献を読み,理解しておく
事後学習
[2h] 保育現場ならではの相談支援技術について,調べ理解する

5回
乳幼児期に起こりやすい問題と対応1:食事
到達目標:乳幼児期に起こりやすい食事の問題について理解し,対応を考えられる
事前学習
[2h] 乳幼児期に起こりやすい食事の問題について調べる
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める

6回
乳幼児期に起こりやすい問題と対応2:排泄,睡眠
到達目標:乳幼児期に起こりやすい排泄と睡眠の問題について理解し,対応策を考えられる
事前学習
[2h] 幼児期に起こりやすい排泄と睡眠の問題と対応について調べ,まとめる
事後学習
[2h]指定された文献を読み,さらに理解を深める

7回目
保育相談支援技術2:保育者の独自性
到達目標:保育者独自の相談支援技術を理解し,実行できるようになる
事前学習
[2h] 指定された文献を読み,保育者独自の相談支援技術について考える
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める

8回
事例で学ぶ相談支援技術1:事例1〜2についてのロールプレイ
到達目標:保育者の言葉かけや態度によって受け取り方が変わることを理解し,相談にふさわしい言動ができるようになる
事前学習
[2h] これまで学んだ保育相談支援技術について,復習をしておくこと
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める

9回
事例で学ぶ相談支援技術2:事例3〜5(ロールプレイ)
到達目標:保育者の言葉かけや態度によって受け取り方が変わることを理解し,相談にふさわしい言動ができるようになる
事前学習
[2h] 前回の復習をする
事後学習
[2h] くじらキッズの開放日に参加し,保護者と話をし,その体験をレポートする

10回
アセスメント
到達目標:対象のアセスメントについて理解する
事前学習
[2h] アセスメントとは何かを調べ,まとめる
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める

11回
自身の考え方のクセを理解
到達目標:自身の考え方のクセを理解し,多様な考え方を受容できるようになる
事前学習
[2h] 認知行動療法について調べ,配布された心理尺度を実施する
事後学習
[2h] 自身の考え方のクセについてレポートする

12回
園内体制/他機関との連携
到達目標:園内体制や他機関との連携の重要性を理解する
事前学習
[2h] 指定された文献を読み,園内体制と他機関との連携について理解する
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,さらに理解を深める

13回
発達相談のコツ
到達目標:保育現場における相談のコツを理解し,実践できるようになる
事前学習
[2h] 前回までの内容をすべて復習し,疑問点を授業で質問する
事後学習
[2h] 指定された文献を読み,理解を深める

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
小テスト・小レポート・期末レポートを実施する.評価配分は以下の通りである.
○毎回の小テスト 20%
〇小レポート 40%
○期末レポート 30%
○ロールプレイと振り返り 10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説,または解説コメントを配布
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布
参考文献・推薦図書
『子どもの発達障害と支援のしかたがわかる本』西永堅(日本実業出版社/2017/1,500+税)
『発達障害のある子の相談・支援のキホン52』阿佐野智昭(中央法規/2020/1,600+税)
研究室
東金キャンパス・A棟・A420
オフィスアワー
F1:月曜 3時限,木曜 3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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