シラバス情報

授業科目名
人間関係とコミュニケーション
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
林 和歌子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
福祉を学ぶ上で大切な人権尊重、権利擁護、自立支援などの観点を理解し、具体的な実践場面におけるコミュニケーションの課題を考察する力を養う。
具体的な到達目標は以下の通りである。
1.福祉実践における人間関係形成の重要性を理解する。
2.人間関係形成のためのコミュニケーションの目的、原則及び技法について理解する
3.社会福祉固有の価値観と倫理観をふまえたコミュニケーションの方法を理解する。
授業紹介動画:
https://youtu.be/auckr35etps
授業の概要
①科目名(英語名):人間関係とコミュニケーション(Human Relations and Communication in Care Work)
②授業形態:演習
③内容:人間関を形成するためのコミュニケーションについて、自己の理解、福祉サービス利用者や家族、同僚に対する他者理解、そして地域社会との連携における情報の共有など、様々な場面を想定し広く学習する。各回のテーマについてグループワークを取り入れた学習を行う。

授業計画
1回
オリエンテーション
授業のテーマと到達目標、授業の方法について理解する
到達目標:授業の全体像を理解し受講する心構えができる
事前学習
[事前学習:2h]シラバスを読んでおくこと
事後学習
[事後学習:2h]注意点を理解し学び方の確認をする

2回
コミュニケーションの基礎理解
コミュニケーションの構造と概念を理解する
到達目標:コミュニケーションについて意欲的に学ぶ姿勢を身につける
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

3回
自己理解1
演習「第一印象」をとおして自己理解の意味を考える
到達目標:対人援助職としての自己理解の必要性を理解する
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

4回
自己理解2
ライフヒストリーの作成に取り組む
到達目標:自身の人生を振り返ることができる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

5回
自己理解3
自身のライフヒストリーのふりかえる
到達目標:自身の行動傾向や生き方について理解する
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

6回
自己開示
演習「自己開示」をとおして自己開示の広がりと深さを学ぶ
到達目標:自己開示の効果を理解することができる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

7回目
情報の共有
対人援助職の業務における観察と記録の意味を学ぶ
到達目標:観察と記録の意味を理解することができる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

8回
コミュニケーションの技法1
演習を通して言語コミュニケーション基礎(反射、共感、質問)について学ぶ
到達目標:言語的コミュニケーションの基礎的知識と技術を身につけることができる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

9回
コミュニケーションの技法2
演習を通して非言語コミュニケーションの基礎(姿勢、目線、表情、相槌等)について学ぶ
到達目標:非言語的コミュニケーションの基礎的知識と技術を身につけることができる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

10回
事例検討1
認知機能の低下がみられるひとの「妄想」「興奮」への対応の事例を通してコミュニケーション場面を再構築する
到達目標:認知機能の低下がみられるひとが求めているコミュニケーションの実際を理解できる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

11回
事例検討2
認知機能の低下がみられるひとの「拒否」への対応の事例を通してコミュニケーション場面を再構築する
到達目標:認知機能の低下がみられるひとが求めているコミュニケーションの実際を理解できる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

12回
事例検討3
運動機能の低下がみられるひとへの対応の事例を通してコミュニケーション場面を再構築する
到達目標:運動機能の低下がみられるひとが求めるコミュニケーションの実際を理解できる
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

13回
まとめ
これまでの学習のふりかえりと解説を行い授業の総括をおこなう
到達目標:対人援助職に求められるコミュニケーションの基礎的知識と技術を理解できる
[事後学習:2h]授業のまとめノートを整理しレポートの準備をする
事前学習
[事前学習:2h]授業で提示した資料を読んでおく
事後学習
[事後学習:2h]学習した内容をまとめノートに整理する

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業ごとに示される課題、期末レポートを実施する。  
評価配分は以下の通りとし、60%以上の評価を取得した場合、単位を取得することができる。
○授業で実施する課題の作成と発表:50%  
○学期期末レポート:50%  

評価対象に該当する者は、学期ごとに授業前に連絡のあった欠席回数5分の1までの者とする。なお20分以上の遅刻は欠席、遅刻3回で欠席1回と換算する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回の授業内で解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業で適宜指示をする
参考文献・推薦図書
授業で適宜紹介する
研究室
A418
オフィスアワー
S1:火曜3限、水曜1限 S2:火曜3限、水曜3限 F1:火曜2限、木曜1限 F2:水曜2限、木曜4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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