シラバス情報

授業科目名
介護総合演習III
学年
3年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
加藤 幸夫、林 和歌子、山本 満智子、伊藤 将子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
①介護実習に向けて、知識や技術などの学びを統合して適用でき、実践力を身につけることができる。
②介護場面で遭遇した課題を解決するための判断力、応用力、主体的な行動力が発揮できる。
③介護実習で学んだ課題をまとめ、報告・連絡・相談・討議を通して解決への道筋を作ることができる。
④介護福祉士としての基盤となる様々な角度からの思考力、根拠に基づいた介護実践を融合して論理的に表現できる。
⑤実習記録の書き方やレポートのまとめができる。
⑥介護過程の展開方法が理解できる。
⑦専門職としての福祉理念、職業倫理、求められる課題の把握など総合的な対応能力を習得できる。

【主な対象者】
介護福祉士国家試験受験予定者

授業紹介_介護総合演習Ⅲ
https://youtu.be/GTIi7QLrOlQ
授業の概要
学外の社会福祉施設にて行う介護実習Ⅲの前に十分な事前学習を準備するとともに、介護実習終了後に実習を振り返り、自己の学習課題を明確にしながら介護福祉士として社会で活躍するための演習を行う。

授業計画
1回
 介護実習Ⅲの進め方・実習配属先発表・実習生個人票の作成
担当教員:山本満智子
授業内容:介護実習Ⅲの目的や進め方を理解する。あわせて、実習配属先を確認し、実習生個人票の作成の準備をする。
到達目標:介護実習Ⅲの目的や進め方を理解して、実習配属先を確認し、実習生個人票の作成の準備ができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に介護実習Ⅱの振り返りをしておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]介護実習Ⅲの目的や進め方を振り返り、実習生個人票の作成の準備をしておこくこと。

2回
介護実習の手引き配布、実習日誌ファイル配布、実習生個人票と実習計画書の下書き完成
担当教員:山本満智子
授業内容:実習の手引きと実習日誌にファイルを受けとり、中身の確認をするとともに、同封されている実習生個人票と実習計画書の下書きを作成する。
到達目標:実習生個人票と実習計画書の下書きを作成することができる。
事前学習
[事前学習:2h]介護実習Ⅱで作成した実習生個人票と実習計画書を振り返っておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]実習生個人票と実習計画書の下書きを作成させて提出できるよう準備をしておくこと。

3回
介護実習報告会Ⅰ・Ⅱ
担当教員:山本満智子
授業内容:介護実習Ⅰおよび昨年自らが体験した介護実習Ⅱの振り返りとなる報告会に参加して、介護実習Ⅲに向けての心構え、予備知識、動機づけ等の準備を行う。
到達目標:介護実習Ⅲに向けての心構え、予備知識、動機づけ等の準備をすることができる。
事前学習
事前学習:2h]報告する介護実習Ⅱの発表原稿を作成しておくこと(発表時間は2分/人)。
事後学習
[事後学習:2h]介護実習Ⅲの報告を聞き、介護実習Ⅲに向けての理解を深めること。

4回
介護実習報告会Ⅲ
担当教員:山本満智子
授業内容:昨年度、介護実習Ⅲを体験した学生の報告会に参加することにより、自らの介護実習Ⅲに向けての心構え、予備知識、動機づけ等の準備を行う。
到達目標:介護実習Ⅲに向けての心構え、予備知識、動機づけ等の準備をすることができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に配布された介護実習報告書(2022年度版)の介護実習Ⅲを読んでおき、質問項目を準備しておくこと
事後学習
[事後学習:2h]介護実習Ⅲの報告を聞き、介護実習Ⅲに向けての理解を深めること。

5回
介護実習記録の書き方、実習時の定期・車通勤申請
担当教員:林和歌子
授業内容:介護実習記録を書く目的を学んだ上で、介護実習記録の項目に沿った記入事項を理解する。あわせて、介護実習記録を書く際の諸注意についても理解する。
到達目標:介護実習記録を書く目的、介護実習記録の項目に沿った記入事項、介護実習記録を書く際の諸注意について理解することができる。
事前学習
[事前学習:2h]介護実習Ⅱで作成した自身の介護実習記録を準備しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]講義で配布した資料を振り返り、理解を深めること。

6回
介護実習記録の書き方②介護過程の展開(1)〜(4)
担当教員:伊藤将子
到達目標:実習日誌ファイルの「受け持ち利用者の記録(1)〜(5)」の作成の仕方を理解し、プロセスレコードを作成することができる。
事前学習
[事前学習:2h] 介護実習Ⅱで作成した自身の実習日誌ファイル「受け持ち利用者の記録(1)〜(4)」およびプロセスレコードを準備しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]講義で配布した資料を振り返り、理解を深めること。

7回目
移乗介助と食事介助の基本的な介護技術の演習
担当教員:山本満智子
授業内容:介護実習では一部の介護実践を体験することになる。そこで、生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(移乗介助と食事介助)が実践できるよう学生一人ひとりの介護技術の再確認を行う。
到達目標:生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(移乗介助と食事介助)の実践ができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に介護技術(移乗介助と食事介助)に関する生活支援技術のテキストを復習しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(移乗介助と食事介助)の実践ができるようにしておくこと。

8回
入浴介助と排泄介助の基本的な介護技術の演習
担当教員:山本満智子
授業内容:介護実習では一部の介護実践を体験することになる。そこで、生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(入浴介助と排泄介助)が実践できるよう学生一人ひとりの介護技術の再確認を行う。
到達目標:生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(入浴介助と排泄介助)の実践ができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に介護技術(入浴介助と排泄介助)に関する生活支援技術のテキストを復習しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 生活行為ごとの留意点を踏まえ、基本的な介護技術(入浴介助と排泄介助)の実践ができるようにしておくこと

9回
訪問介護実習について
担当教員:林和歌子
授業内容:在宅における利用者の自立した生活を支援するという観点から、利用者および家族の理解と援助の必要性、介護方法、倫理、マナーについて理解する。
到達目標:在宅における利用者の自立した生活を支援するという観点から、利用者および家族の理解と援助の必要性、介護方法、倫理、マナーについて理解することができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に訪問介護の役割を調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]講義で配布した資料を振り返り、理解を深めること。

10回
利用者(本人)理解
担当教員:林和歌子
授業内容:利用者自身の心身機能について理解し、どのような生活支援を受けているかを学び、コミュニケーションを通じて本人を理解する。
到達目標:利用者自身の心身機能について理解し、どのような生活支援を受けているかを学び、コミュニケーションを通じて本人を理解することができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に介護サービス、障害福祉サービスにはどのような種類があるかを調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h]講義で配布した資料を振り返り、理解を深めること。

11回
実習プログラムの配布と作成
担当教員:山本満智子
授業内容:自らが体験する介護実習Ⅲにおける一日の目標(課題)、実習内容を作成し、23日間の実習の流れを作成する。
到達目標:自らが体験する介護実習Ⅲにおける一日の目標(課題)、実習内容を作成し、23日間の実習の流れを把握することができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に23日間の実習の流れをイメージして下書きを作成しておくこと。
事後学習
事後学習:2h]講義で配布した資料を振り返り、自ら作成した実習プログラムを担当教員に提出すること。なお、提出する実習プログラムのコピーを1部控えておくこと。完成した実習プログラムを読み込み、介護実習Ⅲの流れをイメージできるようにしておくこと。

12回
巡回教員と事前訪問等についての打ち合わせ
担当教員:林和歌子 伊藤将子 加藤幸夫 山本満智子
授業内容:実習巡回教員が実習先から確認した情報を学生と共有する。あわせて、実習先には、学生自らが事前訪問をするか電話による事前承諾を受け、施設までの順路、所要時間、利用交通機関、所在地などの確認をする。また、実習時の持ち物、食費、その他の必要経費の確認なども学生自身が準備をしていく。
到達目標:実習巡回教員が実習先から確認した情報を学生と共有し、学生自らが実習先に事前訪問をするか電話による事前承諾を受ける。
事前学習
[事前学習:2h]事前に実習先のホームページや福祉教育センターにて保管されている実習要項を確認しておくこと
事後学習
[事後学習:2h]演習終了後、学生生自らが施設に連絡し、事前訪問をするか電話による事前承諾をするかの確認をしておくこと。

13回
介護実習直前オリエンテーション
担当教員:山本満智子
授業内容:実習上の心得、誓約書の準備、健康管理の確認、実習時の諸記録の確認、実習プログラムの確認を行い介護実習Ⅲに臨む準備を整えていく。
到達目標:実習上の心得、誓約書の準備、健康管理の確認、実習時の諸記録の確認、実習プログラムの確認を行い介護実習Ⅲに臨む準備を整えていくことができる。
事前学習
[事前学習:2h]事前に実習上の手引きの12ページから20ページを読んでおくこと。
事後学習
[事後学習:2h]介護実習Ⅲに関する準備を整えておくこと。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
〇演習課題に対する成果物 70%
〇実習報告書の内容    30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
各学生に評価伝達面談を行う
介護総合演習Ⅲと介護実習Ⅲの成績評価の2科目の伝達
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
-
-
-
-
-
参考文献・推薦図書
2021年度 2022年度 介護実習の手引き 城西国際大学福祉総合学部福祉総合学科 介護福祉コース 作成
研究室
A棟 412(山本)、418(林)、513(伊藤)
オフィスアワー
各教員研究室前の掲示を確認して下さい。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ