シラバス情報

授業科目名
保育内容演習(環境)
学年
3年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉田 新
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
保育所保育指針、幼稚園教育要領における幼児教育・保育の基本の一つである環境についての全体構造を理解し,環境から経験し身に付けていく内容と指導の留意点並びに評価の考え方を理解する。幼児期の発達を踏まえながら環境を通して小学校との連携を保育・教育の中でどのように考え,デザイン構成できるかが目標である。

授業動画
https://drive.google.com/file/d/1PBFZTlDMQ_4LgByLFhyqij6CvKGpPUsq/view?usp=sharing
授業の概要
理論も踏まえながら,毎回,旬の保育現場の写真やVTRを視聴し子どもと保育・教育の臨場感を感じながら現場に即した授業を行う。また,学生自身も保育・教育の環境となることを自覚する為に必要な課題・制作・発表を行う。保育士・保育園園長経験を生かし,保幼小連携に基づいた環境についての授業を実施する。

授業計画
1回
授業概要の説明,子どもと環境、「環境」の全体構造と評価〈講義内容と授業運営方法について理解できる〉
事前学習
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説 環境について予め熟読しておく。(2h)
事後学習
教育要領や保育指針に記載されている幼児教育の基本を確認しノートにまとめmanabaでレポートとして提出する(2h)

2回
世界の子どもたちの保育と環境〈世界の子どもたちのおかれている環境と問題を理解するとともに,自らの生活を見直し、今自分が何が出来るのか考察し発表する〉
事前学習
世界の子どもたちを取り巻く環境について新聞やネットの記事をコピーして持参する (2h)
事後学習
持参した記事をグループで議論し合い、どうしたら子どもの最善の利益を守る事が出来るのかを考えまとめmanabaでレポートとして提出する(2h)

3回
日本の子どもたちの保育と環境〈日本の子どもたちが置かれている状況について理解する〉
事前学習
日本の子どもたちを取り巻く環境について新聞やネットの記事をコピーして持参する(2h)
事後学習
持参した記事をグループで議論し合い、どうしたら子どもの最善の利益を守る事が出来るのかを考えまとめmanabaでレポートとして提出する。(2h)

4回
保育の基本と領域「環境」との位置づけ、小学校の教科としてのつながりの理解〈保育の基本と領域「環境」との位置づけ、小学校の教科としてのつながりの理解をする〉
事前学習
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説の幼児教育を行う施設として共有すべき事項を予め熟読しておく(2h)
事後学習
講義内容を受けて,幼児期に育ってほしい姿についてグループで討議し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する(2h)

5回
領域「環境」における指導の観点、原体験の構造とセンス・オブ・ワンダー〈自らの原体験を記録し、その構造と保育者の果たす役割を理解する 〉
事前学習
レイェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーを熟読してくる(2h)
事後学習
それぞれのセンス・オブ・ワンダーの体験をグループでの話合いにより共有し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する (2h)

6回
あそびと環境・好奇心・探究心の育み、科学的認識力の育み(屋外模擬保育)〈幼児期に遊んだ体験を再現することで、発達に於ける遊びの重要性を理解する〉
事前学習
日本の伝統的な遊びについて調べてくる(2h)
事後学習
グループで行動することで集団的遊びの大切さを理解しノートにまとめmanabaでレポートとして提出する (2h)

7回目
発達段階を踏まえた環境、周生期の環境から就学・家庭・社会環境まで〈周生期に於ける環境の重要性を理解し、子育てに於ける発達と社会環境のデザインについて考える〉
事前学習
自分の母子手帳を見て乳幼児期に必要な環境について調べてノートにまとめておく (2h)
事後学習
講義内容を受けて,周生期と環境のかかわりを理解するとともに,グループでの話合いにより情報を共有し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する (2h)

8回
人とのかかわりと保育、人的環境としての保育者・仲間・地域との関わり、指導案〈人的環境と集団について、また人間関係と心理的ワークのスキルについて学ぶ〉
事前学習
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説の人間関係について予め熟読しておく。 (2h)
事後学習
講義内容を受けて,人的環境について理解するとともに,グループでの話合いにより情報を共有し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する(2h)

9回
物とのかかわりと保育、物的環境としての室内環境、屋外環境・遊具・教材、指導案〈物的環境としての質について理解を深める〉
事前学習
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説の環境について予め熟読しておく。  (2h)
事後学習
講義内容を受けて,物とのかかわりを理解するとともに,グループでの話合いにより情報を共有し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する (2h)

10回
自然とのかかわりと保育、自然環境としての地域・園内環境、指導案〈自然環境としての質と量について理解を深める〉
事前学習
それぞれの育ちの中での自然環境とのかかわりについてノートにまとめておく(2h)
事後学習
身の回りの自然環境について整理し見直し、子どもたちの発達にとってどんな自然環境が良いのか討議しmanabaでレポートとして提出する(2h)

11回
命とのかかわりと保育、動物飼育・植物栽培・食育・食農保育、指導案〈食育・食農について理解する〉
事前学習
保育園や幼稚園で行われている食農文化活動について調べておく。(2h)
事後学習
自分の育った保育園や幼稚園で行われている食農文化活動について調べて記憶している活動をノートに記録しておきmanabaでレポートとして提出する (2h)

12回
地域社会と情報社会とのかかわりと保育、地域文化環境・行事とのかかわり、情報環境とメディアリテラシー、指導案〈地域社会、地域文化における保育園・幼稚園の在り方、子どもと情報社会の関わりにについて理解できる〉
事前学習
自分の居住する地域の文化や行事についてまとめておく(1h)
子どもとテレビ、インターネット等の情報社会との関わり方について調べておく(1h)
事後学習
講義内容を受けて,グループでの話合いにより地域と情報の環境を共有し,発表資料に反映させmanabaでレポートとして提出する(2h)

13回
生命の保持と情緒の安定、子どもと安全環境および保健的環境、文化的環境、魅力ある保育のデザインと環境構成、保育環境と保育の質〈安全教育について学び理解を深める、魅力ある保育のデザインと環境構成、保育環境と保育の質について学ぶ〉
事前学習
保育の環境構成に関する論文を調べ読んでおく、安全教育について調べまとめておく(2h)
事後学習
講義内容を受けて,生命領域の指導方法を習得するとともに,グループでの話合いにより情報を共有し,環境としての保育者の役割についてまとめノートとして完成させmanabaでレポートとして提出する(2h)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験とノート提出70%、授業内課題(毎回のレポート)30% 
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
manabaによる質問への回答、ノートにコメントし返却。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
環境 新・保育内容シリーズ3
谷田貝公昭
一藝社
978-4-86359-016-8
必ず購入のこと
参考文献・推薦図書
No.1幼稚園教育要領解説書(平成29年告示) 文部科学省2018 978-4577814475 フレーベル館
No.2.保育所保育指針解説書(平成29年告示)厚生労働省2018 978-4577814482
No.3幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説 内閣府・文部科学省・厚生労働省2018
センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 新潮社 978-4-10-519702-5
保育士の美しい生き方 倉田新 ななみ書房 9784903355115 電子図書
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