シラバス情報

授業科目名
ソーシャルワークの基盤と専門職II
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
岩田 泉
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
複雑化、多様化する社会状況にあって、ライフサイクルのさまざまな時期に、生活上の課題や問題を持つ人々を支え相談援助する専門職であるソーシャルワーカーについて、その役割と意味、ソーシャルワークの歴史、倫理や価値基準など、より具体的な視点でその基本概念を理解することをめざす。そのうえで、現代に至り成立した「地域を基盤としたソーシャルワーク」の基本となる理論と方法を学び、将来、ソーシャルワーカーや福祉専門職として、さまざまな福祉領域での実践的活動に従事するための資質を養う。
授業の概要
科目名:ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅱ(Basics of Social WorkerⅡ)
授業形態:講義
授業内容:いわゆるソーシャルワーカーや福祉専門職となるための自覚と動機づけをはかる授業である。講義資料、参考資料からキーワードを中心に予習・復習し、ソーシャルワーク実践に用いられる福祉の専門用語をまず理解する。そこからソーシャルワーカーとして、地域生活を支援するにはどのような知識や技術が必要とされるのか、また、社会資源がどのように活用され、相談援助の実践活動において、どうそれを用いて生活問題を抱える人々に働きかけるのかを考えながら学習をすすめてみる。
※自作の講義資料を中心に授業を進める。事前に講義資料をmanabaに掲載するので、ダウンロードし授業時に参照できるよう準備すること。
※授業紹介動画 https://drive.google.com/file/d/1MYmBMeiQC7Of1zqGr6W4eUYibcKf7C-6/view?usp=sharing

授業計画
1回
1、ライエントの尊厳               
クライエントの尊厳をどう守るのか、権利擁護と何かを再考しソーシャルワークの方法との関連を学ぶ。
事前学習
シラバスを読み全体の講義内容を把握する。講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業の進め方、評価の基準を確認する。授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

2回
2、ソーシャルワークにおける自己決定  
自己決定と判断能力を考える。責任能力、判断能力の有無と人権との関連を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

3回
3、自立支援とエンパワメント         
ソーシャルワークで重視する自立の概念とその支援、エンパワメント、ストレングスとの関連を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

4回
4、福祉専門職としての倫理            
ソーシャルワーク専門職としての基本となる倫理の必要性を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

5回
5、ソーシャルワークの倫理要綱、行動規範                
職能団体で重視する倫理綱領、行動規範の内容とその活用を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

6回
6、倫理的ジレンマとは                  
ソーシャルワークが重視する価値観とそれによって生じる倫理的ジレンマを考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

7回目
7、倫理的ジレンマの事例から            
事例から倫理的ジレンマにおける判断過程を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

8回
8、総合的かつ包括的な相談援助とは
相談援助の基本概念であるジェネラリスト・ソーシャルワークにおいて重視される基本的な視点を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

9回
9、総合的かつ包括的な相談援助の特質 
ジェネラリスト・ソーシャルワークを成立させる要因とその特徴を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

10回
10、専門職の成立条件             
ソーシャルワーカーが専門職として成立するための条件とは何かを考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

11回
11、職能団体の役割とその活動          
職能団体とは何か、福祉専門職の各職能団体の目的とその活動内容を学ぶ。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

12回
12、専門職が活動する機関・施設       
福祉専門職が活動する福祉の機関・施設とその業務内容を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

13回
13、機関・施設での専門職の役割とは      
福祉機関や施設における専門職とその役割、他職種との連携について理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
毎回の授業時に、授業で扱ったキーワード、専門用語や基本となる概念を中心に、内容を再認する小テストをおこなう(評価の90%)。また授業時の課題、参加意欲(評価の10%)を総合して評価する。評価の基準は、ソーシャルワークおよび福祉についての基本的な知識、専門用語や概念を身につけること。ソーシャルワーカーに就くことを前提に、その知識を説明でき、活用できるようになることである。60%(60点)以上に単位を認める。

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業時に、前回行った小テストの解答を解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
自作の講義資料
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参考文献・推薦図書
最新・社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座11 ソーシャルワークの基盤と専門職 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集(中央法規出版、2022)
ソーシャルワーク入門 空閑浩人(ミネルヴァ書房、2009)
ケースワークの原則 バイスティック,F.P./尾崎新他訳(誠信書房、2006)
その他の参考文献については、授業時に必要に応じて紹介する。
研究室
A棟4階 409研究室 訪問時には事前にメールi-iwata@jiu.ac.jpまで連絡を
オフィスアワー
水曜、木曜昼休み
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学位授与方針との関連
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