シラバス情報

授業科目名
精神保健福祉の原理I
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
堀 千鶴子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 精神保健福祉について専門的な知識や技能を論理的かつ批判的思考力及び判断力のもと、主体的に活用することができる力を習得する。
到達目標
1 「障害者」に対する思想や障害者の社会的立場の変遷から、障害者福祉の基本的枠組みについて理解する。
2 精神保健福祉士が対象とする「精神障害者」の定義とその障害特性を構造的に理解するとともに、精神障害者の生活実態について学ぶ。
3 精神疾患や精神障害をもつ当事者の社会的立場や処遇内容の変遷をふまえ、それに対する問題意識をもつ価値観を体得する。
4 精神障害者へのかかわりについて、精神医学ソーシャルワーカーが構築してきた固有の価値を学び、精神保健福祉士の存在意義を理解して職業的アイデンティティの基礎を築く。
5 現在の精神保健福祉士の基本的枠組みと倫理綱領に基づく職責について理解する。
6 精神保健福祉士を規定する法律と倫理綱領を把握し、求められる機能や役割を理解する。
7 近年の精神保健福祉士の動向を踏まえ、精神保健福祉士の職域と業務特性を理解する。
授業の概要
 本授業では講義形式で、1 害者福祉の理念と歴史的展開、2 精神障害と精神障害者の概念、3 精神障害の排除と障壁をめぐる歴史と構造、4 精神障害者の生活特性 について学ぶ。

授業説明動画 https://drive.google.com/file/d/1MOPOPFs-Qq1GgmstjCU_EqT9NyxA0UM6/view?usp=sharing

授業計画
1回
1  精神保健福祉士に求められる役割
到達目標:精神保健福祉士の果たしている役割を理解する

事前学習
[事前学習2h]manabaにアップされている資料を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]第1回目の授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

2回
2 精神障害者とは
到達目標:精神障害者について理解を深める

事前学習
[事前学習2h]manabaにアップされている資料を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

3回
3精神保健福祉士の位置づけ:活動場面から
到達目標:精神保健福祉士の活動場面について理解を深める

事前学習
[事前学習2h]精神保健福祉士の活動場面について調べておくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

4回
4精神保健福祉士の位置づけ:期待される役割と意義
到達目標:精神保健福祉士に期待される役割と意義について理解を深める

事前学習
[事前学習2h]精神保健福祉士に期待されている役割について調べておくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

5回
5 障害の捉え方と障害者福祉の理念
到達目標:精神障害の捉え方と障害者福祉の理念について理解を深める
事前学習
[事前学習2h]manabaにアップされている資料を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

6回
6 精神障害者福祉の歴史的展開:明治期から第2次世界大戦まで
到達目標:明治期から第2次世界大戦までの精神障害者福祉の歴史を理解する

事前学習
[事前学習2h]テキスト第1章2節1〜3項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

7回目
7精神障害者福祉の歴史的展開:戦後
到達目標:戦後における精神障害者福祉の歴史を理解する

事前学習
[事前学習2h]テキスト第1章2節4〜6項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

8回
8制度における「精神障害者」の定義
到達目標:各制度における「精神障害者」の定義を理解する

事前学習
[事前学習2h]テキスト第2章1節を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

9回
9国際生活機能分類と精神障害
到達目標:国際生活機能分類の概要と視点

事前学習
[事前学習2h]テキスト第2章2節を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

10回
10 諸外国における排除の歴史とその後の展開:ヨーロッパ、アメリカ
到達目標:ヨーロッパ、アメリカにおける排除の歴史とその後の展開

事前学習
[事前学習2h]テキスト第3章1節1〜4項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

11回
11諸外国における排除の歴史とその後の展開:イタリア
到達目標:イタリアにおける排除の歴史とその後の展開

事前学習
[事前学習2h]テキスト第3章1節1〜8項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

12回
12 日本における排除の歴史とその後の展開:各種の事件
到達目標:精神障害者に係る施策の動向に影響を与えた各種事件について理解する
事前学習
[事前学習2h]テキスト第3章2節1〜4項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

13回
13 日本における排除の歴史とその後の展開:精神保健福祉士の視点(オンデマンド)
到達目標:精神保健福祉士がもつべき視点と留意点について理解する
事前学習
[事前学習2h]テキスト第3章2節5〜8項を読んでおくこと
事後学習
[事後学習2h]授業を振り返りポイントをまとめノートに記載

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
成績評価
  ・授業内試験・提出課題50%、試験50%のうち、60%以上の評価で単位取得とする。
3分の1以上欠席(課題の未提出含む)したものは、単位取得を認めない。
 なお、最終授業回に期末試験を実施するため、授業は時限以外(オンデマンド活用)で実施する。これについては、授業内やmanabaで周知する。

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題や小テストは授業内にて返却する。さらに、授業時にいくつか紹介し、コメントする。  
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
精神保健福祉士養成講座5 精神保健福祉の原理
日本ソーシャルワーク教育学校連盟編
中央法規
9784805882566
参考文献・推薦図書
 授業内にて、随時指示する。  
研究室
東金キャンパスA棟 A422
オフィスアワー
火曜日2限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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