シラバス情報

授業科目名
多職種間連携教育
学年
3年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
安齋 紗保理
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
薬学部、看護学部、福祉総合学部の3学部間で、共通テーマのもと、合同で講義を受講しグループワークを行うことで、互いの専門職を理解し、さらに専門職間の連携を体験する。チームアプローチに対する理解を深めることで、自身の専門職についても多角的な視点を持つ。
1.医療福祉関連職種と理学療法士との関係性を説明できる
2.医療福祉関連職種と理学療法士との共通点および違いを説明できる
3.他職種間の連携を体験し,チームアプローチに必要な考えを身につける
授業の概要
授業形態:講義/演習
病院や地域において患者等の充実した支援を行うためには,他職種との連携が欠かせない。本講義では,薬学部,看護学部,福祉総合学部の3学部の学生からなる混成チームで、病院内の多職種カンファレンスに見立てたグループワークを行うことで,専門職間の連携を体験し,互いの専門職,他職種連携のあり方について学ぶ。
本授業は、専門職連携教育プログラムStep2に対応したものである。

授業計画
1回
オリエンテーション①:授業全体のオリエンテーション,創作事例ワークショップ(WS)のオリエンテーション及び事例の提示
到達目標:全14回の講義および創作事例ワークの内容を理解する
事前学習
(2時間)シラバスをよく読み、授業の流れを理解すること
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,第2回の授業から創作事例を行えるよう準備すること

2回
創作事例ワーク①:自職種の専門性を生かした症例の患者背景の作成
到達目標:創作事例検討ワーク①,②の計2回の授業で作成した創作事例を成果物として提出する。
事前学習
(2時間)配布された課題事例の生体データ、疾患、症状等について調べておくこと
事後学習
(2時間)ワークに取り組む中で浮き上がった学習課題について、まとめること

3回
オリエンテーション②:模擬事例検討ワークショップ(WS)のオリエンテーション及び事例の提示
到達目標:模擬事例検討ワークの内容を理解する
事前学習
(2時間)配布資料を閲読し、模擬事例検討WSの流れについて理解すること
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,第5回の授業から模擬事例検討を行えるよう準備すること

4回
創作事例ワーク②:自職種の専門性を生かした症例の物語の作成
到達目標:創作事例検討ワーク①,②の計2回の授業で作成した創作事例を成果物として提出する。
事前学習
(2時間)第2回授業の個人ワークに取り組む中で浮き上がった学習課題について、まとめること
事後学習
(2時間)創作事例課題の提出に向けて事例を完成させ,締め切りまでにメールにて課題を提出すること

5回
模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)①:職種ごと(学科ごと)にグループワークを行い、提示された事例をどのように捉えたか話し合う。
到達目標:模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)の①〜③の計3回の授業で作成した支援計画を成果物として提出する
事前学習
(2時間)配布された事例の疾患、症状等をあらかじめ調べ、まとめておくこと
事後学習
(2時間)グループワークでの討議内容等から浮き上がった学習課題についてまとめること

6回
模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)②:職種ごと(学科ごと)にグループワークを行い、提示された事例の抱える課題について話し合う。
到達目標:模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)の①〜③の計3回の授業で作成した支援計画を成果物として提出する
  
事前学習
(2時間)配布された事例の中の、疾患、症状等をあらかじめ調べ、まとめておくこと
事後学習
(2時間)グループワークでの討議内容等から浮き上がった学習課題についてまとめること

7回目
模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)③:職種ごと(学科ごと)にグループワークを行い、提示された事例の課題解決の方法・具体策について話し合う。
到達目標:模擬事例検討ワーク(学科グループワーク)の①〜③の計3回の授業で作成した支援計画を成果物として提出する
          
事前学習
(2時間)配布された事例の中の、疾患、症状等をあらかじめ調べ、まとめておくこと
事後学習
(2時間)第8回の授業において,学科グループワークの結果を発表できるようにまとめること

8回
模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)①:学科ごとの検討内容(症例の抱える課題,課題解決方法)を共有する。
到達目標:模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)の①〜④の計4回のグループワークで作成した支援計画を成果物として提出する
事前学習
(2時間)学科グループワークで検討された内容と資料をまとめておくこと
事後学習
(2時間)グループワークでの討議内容等から浮き上がった学習課題についてまとめること

9回
模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)②:共有された情報をもとに,多職種による支援の方向性と目標を検討する。
到達目標:模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)の①〜④の計4回のグループワークで作成した支援計画を成果物として提出する
事前学習
(2時間)学科グループワークで検討された内容と資料をまとめておくこと
事後学習
(2時間)グループワークでの討議内容等から浮き上がった学習課題についてまとめること

10回
模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)③:模擬症例の具体的な支援計画について多職種で検討する。
到達目標:模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)の①〜④の計4回のグループワークで作成した支援計画を成果物として提出する
事前学習
(2時間)学科グループワークで検討された内容と資料をまとめておくこと
事後学習
(2時間)グループワークでの討議内容等から浮き上がった学習課題についてまとめること

11回
模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)④:模擬症例の支援計画における各職種の役割配置について検討する
到達目標:模擬事例検討ワーク(模擬多職種カンファレンス)の①〜④の計4回のグループワークで作成した支援計画を成果物として提出する
事前学習
(2時間)学科グループワークで検討された内容と資料をまとめておくこと
事後学習
(2時間)模擬事例の支援計画をまとめ,発表会の資料を作成すること

12回
グループワークの発表①:自グループの発表
到達目標:グループで検討した支援計画を発表する。
事前学習
 (2時間)発表資料を作成し、学生間で発表について打ち合わせをすること
事後学習
 (2時間)発表した内容を振り返ること

13回
グループワークの発表②:他グループの発表の聴講
到達目標:他グループの支援計画を聴講し,自分のグループとの相違点を発見する。
事前学習
(2時間)他グループの発表内容について資料を読んでおくこと
事後学習
(2時間)自グループの発表を振り返り、より良い支援計画について考えること

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
創作事例の成果物(30%)
学科グループワークの成果物(30%)
模擬多職種カンファレンスの成果物(30%)
ワークの発表内容・貢献度・参加態度等(10%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で解説、コメントします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要に応じて随時紹介します
参考文献・推薦図書
必要に応じて随時紹介します
研究室
東金キャンパス・A棟・A513
オフィスアワー
安齋:水曜日3限、金曜日2限(不在の場合はメール,Teamsでご連絡ください:anzai@jiu.ac.jp)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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