シラバス情報

授業科目名
精神医学系医療学
学年
2年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
富田 真奈美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
精神医学に関する正しい知識の獲得および専門職として実践に活かす関わりを追及し、理解を深めることを到達目標とします。
各回の授業毎にテーマを設定しますので、誠実な関心を寄せて授業に臨んでください。
授業の概要
本科目は、国家試験の指定科目でもあります。
国家試験で求められる知識の獲得を目指すとともに、精神障害者への理解を深め、実践的な関わりについても自らの考えや視点を追及できるよう、多くの事例を取り上げます。
各授業で取り上げるテーマは、専門職としての知識に加えて、身近な課題としてものも関係してくる内容ですので、欠席することなく全授業の出席を心掛けてください。
必要に応じて資料を配布いたしますが、ノート及び資料の整理もしっかりおこなってください。


授業計画
1回
テーマ:授業ガイダンスおよび「精神障害とは」
授業概要について、パワーポイントを用いて説明します。
後半では、精神障害について、その概要をパワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:科目の概要と精神障害について理解する。】
事前学習
精神障害に関して、自分が抱いているイメージをノートに記載してください。(15分)
事後学習
授業で学んだことを基に、事前にイメージした精神障害者像と照らし合わせてみてください。(15分)
気付いたことをノートに整理しておきましょう。

2回
テーマ:「精神疾患と障害の基礎知識」「精神科における様々な治療と療法」
資料及びパワーポイントを用いて説明します。
多くのキーワードが出てきますが、一つ一つを理解しながら覚えてください。
【到達目標:正しい知識の獲得と治療・療法の理解を深める。】
事前学習
精神疾患・障害について、これまで学んできた知識を再確認しておいてください。
また、自分が関心を持っている精神疾患についてメモを取り、なぜ関心を持っているのかをノートに記載し持参してください。(20分)
事後学習
学んだことを基に、専門用語を整理しながら復習してください。(20分)
質問がある場合には、ノートに記載して、次回授業で発言してください。

3回
テーマ:「こころの健康」「ストレス対処」
パワーポイントを用いて説明します。
後半のストレス対処については、個々の対処方法についても意見を発表してほしいと考えています。
【到達目標:各テーマのメカニズムを理解する。】
事前学習
現在自分が感じているストレスについて、その内容と対処方法を考えてみてください。(15分)
事後学習
授業で学んだことを復習し、新たに気付いたこと(ストレス対処方法等)を整理してください。(15分)

4回
テーマ:「ライフサイクルとメンタル課題」
資料及びパワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:各ライフサイクルとその課題を理解する。】
事前学習
これまでの人生を振り返り、印象に残っている出来事を思い出してみてください。(10分)
さらに、これからの人生を描いてみてください。(10分)
事後学習
授業で学んだことを基に、各ライフサイクルの課題を自分に当てはめながら復習してください。(10分)
これからの人生におけるライフサイクル課題をどのように捉えていくか、再度考えてみてください。(10分)

5回
テーマ:「精神疾患の好発年齢期」「人格障害」
パワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:好発年齢における特徴を理解する。人格障害における各クラスターと特徴を理解する。】
事前学習
「人格障害」という用語の意味をどのように捉えているでしょうか。
自分の考えをまとめてみてください。(20分)
事後学習
多くのキーワードが出てきましたが、ノートを整理しながら復習してください。(20分)

6回
テーマ:「依存:アディクション」
授業では、アルコール依存と薬物依存を取り上げ、実例を紹介しならがら進めます。
さらに、ゲーム依存についても意見交換したいと思います。
【到達目標:アディクション実態からメカニズムを理解する。】
事前学習
依存について考えてみてください。(20分)
一例として、ゲーム依存は何故そのような行動が生じるのでしょうか。
依存になってしまった結果、どのような状況が想定できるでしょうか。
さらに、そのような状況から抜け出すにはどのような方法があるでしょうか。
事後学習
授業で学んだことを復習し、自分が取り組みたいこと(個人として・専門職として)を整理してノートにまとめてください。(20分)

7回目
テーマ:「認知症」
高齢者のメンタル特性と認知症のメカニズムについて、パワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:テーマの内容を理解し、専門職としての関わりについて考察する。】
事前学習
認知症について、知っている知識を整理しておいてください。(15分)
事後学習
学んだことを復習し、自分が専門職として関わる際に心掛けたいことをノートにまとめてください。(15分)

8回
【試験レポート作成】
※課題については、前回までの授業内で提示します。
事前学習
これまで配布された資料や自分のノートを整理しておいてください。
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
レポート・期末試験レポートを実施する。評価配分は以下の通り。
〇期末試験レポート:50%
〇授業中に実施するレポート:30%
〇授業への取り組み・発表:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート提出後にmanabaから解説コメントを掲載いたします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
「精神医学ガイドブック」 池田 健  金剛出版 978-4-7724-1391-6
「はじめての精神科」   春日 武彦 医学書院 4-260-33328-3 
研究室
東金キャンパス非常勤講師室
オフィスアワー
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学位授与方針との関連
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