シラバス情報

授業科目名
生活環境論
学年
3年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大杉 紘徳
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
高齢者や障害者が自立した生活を支援するためには機能回復訓練や介助支援技術だけではなく、安全で安心した生活を送れる生活環境の整備や福祉用具に関する理解が必要となる。対象者のADLの自立、QOLの向上など生活再建、運動行動能力の拡大に必要な環境整備計画を立案・実施する基礎を身につける。
授業の概要
障害者が自立した生活をおくるためには、環境の整備が大切である。その環境とは、対象者が生活する住環境にとどまらない。障害者の日常生活において、セルフケアを包括したADLについて、独力で行える能力を獲得させることがQOLを守ることにつながるが、外出などの社会参加においても同様である。本講義では、ユニバーサルデザインを意識したまちづくり、障害者をとりまく生活環境について学ぶ。

授業計画
1回
内容:生活環境を取巻く特徴や課題およびそれに関する法的制度について講義する
到達目標;生活環境整備に関わる法的制度について理解する
事前学習
 事前に『生活環境学テキスト』P1〜38を読んで内容を理解しておくこと(2時間)
事後学習
 事後に生活環境整備に関連する法的制度について理解を深めておくこと(2時間)

2回
内容:身の回りの生活環境を整備することから街全体の取り組みとその重要性を講義する。
到達目標:住環境整備をふくめたまちづくりについて理解する
事前学習
 事前に『生活環境学テキスト』P39~52、P163~185を読んで内容を理解しておくこと(2時間)
事後学習
 事後に生活環境整備の流れについて復習し、住環境〜まちづくりについて理解を深めておくこと(2時間)

3回
内容:段差・スペース・床材・手すりに関する生活環境整備について講義する
到達目標:段差・スペース・床材・手すりに関する生活環境整備の条件を理解する
事前学習
 事前に『生活環境学テキスト』P53-75を読んで内容を理解しておくこと(2時間)
事後学習
 事後に段差・スペース・床材・手すりの重要性について復習し、設定条件について理解を深めておくこと(2時間)

4回
内容:玄関・廊下・階段に関する生活環境整備について講義する
到達目標:玄関・廊下・階段に関する生活環境整備の条件を理解する
事前学習
 事前に『生活環境学テキスト』P77-94を読んで内容を理解しておくこと(2時間)
事後学習
 事後に日常生活における玄関・廊下での支援の必要性について復習し、その支援方法について理解を深めておくこと(2時間)

5回
内容:トイレ・浴室・台所・居間に関する生活環境整備について講義する
到達目標:トイレ・浴室・台所・居間を支援する福祉機器について理解する
事前学習
 事前に『生活環境学テキスト』P95-135を読んで内容を理解しておくこと(2時間)
事後学習
 事後にトイレ・入浴動作、居住を支援するために必要となる福祉機器について復習し、理解を深めておくこと(2時間)

6回
内容:脳血管障害・パーキンソン病・脊髄損傷・関節リウマチそれぞれの疾患特性に応じた生活環境整備について講義する
到達目標:疾患特性に応じた生活環境整備の重要性について理解する
事前学習
 事前に脳血管障害・パーキンソン病・脊髄損傷・関節リウマチの病態の概説について復習しておくこと(2時間)
事後学習
 事後に『生活環境学テキスト』P137-162を読んで内容の理解を深めること(2時間)

7回目
内容:これまでの講義を概観するとともに、個別支援のなかから法制度の変遷と法制度理解の重要性を講義する
到達目標:生活環境整備における法制度理解の重要性を知る
事前学習
 事前に第1回から第6回までの内容を復習するとともに、改めて『生活環境学テキスト』P11-37をよく読んでおくこと(2時間)
事後学習
 事後に『生活環境学テキスト』の重要ポイントの整理を行い、理解を深めること。(2時間)

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
レポート課題および授業時の小テストで評価する
○レポート:60%
○小テスト:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート課題のフィードバックは第7回課題で行います。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
シンプル理学療法学・作業療法学シリ−ズ 生活環境学テキスト改訂第2版
細田多穂/村田伸
南江堂
9784524227020
参考文献・推薦図書
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト改定6版/東京商工会議所編/東京商工会議所/978-4-924547-64-3
研究室
東金キャンパス・A棟・A517
オフィスアワー
水曜日3時限・木曜日昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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