シラバス情報

授業科目名
国語科教育法III
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
岡田 美也子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
国語科教育の目標・内容・方法に対する認識を確固たるものとし、それらをふまえて教材研究・授業研究・評価といった学習指導の内容を構成することができる能力を身に付けることを目標とする。
授業の概要
中学校における国語科教育の目標・内容・方法を確認する。さらに、物語的文章・小説、説明的文章・論理的文章に分けて、それぞれ教科書教材をとりあげ、学習指導案を作成して模擬授業を行い、実践的に学ぶ。指導の実際については、アクティブ・ラーニングの導入、ICTの活用を視野に入れて考える。

授業計画
1回
オリエンテーション 全15回の内容と流れ 国語科教育とは
到達目標:国語科教育の理念と概要について理解している。
事前学習
[2h]「国語科教育法I」の復習をしておくこと。
事後学習
[2h]国語科教育の理念と概要について理解を深め、まとめること。

2回
国語科学習指導要領 中学校  概要とポイント
到達目標:学習指導要領の改訂のポイントを理解している。
事前学習
[2h]中学校学習指導要領(平成29年度告示)を読んでおくこと。
事後学習
[2h]学習指導要領の概要を改訂のポイントを中心にまとめておくこと。

3回
学習のデザインと指導案の書き方
到達目標:主体的・対話的な学習を実現するため指導案が作成できる。
事前学習
[2h]アクティブラーニング・協同学習の例を調べておくこと。
事後学習
[2h]教材研究・授業研究・学習指導の計画と評価の流れをまとめておくこと。

4回
文学的文章の学習指導:教材研究
到達目標:文学的文章の教材分析の観点と方法を習得している。
事前学習
[2h]配布する教材を読んで基礎的な確認をしておくこと。
事後学習
[2h]教材研究の成果をまとめておくこと。

5回
文学的文章の学習指導:授業研究
到達目標:文学的文章の授業を適切に構成にできる。
事前学習
[2h]教材研究をふまえた授業計画を考えておくこと。
事後学習
[2h]目標設定、指導、評価の一体化を中心に学んだことをまとめておくこと。

6回
文学的文章の学習指導:「話すこと・聞くこと」とのかかわりから
到達目標:「話すこと・聞くこと」の学習を適切に構成できる。
事前学習
[2h] 「話すこと・聞くこと」の学習内容と言語活動例を確認しておくこと。
事後学習
[2h]「話すこと・聞くこと」の学習指導の留意点をまとめておくこと。

7回目
模擬授業:実践と討議
到達目標:学習指導の計画から実践までの流れを適切に理解している。
事前学習
[2h]配布する教材について指導案を作成しておくこと。
事後学習
[2h]実践と討議を振り返り、今後の課題をまとめておくこと。

8回
説明的文章の学習指導:教材研究
到達目標:説明的文章の教材分析の観点と方法を習得している。
事前学習
[2h]配布する教材を読んで基礎的な確認をしておくこと。
事後学習
[2h]教材研究の成果をまとめておくこと。

9回
説明的文章の学習指導:授業研究
到達目標:文学的文章の授業を適切に構成にできる。
事前学習
[2h]配布する教材を読んで基礎的な確認をしておくこと。
事後学習
[2h]目標設定、指導、評価の一体化を念頭に学んだことをまとめておくこと。

10回
説明的文章の学習指導:「書くこと」とのかかわりから
到達目標:「書くこと」の学習を適切に構成できる。
事前学習
[2h]「書くこと」学習内容と言語活動例を確認しておくこと。
事後学習
[2h]「書くこと」の学習指導の留意点をまとめておくこと。

11回
模擬授業:実践と討議
到達目標:学習指導の計画から実践までの流れを適切に理解している。
事前学習
[2h]配布する教材について指導案を作成しておくこと。
事後学習
[2h]実践と討議を振り返り、今後の課題をまとめておくこと。

12回
古文学習指導:教材研究と授業研究
到達目標:古文の学習指導について理解している。
事前学習
[2h]配布する教材を読んで基礎的な確認をしておくこと。
事後学習
[2h]古文の学習指導の留意点をまとめておくこと。

13回
漢文の学習指導:教材研究と授業研究
到達目標:漢文の学習指導について理解している。
事前学習
[2h]配布する教材を読んで基礎的な確認をしておくこと。
事後学習
[2h]漢文の学習指導の留意点をまとめておくこと。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する。評価配分は以下のとおりとする。
○期末試験:60%
○模擬授業20%
○学習活動案::20%

※教職課程の科目であり、やむ得ぬ事情のないかぎり、すべて出席することが前提である。
休まずに出席し、学習できるということは、教員になるために必要な資質の1つである。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて:
教材分析や指導案については、講義の中で提出されたものに対して、授業内でコメントする。
試験結果へのコメントを希望する場合は、学期末成績発表時に担当者の研究室に来ること。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編〈平成29年7月〉
文部科学省
東洋館出版社
978-4491034706
参考文献・推薦図書
『主体的・対話的で深い学びを促す中学校・高校国語科の授業デザイン アクティブ・ラーニングの理論と実践』(稲井達也・吉田和夫編著/2016/\2,100/978-4762026720)
『新たな時代の学びを創る中学校・高等学校 国語科教育研究』全国大学国語教育学会 編(東洋館出版社/2019/\2,420/978-4491037677)
『実践国語科教育法—「楽しく、力のつく」授業の創造 第三版』町田守弘他(学文社/2019/\2,420/978-4762028601)
『国語の授業の作り方: はじめての授業マニュアル』古田尚行(文学通信/2018/¥2,916/978-4909658012)
『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 国語』国立教育政策研究所教育課程研究センター(東洋館出版社/2020/¥1,045/978-4491041407)
他、随時紹介する。
研究室
東金キャンパス H棟5階 H513
オフィスアワー
水曜2限目
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