日本語の語彙･意味｜シラバス情報

シラバス情報

教員名：吉田　朋彦

授業科目名

日本語の語彙･意味

学年

1年

単位数

2.00単位

実務経験の有無

開講クォーター

セメスタ指定なし

担当教員

吉田　朋彦

授業形態

授業で主に使用する言語

日本語

授業方法区分

開講キャンパス

東金キャンパス

授業の到達目標及びテーマ

この授業では、日本語学・日本語教育学の専門的知識として日本語の語彙論・意味論について幅広く学ぶ。日本語教育の視点から日本語を捉えなおすことで、国際的な視点から日本語について理解することにつながる。また、グローバル社会における言語の多様性や国際社会における課題への理解を深めることや、国際交流の知識とコミュニケーション能力を習得することにも役立つだろう。到達目標は次の通りである。
(1) 語彙論の基礎的な事項を例とともに理解する。
(2) 語の意味論の基礎的な事項を例とともに理解する。
(3) (1)と(2)をもとに、日本語表現を分析することができる。

授業の概要

この授業では、日本語の語彙を、語の内部構成や意味、語彙の体系、計量的分析などの視点から概観する。語彙をこれらの視点から考えることで、日本語の語彙・意味のさまざまな面を理解し、日常的な表現を自分で分析したり説明したりできるようにする。日本語教員や国語教員を志望する履修者や日本語学とその関連分野で卒業論文を書く履修者にとっては、さらに文献を読み、自分で考察を進めるための基礎になる。

授業計画

1回

授業のガイダンス、語彙の体系
到達目標：語彙の体系の原理を理解する。

事前学習

［2h］テキスト第1章を予習する。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

2回

語彙と語彙量
到達目標：語彙調査の方法とその成果の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第2章を予習する。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

3回

語と語形
到達目標：語形、語の長さと語種、表記法の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第3章を予習する。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

4回

語種
到達目標：各語種の特徴を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第4章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

5回

語構成(1) 語構成の種類、複合語
到達目標：語構成の種類と複合語の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第5章22〜27を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

6回

語構成(2) 派生語、造語法など
到達目標：派生語と造語法など基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第5章28〜31を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

7回目

語の意味
到達目標：語と語の意味関係の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第6章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

8回

語結合・コロケーション・慣用句と比喩
到達目標：「語結合」「コロケーション」「慣用句」「比喩」の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第7章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

9回

9回．オノマトペ
到達目標：オノマトペの基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第8章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

10回

語の意味変化
到達目標：語の意味変化の基本事項を例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第9章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

11回

語彙と社会
到達目標：社会言語学的な視点から、日本語の語彙について例とともに理解する。

事前学習

［2h］テキスト第10章を予習し、類例を探す。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

12回

辞書とコーパス
到達目標：「国語辞典」、シソーラス、コーパスについて基本事項を理解する。

事前学習

［2h］テキスト第11章を予習し、自分の国語辞典の特徴を確認する。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

13回

語彙の習得
到達目標：第一言語と第二言語・外国語の語彙習得の基本事項を理解する。

事前学習

［2h］テキスト第12章を予習する。

事後学習

［2h］テキストや参考文献を用いて理解を深め、小テストに解答する。

14回

事前学習

事後学習

15回

事前学習

事後学習

16回

事前学習

事後学習

17回

事前学習

事後学習

18回

事前学習

事後学習

19回

事前学習

事後学習

20回

事前学習

事後学習

21回

事前学習

事後学習

22回

事前学習

事後学習

23回目

事前学習

事後学習

24回

事前学習

事後学習

25回

事前学習

事後学習

26回

事前学習

事後学習

試験及び成績評価

学期末試験（70％）と、小テスト・課題など授業への取組み（30％）で評価する。　

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック

原則として、授業時間内あるいは次の授業時間内で説明する。

講義で使用するテキスト（書名・著者・出版社・ISBN・備考）

『日本語教育　よくわかる語彙』

秋元美晴・押尾和美・丸山武彦

アルク

978-4-7574-3338-0

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参考文献・推薦図書

『図解　日本語の語彙』沖森卓也ほか著／三省堂／2011年／ISBN： 978-4-385-36479-7
『朝倉日本語講座４　語彙・意味』斎藤倫明（編）／朝倉書店／2018年／ISBN：978-4-254-51644-9　C3381

研究室

東金キャンパス　H棟5階　H515

オフィスアワー

月曜日3限、火曜日2限

科目ナンバリング

学位授与方針との関連

関連ページ

授業内容紹介動画
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=86f26263235b68c3215a1b8bf7110b12
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