シラバス情報

授業科目名
歴史・文化の視点
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
長尾 宗典
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
大学での歴史の学習について、高校までの歴史の授業との違いを意識しながら、文化を歴史的に捉えていくために求められる基本的な視点を身につける。
今年度においては、日本近現代の思想史を対象として、歴史の材料である史料の特性と、それらを利用した研究事例をもとに議論を進める。

授業紹介動画を作成したので、内容についてよく理解の上で受講されたい。
https://youtu.be/9qhw-Zjnbz0
授業の概要
①科目名(英語名):歴史・文化の視点(Perspectives on History and Culture)
②授業形態:講義形式で行う。
③内容:歴史学の基礎的な事項について、日本史学の領域を中心に講義形式で説明する。研究に必要な作業の具体像について、担当教員の経験も交えながら解説することで、受講者が具体的なイメージを持てるようにしたい。
④授業で主に使用する言語:日本語

授業計画
1回
歴史学とはどんな学問か
 到達目標:歴史学とはどんな学問かを理解する
事前学習
[2h]教科書の開講の辞に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

2回
私はなぜ歴史学を志したか?
 到達目標:歴史研究における問題意識の意味を理解する。
事前学習
[2h]前回までの復習をしておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

3回
史料と史料批判
 到達目標:史料とは何かを理解する。
事前学習
[2h]前回までの復習をしておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

4回
思想形成と家庭環境
 到達目標:家庭から思想を見る意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第2講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

5回
地域に思想性はあるのか
 到達目標:地域から思想を見る意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第3講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

6回
「建学の精神」と思想家たち
 到達目標:学校から思想を見る意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第4講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

7回目
留学が作る思想
 到達目標:留学から思想を見る意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第5講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

8回
個人の思想か、結社の思想か
 到達目標:結社から思想を見る意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第1講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

9回
新聞に表れた政治思想
 到達目標:思想の素材としての新聞の意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第6講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

10回
誰が雑誌の主義を代表するのか
 到達目標:思想の素材としての雑誌の意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第10講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

11回
公文書に見えるドラマ
 到達目標:思想の素材としての公文書の意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第7講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

12回
歴史教科書の問題系
 到達目標:思想の素材としての教科書の意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第8講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

13回
書物コレクションが語るもの
 到達目標:思想の素材としての書物の意義を理解する。
事前学習
[2h]教科書の開講の辞および第9講に目を通しておくこと
事後学習
[2h]配布資料をよく復習し、図書館等で関連文献を読むことが望ましい。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
学期末に課すレポート80%、授業への参加態度(積極的な質問による貢献など)20%で判断する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
各回の講義内容に対する質問を歓迎する。原則としてすべての質問に学修支援システムを通じて回答する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
近代日本の思想をさぐる: 研究のための15の視角
中野目徹 編
吉川弘文館
978-4642008327
定価2,640円
参考文献・推薦図書
・明治史研究の最前線/小林和幸編著/筑摩書房/9784480016935
・官僚制の思想史 : 近現代日本社会の断面/中野目徹編/吉川弘文館/9784642038935
その他の参考文献については授業内で適宜指示する。
研究室
東金キャンパスH412
オフィスアワー
開講時に指示する。事前に相談がある場合はメール等で問い合わせること
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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