シラバス情報

授業科目名
日韓比較文化
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中川 正臣
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語

授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、多文化主義と複文化主義の視点から日韓文化やその他の文化の多様性、可変性を理解し、現時点での自己の文化観を構築することを目標とする。したがって、日韓文化のみを授業の中で扱うというより、文化そのものへのアプローチや広く文化について考えていく中で、日韓の文化を捉えていく。また、卒業論文をも意識したアカデミック・ライティングも本授業の目標のひとつである。

授業紹介動画:https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=19d8cb2e35422d0c32f7bdaa21fb2b10
パスワード: mUaPmdy4
授業の概要
授業形態: 講義・演習
内容: 学習者自らが文化事象について観察し、分析し、比較する「高次思考力」や、他の学生と協働して学習を進める「協働力」、ITなどを活用して情報を収集したり、発信する「情報活用力」など、21世紀を生き抜く力の育成が対象となる。尚、1年次、2年次の「韓国現代文化」で扱った内容も重ね合わせながら授業を展開する。

連絡先:masaomin55@jiu.ac.jp

指定教材は必ず購入してください。尚、指定教材をなぞることがこの授業の目標ではありません。授業で扱うのは教材すべてではありませんが、比較文化や卒業論文にも生かせるものですので、この授業のレポートや他の韓国関連授業、卒業論文にも活用してください。

シラバスは進み具合によって変更の可能性あり

授業計画
1回
日韓比較文化とは何か ー何を比較するのかー 
到達目標:何を比較するかが理解できる
事前学習
従来、比較されてきたものを理解する
事後学習
何を比較するかを整理する

2回
ステレオタイプとは
到達目標:ステレオタイプとは何かが理解できる
事前学習
ステレオタイプとは何かを調べる
事後学習
ステレオタイプという概念を整理する

3回
多言語多文化主義における日韓文化比較
到達目標:多文化主義における文化比較を理解する
事前学習
多文化主義における日韓比較の事例を調べる
事後学習
多文化主義における文化比較の例を挙げる

4回
複言語複文化主義における文化比較
到達目標:複言語複文化主義における文化比較を理解する
事前学習
複文化主義における文化比較の事例を調べる
事後学習
複文化主義における文化比較の例を挙げる

5回
郷に入っては郷に従え?
到達目標: 郷に入っては郷に従え文化の本質が理解できる
事前学習
同化主義について理解する
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

6回
「〇〇人」ってだれのこと?
到達目標: 国籍について理解することができる
事前学習
国籍とは何かを理解する
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

7回目
今のあなたはどういう立場?
到達目標:自分の立場を表明することができる
事前学習
多文化主義と複文化主義の概念の再確認をする
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

8回
みんなが暮らしやすく!
到達目標: ユニバーサルデザインとはいかなるものかが理解できる
事前学習
ユニバーサルデザインとは何かを理解する
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

9回
ひとくくりはあぶない!
到達目標: ステレオタイプについて理解することができる
事前学習
ステレオタイプの概念について再確認する
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

10回
国って愛さなきゃいけないの? 
到達目標: ナショナリズムについて理解することができる
事前学習
ナショナリズムの概念を理解する
事後学習
授業で扱ったワークシートを完成させる

11回
発表準備をする 
到達目標: 自分のレポートの概要発表準備ができる
事前学習
発表準備をする
事後学習
発表準備をする

12回
発表する
到達目標:自分のレポートの概要発表ができる
事前学習
発表準備をする
事後学習
発表を振り返り、修正する

13回
発表を振り返り、レポートに反映する 
到達目標: 発表を振り返り、レポートに反映できる
事前学習
発表を振り返り、レポートに反映できる
事後学習
レポートを作成 

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価は授業内外の課題取り組み、成果物、ワークシート、積極性などを対象とする。欠席は評価に含まれないものの、授業内で課題を遂行しなかったことが評価の対象となる。

発表、授業内外の課題遂行40%、レポート60%  

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
フィードバックは授業内に行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
多文化社会で多様性を考えるワークブック
有田佳代子ほか
研究社
9784327377458
-
参考文献・推薦図書
『韓国 行き過ぎた資本主義「無限競争社会」の苦悩』金敬哲(講談社現在新書/2019/860円)
『隣の国の真実「」高安雄一(日経BP社/2012/1700円)
その他の文献は授業中に適宜紹介する。
研究室
H棟312
オフィスアワー
水曜日2時限、3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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