シラバス情報

授業科目名
視覚文化論
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
吉城寺 尚子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
「視覚文化論」の学習到達目標は、視覚文化に関する基礎的知識をつけ、専門性の基礎となる能力を養うことである。学習テーマは、「視覚文化とは何かを知る」である。
授業紹介動画:https://youtu.be/Ro-9Ksb0oOI
授業の概要
西洋を中心とした平面芸術の技法について、絵画、版画、印刷、写真、映画の原理と技法を知る。次いで視覚心理学的な「ものの見え方」について理解し、平面芸術における空間表現について、平面および立体芸術における時間表現について、その歴史・原理・展開を見る。新着のニュースや話題、研究成果などを紹介するために授業の順序・内容を入れ替えることがある。

授業計画
1回
視覚芸術の技法:絵画(1)drawing, painting
西洋の主要な絵画技法と作品を紹介する。
到達目標:素描、ペインティングの材料、技法、作品の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に素描、ペインティングについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

2回
視覚芸術の技法:絵画(2)mosaic, fresco, tempera, oil painting
西洋の主要な絵画技法と作品を紹介する。
到達目標:モザイク画、フレスコ画、テンペラ画、油彩画の材料、技法、作品の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前にモザイク、フレスコ、テンペラ、油彩について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

3回
視覚芸術の技法:版画(1)木版、銅版、石版
西洋の主要な版画技法と作品を紹介する。
到達目標:木版画、銅版画、石版画の材料、技法、作品の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に木版画、銅版画、石版画について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

4回
視覚芸術の技法:版画(2)engraving, etching, lithography
西洋の主要な版画技法と作品を紹介する。
到達目標:エングレーヴィング、エッチング、リトグラフィの材料、技法、作品の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前にエングレーヴィング、エッチング、リトグラフィについて調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

5回
版画と印刷
版画と印刷技法の共通点と相違を考える。
到達目標:版画と印刷は原理的に同じものであることを理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に版画と印刷について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

6回
さまざまな印刷技法
さまざまな印刷技法のバリエーションを知る。
到達目標:凸版、凹版、平版、凸版印刷、グラビア印刷、オフセット印刷の原理と特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に凸版印刷、グラビア印刷、オフセット印刷について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

7回目
写真の誕生:原理と技法
写真技術の原理と写真の誕生について知る。
到達目標:写真技術の原理と初期の写真作品の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に写真の原理と初期の写真作品について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

8回
写真の展開
写真技術の発達とさまざまな写真技法の展開について知る。
到達目標:写真技法の展開と写真芸術の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に写真技法の展開と写真芸術について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

9回
映画の誕生:原理と技法
動画の原理と映画の誕生について知る。
到達目標:動画の原理と最初期の映画の特徴を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に初期の映画の原理と技法について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

10回
映画の展開
映像技法の展開(音声・音楽、色彩、3Dへの展開、フィルムからデジタルへ)について知る。
到達目標:現代の映画へのつながりを理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に現代の映画の原理と技法について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

11回
視覚心理学:ものの見え方
立体に見える、動いて見える、錯視など、ものの見え方に関係する視覚の心理を知る。
到達目標:ものの見え方に関係する視覚心理学を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に視覚心理学について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

12回
視覚芸術における空間表現
平面芸術に空間や立体感を表現する手法を知る。
到達目標:遠近法・陰影法・短縮法など、視覚芸術における空間表現を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に絵画における空間表現について調べておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

13回
視覚芸術と時間
視覚芸術の中の時間表現、視覚芸術と時間の関係を知る。
到達目標:西洋美術の中の時間、近現代美術と時間との関係を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前に視覚芸術と時間の関係について考えてみること。
事後学習
[事後学習:2h] ノートを整理し、理解を深めること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分は以下のとおりとする。
○定期試験(レポート):90%
○授業への取り組み:10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート提出後、解説コメントを掲載します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特に指定しない。授業時に適宜資料を紹介する。
参考文献・推薦図書
『ヨーロッパ視覚文化史』ジャン・ピエロ・ブルネッタ著(東洋書林/2010/\5184)
『ヴィジュアル・カルチャー入門 : 美術史を超えるための方法論』(晃洋書房/2001/\3520)
その他、授業中に適宜紹介する。
研究室
東金キャンパス H棟 H506
オフィスアワー
授業時に案内する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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