シラバス情報

授業科目名
ビジネス日本語I
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
木下 泰利
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
●到達目標
1.正しい発音、丁寧な表現を使って日本語コミュニケーションができるようになる。
2.社会人としての基礎能力を身につける。
3.グローバル人材としての異文化理解、異文化コミュニケーション能力を高める。
4.日本の社会とビジネス社会で求められるマナーを身につける。
5.発表やディスカッションを通して、自分の意見を論理的に話す基礎能力を身につける。
●テーマ
日本の企業文化への理解を深めるとともに、ビジネス場面で求められるマナーや日本語表現の基礎を、実践を通して身につける。

授業の概要
●概要
このクラスは日本語能力試験N1合格レベルの学生を対象とした科目である。日本の企業や日本人と働く上で必要な日本語コミュニケーション能力の向上、日本の企業文化の理解、基本的なビジネスマナーを身につけるために、授業では実践を多く取り入れる。そのため、授業への積極的な参加が求められる。

*注意:このシラバスは、2022年度入学のクォーター制度に準じたものです。それ以前に入学の学生は、事前学習と事後学習の部分が、オンデマンド練習に対応しており、全部で26回となります。

授業計画
1回
◆ガイダンス、企業文化を考える①
到達目標:自分の意見を相手に分かりやすく伝えることができる  
事前学習
◆自己紹介の準備
事後学習
[事後学習:3h]
◆日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング(企業文化を考える①)

2回
◆ディスカッション(企業文化を考える①)
◆敬語(pp.46-49)

到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を相手に分かりやすく伝えることができる
     日本の企業文化が理解できる
     正しい敬語を使って話すことができる
事前学習
[事前学習:2h]
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
◆語彙確認テスト(企業文化を考える①)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える①)

3回
◆第一印象の大切さ(pp.58-63):身だしなみ、あいさつの基本、おじぎ
到達目標:第一印象の大切さが理解できる
事前学習
[事前学習:2h]
テキスト(pp.58-63)の語彙確認、内容理解
事後学習
[事後学習:2h]
テキスト(pp.66-69)の語彙確認、内容理解

4回
◆ディスカッション(企業文化を考える②)
◆立ち居ふるまい(pp.66-69):立ち居ふるまい、物の受け渡し方、ドアの開け閉め
到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を相手に分かりやすく伝えることができる
     日本の企業文化が理解できる
     好感がもてる立ち居ふるまいができる
事前学習
[事前学習:2h]
◆企業文化を考える②:日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング  
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える②)


5回
◆名刺交換(pp.70-75)
到達目標:正しいマナーで、1人だけではなく複数人とも名刺交換ができる
事前学習
[事前学習:2h]
テキスト(pp.70-75)の語彙確認、内容理解
事後学習
[事後学習:2h]
テキスト(pp.76-81)の語彙確認、内容理解


6回
◆ディスカッション(企業文化を考える③)
◆来客対応(pp.76-81):席次、ご案内、お茶出し
到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を相手に分かりやすく伝えることができる
     日本の企業文化が理解できる
     どんな状況でもお客さまをお迎えし、もてなすことができる
事前学習
[事前学習:2h]
◆企業文化を考える③:日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング(
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
◆語彙確認テスト(企業文化を考える③)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える③)

7回目
◆ビジネスメール(pp.90-95)
到達目標:ビジネスメールのルールを理解し、正しい日本語と書き方でメールを作成できる
事前学習
[事前学習:2h]
テキスト(pp.90-95)の語彙確認、内容理解
事後学習
[事後学習:2h]
テキスト(pp. 106-107/110-111)の語彙確認、内容理解

8回
◆ディスカッション(企業文化を考える④)
◆電話応対(pp.106-107/110-111):電話応対の基本、電話のかけ方
到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を分かりやすく伝えることができる
     日本の企業文化が理解できる
     電話のマナーを理解し、電話をかけることができる
事前学習
[事前学習:2h]
◆企業文化を考える④:日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
◆語彙確認テスト(企業文化を考える④)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える④)

9回
◆電話応対(pp.108-109/112-113):電話の受け方、練習
到達目標:丁寧な日本語を使って、どんな状況でも電話対応ができる
事前学習
[事前学習:2h]
テキスト(pp.108-109/112-113)の語彙確認、内容理解
事後学習
[事後学習:2h]
テキスト(pp.116-117)の語彙確認、内容理解


10回
◆ディスカッション(企業文化を考える⑤)
◆プレゼンテーション(pp.116-117)
到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を分かりやすく伝えることができる
日本の企業文化が理解できる
プレゼンテーションの方法を理解し、資料(Power Point)を作成することができる
事前学習
[事前学習:2h]
◆企業文化を考える⑤:日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
◆語彙確認テスト(企業文化を考える⑤)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える⑤)


11回
◆日本のしきたり(pp.138-141/143):お中元とお歳暮、贈り物のマナー
到達目標:日本の贈り物の文化が理解できる
事前学習
[事前学習:2h]
テキスト(pp.138-141/143)の語彙確認、内容理解
事後学習
[事後学習:2h]
テキスト(pp.120-125)の語彙確認、内容理解

12回
◆ディスカッション(企業文化を考える⑥)
◆異文化理解(pp.120-125):異文化コミュニケーション、企業文化、本音と建前
到達目標:ディスカッションを通して自分の意見を分かりやすく伝えることができる
     日本の企業文化が理解できる
     日本人と一緒に働く上で何が大切なのかが理解できる
事前学習
[事前学習:2h]
◆企業文化を考える⑥:日本語表現の確認、内容理解、シャドーイング
◆ディスカッションの準備(自分の意見をまとめる)
◆語彙確認テスト(企業文化を考える⑥)
事後学習
[事後学習:2h]
◆ディスカッションの振り返り(企業文化を考える⑥)


13回
◆発表:自国の文化、慣習、マナーを紹介する
◆総括

到達目標:自国の文化を相手に分かりやすく伝えることができる
     正しい日本語表現を使って発表することができる
事前学習
[事前学習:2h]
発表練習
事後学習
[事後学習:2h]
◆発表への質疑応答(manabaの[プロジェクト]を活用)


14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
●語彙や内容理解に関する確認テストは定期的に行う
●期末は「レポート」評価とする
●成績評価の配分
 ○宿題・提出物:20%   
 ○各課確認テスト:20%
 ○授業中の期末発表:20%   
 ○期末レポート:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対するフィードバックは、授業内で行います。
また、manabaを通してコメントを掲載したり、掲示板を活用したりします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
これ一冊で仕事のすべてがわかる!日本で働くための本-就活生から社会人まで-
羽鳥美有紀
アスク出版
978-4-86639-451-0
参考文献・推薦図書
●『G検グローバル人材ビジネス実務検定[接遇編-日本の企業で働くために-]公式テキスト』一般社団法人グローバル人材キャリア支援協会(ナイスク/2017/1,667円)

●『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習 職場のダイバーシティで学び合う』近藤彩ほか(ココ出版/2013/1,600円)

●『新・にほんご敬語トレーニング』(アスク/2014/2,200円)
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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