シラバス情報

授業科目名
文化交流史(日本:アジア)
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
吉岡 美愛
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
授業では、日本とアジア諸国との交流を踏まえて、アジア諸国の歴史・政治・社会・文化・人物について俯瞰的に捉えながら理解を深めていく。
授業の概要
授業では、関連アジア諸国について概説し、日本との関係事象をあげて理解を深めていく。全アジア諸国を取り上げることは出来ないが、出来る限りアジア諸国からみた日本と、日本からみたアジア諸国との歴史解釈の相違や文化・人物交流などに焦点を合わせていく。更に理解を深めるために、留学生と日本人学生は、適宜日本の歴史、中国の歴史、韓国の歴史、アジア国際関係論、日本とアジアなどの科目を合わせて履修することが望ましい。

※課題はmanabaに提出する。
※履修者全員への連絡はmanabaで行う。教員への連絡はmanabaの掲示板を利用することを原則とする。個人的な内容を含む場合は、メールを利用する。連絡先メールアドレスは授業時に伝達する。
※授業内容もしくは日常的なテーマについて、学生の皆さんとの議論は対面授業時に直接、あるいはmanabaの掲示板を用いて行う。

授業計画
1回
アジアの優位性(文明、貨幣、印刷術、多様な宗教など)について

到達目標:アジアの多様性と豊かさについて理解を深める。
事前学習
事前に世界史の中でアジア諸国に関する内容を調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

2回
中国の古代国家の成立と春秋戦国時代について

到達目標:古代中国の歴史背景について理解を深める。
事前学習
中国の春秋戦国時代について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

3回
7世紀〜10世紀の中国の唐時代について

到達目標:唐時代の特徴及び諸国との国際関係について理解を深める。
事前学習
事前に遣唐使について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

4回
10世紀〜12世紀の東北アジア諸国(元、高麗、鎌倉幕府)の国際秩序について

到達目標:東北アジア諸国の関係について理解を深める。
事前学習
事前に元寇の背景と原因について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

5回
14世紀〜17世紀初頭まで中国の明時代について

到達目標:室町幕府と明との国際関係について理解を深める。
事前学習
事前に室町幕府と勘合貿易について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

6回
朝鮮と日本との近現代史について(1)歴史と朝鮮文化の特徴

到達目標:朝鮮と日本との近現代史について理解を深める。(朝鮮出兵、朝鮮通信使、江華島事件など)
事前学習
事前に朝鮮通信使と朝鮮出兵について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

7回目
朝鮮と日本との近現代史について (2)日韓関係人物と植民地政策

到達目標:朝鮮と日本との近現代史について理解を深める。(創氏改名、朝鮮総督府、李 方子など)
事前学習
事前に朝鮮における日本の植民地政策について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

8回
17世紀〜20世紀中国の清時代について

到達目標:清時代の特徴と諸外国との関係、日清戦争、シノワズリーなどについて理解を深める。
事前学習
事前に日本と清との関係について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

9回
ベトナムと日本との国際関係について(歴史、文化、社会、政治、人物交流)

到達目標:ベトナム戦争の功罪、ファン・ボイ・チャウ、ホーチミン初代大統領、日本人町の形成、歴史について理解を深める。
事前学習
事前にベトナムの歴史について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

10回
カンボジアと日本との国際関係について(歴史、文化、社会、政治、人物交流)

到達目標:UNTAC平和活動(明石康)、ポル・ポト政権、クメール・ルージュ、歴史について理解を深める。
事前学習
事前にカンボジアの歴史について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

11回
徳川家康とオランダとの蜜月関係について

到達目標:関ヶ原合戦、鉄砲、石見銀山、東南アジア諸国における日本人侍傭兵などについて理解を深める。
事前学習
事前にオランダ船員のヤン・ヨーステンについて調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

12回
長崎出島と朱印船貿易について

到達目標:出島の特徴、蘭学、西欧文化の導入、香辛料貿易、朱印船貿易交易品などについて理解を深める。
事前学習
事前に長崎出島について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

13回
アフガニスタンについて(歴史、諸外国との関係、社会、文化、人物)

到達目標:多民族国家、大国の緩衝国、タリバン、気候変動による飢餓、女性地位の低下、中村 哲さんの貢献などについて理解を深める。
事前学習
事前にアフガニスタンの歴史について調べて学習しておく。
事後学習
授業で学習した内容をさらに調べて理解を深めること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
○期末試験:50%
○小テスト及び課題:20%
○授業への取り組み:30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回の授業で解説コメントする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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参考文献・推薦図書
『社会人類学 アジア諸社会の考察』 中根千枝著(東京大学出版会/1998年/2400円)
『日韓交流の歴史』歴史教育研究会編(明石書店/2007年/2800円)
『日中関係史』エズラ・F ・ヴォーゲル著(日経新聞出版社/2020年/3000円)
研究室
東金キャンパス・H棟・507
オフィスアワー
・月曜日3限と4限、水曜日3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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