シラバス情報

授業科目名
教職論
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
目時 修
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業は、教職の意義や教員に求められる資質・能力の理解、教員の役割と職務内容について理解と関心をもてるようにすると共に、教員の任用や身分・服務の理解と、教員の専門性と研修について理解と関心をもち教職への進路選択に資するため、教員採用選考試験の実際(面接・集団討論・論作文等)について学ぶことを目的とする。教職課程カリキュラム全体の入門科目に相当するので、授業は全体を通じて、教職の意義について理解し、教職についての自分の考え方や進路選択の方向性を定め、自身の目指す教師像について具体的にイメージを持てるようになることを目指していきたい。
授業の概要
今後の教職科目の履修に際して、学校・教員に関する基礎的事項について理解しておくために、今日の学校教育が抱える様々な課題と、その主たる担い手である教員の役割や責任について外観する。この授業では、「教職とは何か」、「これからの教員に求められる資質・能力とは何か」、「教員の仕事と役割とは何か」、「どうすれば教員になることができるのか」、「教員は法律上どのような責任と義務(服務・研修・身分保障など)を負っているのか」等の教職にかかわる基本的な事項について幅広く学ぶ。併せて、教師には教科・科目に関する知識を教えるだけでなく、広い視野にたち、思いやりのある人間性豊かな子どもたちを育成することが求められていることを理解できるように展開していく。

授業内容紹介動画URL
パスワード: MpEM8PUS
録画のリンク:
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=fa89505109ccfd5d322f844ae9b77038

授業計画
1回
オリエンテーション 授業の進め方・教職論を学ぶ意義など
到達目標:「教職の魅力・やりがい」についてのディスカッションで意見を述べることができる。
事前学習
[2h]テキスト「第1章」(pp.13から18)を読んでおく。
事後学習
[2h]教職論を学ぶ意義について考える。本時の授業のポイントや用語についてノートに整理する。

2回
教職の意義
到達目標:現代の教員像が理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第1章」(pp.19から32)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

3回
教職観と理想の教師像
到達目標:理想の教師像の変遷について理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第2章」(pp.33から55)を読み、わからない用語を調べる。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

4回
教師と教員養成の歴史
到達目標:教員養成の歴史が理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第3章」(pp.56から73)を読み、わからない用語を調べる。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

5回
教員の任用と服務
到達目標:都道府県における教員の任用と服務、その取り扱いについて理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第4章」(pp.74から91)を読み、わからない用語を調べる。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

6回
教師の役割と資格(チーム学校運営への対応を含む)
到達目標:学校においてチームで支援することの大切さが理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第5章」(pp.92から115)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

7回目
学校評価と開かれた学校づくり
到達目標:開かれた学校づくりが求められた理由について理解できる。
事前学習
[2h]開かれたとは何を開くことなのか、自身の出身の自治体の教育委員会のホームページを閲覧して調べておく。その調べたことを前時に学んだ第5章の項目と比較して考えておく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

※これまでのまとめとして中間レポートを課します(指定された期日までに提出してください)。

8回
教師の職と教師の職場環境
到達目標:学校教育法に規定された教員の職について理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第7章」(pp.133から154)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

9回
教師の資質向上と研修
到達目標:教師の研修(法定・悉皆・自主)について理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第8章」(pp.155から174)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

10回
教育実習の意義と心得
到達目標:教育実習の全体像とスケジュールが理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第9章」(pp.175から194)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

11回
教育実習の意義と心得
到達目標:教育実習の全体像とスケジュールが理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第9章」(pp.175から194)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

12回
教職への進路選択と教員採用選考
面接・模擬授業にどう臨むか
到達目標:各自治体の教員採用試験と教員採用試験で行われる試験に内容について理解できる。
事前学習
[2h]テキスト「第10章」(pp.195から233)を読んでおく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

13回
まとめ
教師の今日的課題への挑戦(主体的な深い学び・協同学習・授業づくり・諸外国の教育事例)
到達目標:主体的な学びをもたらす協同学習とアメリカにおけるオルタナティブ教育の現状と学校改革が理解できる。
事前学習
[2h]これまで配付されたプリントや完成させたワークシートをまとめておく。
事後学習
[2h]授業内容やグループで討議したことについてワークシートにまとめる。

定期試験または期末レポート

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価の方法:以下の①から④までの評価配分に基づき総合的に評価する
①授業終了後の小テスト10回程度:30%
②中間レポート:20%
③期末試験または期末レポート:40%
④授業参加度:10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業で解説、または解説コメントシートの配付をします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
教職概論 第5次改訂版
佐藤晴雄
学陽書房
ISBN-10:4313611428
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参考文献・推薦図書
「学校」をつくり直す/苫野一徳/河出書房新社/ ISBN-10:4309631053
学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす/中山芳一/東京書籍/ ISBN-10:4487811546
学習環境のイノベーション/山内祐平/東京大学出版会/ ISBN-10:4130513540

※授業時にワークシートを必要資料として配付する。
研究室
F棟3階308
オフィスアワー
S1及びS2:火曜日昼休みと3限・水曜日の昼休み
F1及びF2:水曜日の昼休み・金曜日の昼休みと3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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