シラバス情報

授業科目名
薬学外国書講読
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
新倉 雄一、奥山 恵美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
薬学関連英語の専門用語についての知識を得ることを重視する。
薬や疾病に関して記述された英文から効率的に必要な情報を得る技術と方法を学ぶ。
英文の科学文献を検索して、その論文の効率的な読み方について学ぶ。
薬剤師業務に必要な基本的英語に関する知識を習得する。
授業の概要
【必修科目】
① 科目名(英語名):薬学外国書講読(English Readings for Pharmacy Students)
② 授業形態:講義
③ 授業内容:
この講義を通じて、薬学を中心とした自然科学の分野で必要とされる英語の基礎力を身につけるために、「読む」「書く」「聞く」に関する基本的知識と技能を修得する。さらに、薬学に関連した学術誌、雑誌、新聞の読解、および医療現場、研究室、学術会議などで必要とされる実用的英語力を身につけるために、科学英語の基本的知識と技能を修得し、生涯にわたって学習する習慣を身につける。英語音声を聞く力を養うことも重視する。

コアカリキュラム:薬学準備教育ガイドライン
講義に関係するSBOs
・ 科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
・ 科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。(H03900)
・ 自己紹介文、手紙文などを英語で書くことができる。(知識・技能)(H04000)
・ 自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
・ 科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
・ 科学、医療に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。(知識・技能)(H04300)
・ 科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。(技能)(H04700)

授業計画
1回
読解基礎① 基本5文型
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習ポイント:英語式の伝え方を学習する。主文の見つけ方を学習する。
事前学習
教科書を見ながらUnit1の音声を聞く。息継ぎのポイントを教科書にマークし、発音練習をする。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

2回
読解基礎② 英文読解のコツ
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習ポイント:英文を複雑化する要素を学習する。
事前学習
教科書を見ながらUnit1の音声を聞いて、意味を知らない英単語の書き取り練習をする。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

3回
英文読解① Unit 1(第1〜第3パラグラフ)
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習のポイント:文章構造の理解と訳し方を学習する。
事前学習
教科書を見ながらUnit1の音声を聞いて、文章の書き取り練習をする。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

4回
英文読解② Unit 1(第4〜第5パラグラフ)
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習のポイント:文章構造の理解と訳し方を学習する。
事前学習
教科書を見ながらUnit1の音声を聞いて、文章の構文を意識しながら書き取り練習をする。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

5回
英文読解② Unit 1(第6パラグラフ)
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習のポイント:文章構造の理解と訳し方を学習する。
事前学習
教科書を見ながらUnit1の音声を聞いて、文章の構文を意識しながら書き取り練習をする。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

6回
論文読解① 学術論文(前半)
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習のポイント:文章構造を理解しての和訳を実践する。
事前学習
事後学習5回目の課題を和訳する。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組む。(120分)

7回目
論文読解② 学術論文(後半)
担当教員:新倉 雄一
到達目標:科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる(H03800、H03900)。
学習のポイント:文章構造を理解しての和訳を実践する。
事前学習
事後学習6回目の課題を和訳する。(120分)
事後学習
講義終了後に提示された課題に取り組み提出する。(120分)

8回
Unit 6  ‘What is Kampo?’の英文読解①;後半部のイントロダクション&スケジュール説明
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
[学習方法]講義・解説(文の構成理解に重点を置く)、演習(専門用語の発音、意味、スペリングを覚える)
事前学習
該当unitの音声を聞く。必要な英単語を調べておく。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。英単語のスペル練習をする。(120分)

9回
Unit 6  ‘What is Kampo?’の英文読解②;筆記体とブロック体
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。筆記体とブロック体について違いがわかる。
[学習方法]講義・解説(文の構成理解に重点を置く)、演習(専門用語の発音、意味、スペリングを覚える)
事前学習
該当unitの音声を聞く。筆記体や必要な英単語を調べておく。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。筆記体や英単語のスペルを書いて練習をする。(120分)

10回
Unit 6  ‘What is Kampo?’の英文読解③;データベースの利用
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。 CASやMEDLINEなどのデータベースとその利用方法について理解する。
[学習方法]講義・解説(文の構成理解に重点を置く)、演習(専門用語の発音、意味、スペリングを覚える)
事前学習
該当unitの音声を聞く。必要な英単語を調べておく。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。英単語のスペル練習をする。(120分)

11回
Unit 4  ‘Adverse Drug Reactions (ADRs)’ の英文読解①
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
[学習方法]講義・解説(文の構成理解に重点を置く)、演習(専門用語の発音、意味、スペリングを覚える)
事前学習
該当unitの音声を聞く。必要な英単語を調べておく。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。英単語のスペル練習をする。(120分)

12回
Unit 4  ‘Adverse Drug Reactions (ADRs)’ の英文読解②;原著論文の効果的な読み方
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。原著論文の効果的な読み方を知る。
事前学習
該当unitの音声を聞く。必要な英単語を調べておく。配布された原著論文に目を通す。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。英単語のスペル練習をする。配布された原著論文で効果的な読み方を復習する。(120分)

13回
Unit 4  ‘Adverse Drug Reactions (ADRs)’ の英文読解③;薬局での英語表現
担当教員:奥山 恵美
到達目標:科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。薬局での英語表現を知る。
[学習方法]講義・解説(文の構成理解に重点を置く)、演習(専門用語の発音、意味、スペリングを覚える)
事前学習
該当unitの音声を聞く。必要な英単語を調べておく。(120分)
事後学習
学習した英文の構成を復習して理解する。薬局での英語表現を復習する。英単語のスペル練習をする。(120分)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
定期試験(筆記、マークシートなど90%)、態度評価(課題、小テストなど10%)によって総合評価する。理由がない限り全出席を原則とする。総合評価で合格基準を超えなかった学生には、追再試験(筆記、マークシートなど100%)を行う。

【対面試験が不可能な場合】
定期試験(オンライン試験90%)、態度評価(課題、小テストなど10%)によって評価する。理由がない限り全出席を原則とする。総合評価で合格基準に満たなかった学生には、追再試験(オンライン試験100%)を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
質問等があれば、教員のオフィスアワーを利用するか、メールアドレスでアポイントメントをとってください。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
The Wonders of Medicine 医学・薬学系学生のための総合英語<第3版>
瀬谷幸男 他
南雲堂
978-4-523-17938-2
2020年度 新刊
参考文献・推薦図書
『入門薬学英語』 野口ジュディー 他(講談社サイエンティフィック)
『ロングマン現代英英辞典』 (桐原書店)
『薬学英語基本用語用例集』瀬谷幸男 他編集(南雲堂フェニックス)
研究室
奥山恵美 研究室:K棟2階 K209(emioku@jiu.ac.jp)
新倉雄一 研究室:K棟2階 K210(yniikura@jiu.ac.jp)
オフィスアワー
奥山恵美:木( V限)、金( V限)
新倉雄一:月( I 限)、木( I 限)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ