シラバス情報

授業科目名
病態解析学
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
佐仲 雅樹
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
これからの薬剤師は多職種によるチーム医療や、セルフメディケーションに基づく地域医療に参画していかなければならない。そのためには、主要疾患に関する幅広い知識が必要とされる。
 本授業の目標は、頻度の高い主要疾患、つまり薬物が主な治療法となっている疾患について十分な知識を修得し説明できるようになることである。各疾患の疫学、発症メカニズム、症状、診断法を学ぶ。教科書的な事項のみならず、現実の臨床業務に即した話題も提供する。
授業の概要
科目名:病態解析学(Clinical Pathophysiology)
循環器、呼吸器、消化器、代謝内分泌、血液、腎泌尿器、神経系の主要疾患と悪性腫瘍を学ぶ。各疾患を、断片的な知識としてではなく、機能形態学や病理学に沿って系統的・体系的に理解する。独自に作成したテキスト1冊を配布する。スライドを使いながら、テキストに沿って授業を行う。

コアカリキュラム E1(2) E2(1)(2)(3)(4)(5)(7)

授業計画
1回
循環器疾患(1):心不全、高血圧
到達目標:心不全と高血圧の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E07000 E07200
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

2回
循環器疾患(2):虚血性心疾患、不整脈
到達目標:動脈硬化症、虚血性心疾患、不整脈の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E06900 E07100
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

3回
消化器疾患(1):酸関連上部消化管疾患、ヘリコバクターピロリ感染症、炎症性腸疾患
到達目標:酸関連上部消化管疾患、ヘリコバクターピロリ感染症、炎症性腸疾患の病態生理、症状、診断方法について説明dきるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E09300 E09400
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

4回
消化器疾患(2):ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、胆石症、膵炎
到達目標:ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、胆石症、膵炎の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E09500 E09600 E09700
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

5回
第5回 腎泌尿器疾患:腎不全、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、尿管結石、尿路感染症、排尿障害
到達目標:腎不全、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、尿管結石、尿路感染症、排尿障害の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E08100 E08200 E08400 E08400 E08500
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

6回
呼吸器疾患:気管支喘息、結核、肺炎、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、ニコチン依存症(喫煙)
到達目標:気管支喘息、結核、肺炎、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、ニコチン依存症(喫煙)の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E08900 E09000 E09100
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

7回目
内分泌・代謝疾患(1):糖尿病、脂質異常症、痛風
到達目標:糖尿病、脂質異常症、痛風の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E10300 E10400 E10500
JIUコアカリシラバス番号:E10700 E11000 E06500
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

8回
内分泌・代謝疾患(2):甲状腺機能異常症、骨粗鬆症、クッシング症候群
到達目標:甲状腺機能異常症、骨粗鬆症、クッシング症候群の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E10300 E10400 E10500
JIUコアカリシラバス番号:E10700 E11000 E06500


事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

9回
血液疾患:貧血、血液悪性疾患、血小板減少症
到達目標:貧血、血液悪性疾患、血小板減少症の病態生理、症状、診断方法を説明について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E07700 E07900
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

10回
膠原病:関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、他
到達目標:関節リウマチと全身性エリテマトーデスの病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E06200 E06400
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

11回
神経疾患(1):脳血管障害、パーキンソン病
到達目標:脳血管障害とパーキンソン病の病態生理、症状、診断方法について説明できるようになること。
JIUコアカリシラバス番号:E04400 E04500
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

12回
神経疾患(2):重症筋無力症、てんかん、認知症
到達目標:重症筋無力症、てんかん、認知症の病態生理、症状、診断方法について。
JIUコアカリシラバス番号:E03600 E04300 E04600
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

13回
第15回 悪性腫瘍
頻度の高い悪性腫瘍の病態、症状、診断方法について。
【事前・事後学習:各2時間】
事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。
JIUコアカリシラバス番号:C28200 E14600 E14700 E15600 E15700 E16100
事前学習
[2h]事前にテキストにある問題を解き、それに関連した機能形態学の部分を復習すること。
事後学習
[2h]授業で学習した病態生理的知識を薬理学の関連分野と照合する。テキストの補足事項を読み直すこと。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する。
・期末試験:100%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
解説コメントをmanabaに配信します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『図解入門メディカルサイエンスシリーズ:よくわかる病理学の基本としくみ』 田村浩一 (秀和システム/2014年/2200円))
研究室
オフィスアワー
授業についての質問はオフィスアワー(水曜)を活用するか、研究室に不在の場合はメール(sanaka@jiu.ac.jp)かmanabaを活用すること。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ