シラバス情報

授業科目名
医薬品規制特論演習
学年
5年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
太田 篤胤、堀江 俊治、佐々木 英久
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
厚生労働省から「健康サポート薬局のあり方」に関する報告書が発表され、国は薬剤師に地域住民の健康増進を推進する役割を担うように示した。今や、薬局は従来の処方せんを持っていくところのイメージから脱却し、健康情報を発信するセルフケアの拠点として生まれ変わった。
 本科目では、地域で生活する人々が抱える健康と医薬品に関わる問題点を見出し、科学的な裏付けのある論理的な判断をして、OTC医薬品・和漢薬・保健機能食品(サプリメント・ハーブ)などを用いた合理的な解決策を提案し、実践する能力を醸成していく。これにより健康サポート薬局におけるセルフケア指導に必要な力量を身に付け、医療人としての視野と社会性を広げることができる。
本科目はJIUの特徴付けとなる(A)地域住民の健康を支える能力を醸成する科目である。将来、新しい機能を託された薬局で地域住民の健康をサポートしたい人に特にお勧めする。
授業の概要
① 科目名(英語名):医薬品規制特論演習(Advanced Pharmaceutical Regulations)
② 授業形態(講義、演習、実習)
③ 授業内容:(選択必須科目)本特論演習では、健康サポート薬局に訪れる地域住民の健康管理上の問題点を発見し、課題を解決するために必要な知識・技能・態度を修得する。

授業計画
1回
第1回 ガイダンス E17301*, E17800, E17900, E18000
・履修・単位取得に必要な必須、選択の時間、各特論演習との関係についてのガイダンスを行う。
【担当】佐々木
【学習方法】ガイダンス
事前学習
事後学習

2回
症状から薬物治療(1) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17702, E17703, E17705, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「発熱したお客が来たとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】講義
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

3回
症状から薬物治療(1) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17702, E17703, E17705, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「発熱したお客が来たとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】演習
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

4回
症状から薬物治療(2) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17701, E17703, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「発疹が出たとき、けがをした、やけどをしたとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】講義
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

5回
症状から薬物治療(2) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17701, E17703, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「発疹が出たとき、けがをした、やけどをしたとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】演習
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

6回
症状から薬物治療(3) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17703*, F17706*, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「頭が痛いとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】講義
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

7回目
症状から薬物治療(3) E01401*, E17500, E17600, E17700, E17703*, F17706*, E18401*, F17201, J21000
・OTC医薬品を用いた軽医療の実践。具合の悪い人が来局された時の実践に!
症状に合わせたOTC薬品の選択、受診勧奨を学ぶ。
テーマ「頭が痛いとき、あなたならどうする!?」
【担当】外部講師(堀江)
【学習方法】演習
事前学習
これまでの経験や検索した情報などから、具合の悪い人が来局された時の応対を考えておくこと。
事後学習
具合の悪い人が来局された時の応対の要点を自分の言葉でまとめること。

8回
スポーツファーマシストについて学ぶ
うっかりドーピングなどを防ぐスポーツファーマシストの実際の活動について学び、実際にアスリートから相談を受けた際の応対ができる様になる。
【担当】外部講師(2名)
【学習方法】講義・SGD・応対トレーニング(実習)
事前学習
WADA, JADAなどのホームページを閲覧しておくと良い。
事後学習
授業で指定した課題を提出する。

9回
スポーツファーマシストについて学ぶ
うっかりドーピングなどを防ぐスポーツファーマシストの実際の活動について学び、実際にアスリートから相談を受けた際の応対ができる様になる。
【担当】外部講師(2名)
【学習方法】講義・SGD・応対トレーニング(実習)
事前学習
WADA, JADAなどのホームページを閲覧しておくと良い。
事後学習
授業で指定した課題を提出する。

10回
第#1回 薬局における臨床検査等健康支援(1) 02901*, E17301*, F17000 ,F17300, J21000
・ICT:Information and Communication TechnologyとIoT:Internet of Thingsの進展によって、オンライン服薬指導に象徴されるように、薬局の在り方や薬剤師の職務内容が劇的に変化しつつある。一方で、様々な臨床検査値(結果)が通販などを使って自宅にいて自身で得られるようになってきている。現時点では、医療の変革は全てが過渡期にあるが、全てが統合された最終像をイメージしておくことが必要である。
到達目標:薬局の薬剤師として、臨床検査が組み込まれたIoTに基づくICTが実践できる薬剤師になる必要性が理解できる様になる。
【担当】太田
【学習方法】講義

事前学習
【事前学習:4h】薬局薬剤師が活用できるICTやIoT、臨床検査などをNetで調べておくこと。
事後学習
【事後学習】次回終了後一括して実施。

11回
第#2回 薬局における臨床検査等健康支援(2) D02901*, E17301*, E17704*, F17000 ,F17300, J21000
到達目標:各種の臨床検査(IoT等)を組み入れ、ICTを基盤とした薬局における健康支援イベントを提案できる。
【担当】太田
【学習方法】実習
事前学習
【事前学習】前回の事前学習に集約。
事後学習
【事後学習:4h】授業で指定した課題を提出する。

12回
検体測定室(1) F17000, F17100, F17200, F17300, J21000
・検体測定室について概説できる。
【担当】佐々木
【学習方法】講義
事前学習
検体測定室の手続きや測定できる臨床検査項目を調べておくこと。
事後学習
事後学習は配布プリントを自宅で復習し、薬局セルフケアの実践ポイントについて整理し習得すること。

13回
検体測定室(2) E17704*, F17000, F17100, F17300, J21000
・実際に自己採血による臨床検査(HbA1c、血清脂質)を実施できる。
【担当】佐々木
【学習方法】実習
事前学習
検体測定室の手続きや測定できる臨床検査項目を調べておくこと。
事後学習
事後学習は配布プリントを自宅で復習し、薬局セルフケアの実践ポイントについて整理し習得すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
各回の演習への取り組み・発表(50%)、演習・実習における課題、レポート(50%)を評価し各回の評点をつける。各回評点の平均値を求めて総合評価とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業実施方法
1.対面授業
 基本、教室での対面授業で行うが、大学の方針に従い、ハイフレックス授業またはオンライン授業に移行することもある。講義方法を変更する場合はmanabaから連絡する。
2.ハイフレックス型授業
 教室での講義を1度に全員が受講できない場合、学生を2つのグループに分け、対面授業とオンライン授業を交互に受講する。学生は勝手にオンライン(又は対面)ばかりを受講することはできない。
3.オンライン授業
 オンデマンド型にて実施する。manabaにて本来の対面講義時間に受講できるよう講義のURLを提示する。動画を見終わった後、翌週の講義前日までにレポートを提出する。期限までにレポートの提出がないと欠席扱いとなる。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜指示する。
適宜指示する。
適宜指示する。
適宜指示する。
適宜指示する。
参考文献・推薦図書
授業時に適宜プリント等の資料を配布する。
研究室
太田居室:K棟4階 K405
堀江居室:K棟5階 K508
佐々木居室:M棟1階 M103
オフィスアワー
太田オフィスアワー:火・水・木、その他在室時に随時対応
堀江オフィスアワー:金曜日昼休み〜Ⅲ限
佐々木オフィスアワー:水・木
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001