シラバス情報

授業科目名
卒業研究及び卒業論文
学年
4年
単位数
4.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
神谷 貞浩、西口 慶一
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
薬学の知識を総合的に理解し,医療社会に貢献するために,研究課題を通して,新しいことを発見し,科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し,それを生涯にわたって高め続ける態度を養う。
授業の概要
科学実験、文献調査、研究結果報告、文献紹介、研究成果発表、論文作成を行う。定期開催するセミナーの前には、紹介する論文の内容について調べておく。セミナー後には、紹介内容、発表態度などを振り返る。また実験開始前には、実験の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく。実験後には結果、考察を記入し、研究成果発表や次の実験に備える。最終的には、卒業論文発表会にて発表し、卒業論文を作成する。

薬剤師の使命に後輩等の育成が含まれることを認識し、ロールモデルとなるように努める。(態度)(A06600)
後輩等への適切な指導を実践する。(技能・態度)(A06700)
基礎から臨床に至る研究の目的と役割について説明できる。(G00100)
研究には自立性と独創性が求められていることを知る。(G00200)
現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる。(知識・技能・態度)(G00300)
新たな課題にチャレンジする創造的精神を養う。(態度)(G00400)
自らが実施する研究に係る法令、指針について概説できる。(G00500)

*授業形態: 実験または調査・検索、SGD、プレゼンテーション
担当:西口 慶一、神谷 貞浩

授業計画
1回
研究テーマに関連する概要を把握する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べる(1h)。
事後学習
実験ノートに研究の概要を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

2回
研究テーマに関連する過去の事例について、文献検索を行い、どのようなトピックスで研究活動が実践されているか認識する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)。
事後学習
研究の文献をまとめ、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

3回
研究テーマに関連する過去の事例について、文献検索を行い、興味ある文献を精読し、どのような観点で研究活動が実践されているか、その結果としてどのような知見が得られたか、紹介する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)。
事後学習
研究の紹介内容をまとめ、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

4回
研究活動を進めるに当たり必要な情報、方法論、結果の解釈に必要な技法について、時間軸との兼ね合いから、いつまでにどこまで到達するか、計画を立てる。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)
事後学習
研究計画をまとめ、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

5回
研究計画に基づき、研究活動を実践する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)。
事後学習
研究後には結果、考察を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

6回
研究計画に基づき実践した結果の解釈を踏まえて、研究活動を実践する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)。
事後学習
実験ノートに結果、考察の内容を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

7回目
研究活動の実践から得られた結果について、統計的解釈を含めて解析する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)。
事後学習
実験ノートに結果、考察の内容を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

8回
研究活動の実践から得られた結果について、解析した結果から導かれる推論について検討する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)
事後学習
実験ノートに結果、考察の内容を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

9回
研究活動の実践から得られた結果について、解析した結果から導かれる推論について議論する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)。
事後学習
実験ノートに結果、考察の内容を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

10回
自らの研究活動から得られた知見について、様々な手法を用いて表現する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに目的、方法として記入しておく(1h)。
事後学習
実験ノートに結果、考察の内容を記入し、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

11回
自らの研究活動を表現したものを題材として、討論する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)。
事後学習
研究の討論内容をまとめ、研究成果発表や次の実験に備える(3h)。

12回
一連の研究活動についてまとめ、卒業発表会にて発表する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)。
事後学習
研究後には、卒業発表会の内容をまとめて卒業論文に備える(3h)。


13回
一連の研究活動についてまとめ、卒業論文を作成する。
事前学習
研究の意義、必要な知識、方法、技術の原理などを調べ、実験ノートに記入しておく(1h)。
事後学習
教員から指摘された卒業論文の指摘箇所を修正する(3h)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
卒業研究に取り組む姿勢・態度および卒業論文の作成(60%、指導教員)、卒業研究発表(10%、指導教員)、卒業研究発表および自己分析レポート(30%、チューター教員)について、学部で作成したルーブリック評価表を用いたパフォーマンス評価を行う。チューターは当該学生の所属する研究室以外の教員が担当する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
定期開催するセミナーでは、セミナー内で学生が紹介する内容、発表態度などに対して教員がコメントする。卒業論文発表会にて発表し、卒業論文を作成する。その内容については、教員がコメントし、修正を学生にさせる。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
基礎から学ぶ生物学・細胞生物学
和田勝
羊土社
978-4-758-12065-4
生物
薬学領域の生化学
伊藤晃
廣川書店
978-4-567-24411-4
生物
薬系免疫学
植田正、前仲勝実
南江堂
978-4-524-40351-6
生物
よくわかる薬学分析化学
二村典行ら
廣川書店
978-4-567-25700-8
物理
コンパス物理化学
遠藤和豊ら
南江堂
978-4-524-40315-8
物理
マクマリー有機化学概説
JOHN McMURRY
東京化学同人
978-4-807-90927-8
化学
参考文献・推薦図書
適宜、必要な文献、参考書を用意する。また、インターネットを用い、各自において文献を検索・調査し、利用する。
研究室
西口慶一 (東金キャンパス・K棟5階・K502号室)
神谷貞浩 (東金キャンパス・K棟5階・K501号室)
オフィスアワー
西口慶一 (火曜1限、水曜1限)
神谷貞浩 (木曜日および金曜日昼休み)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ