情報メディア演習｜シラバス情報

授業科目名

情報メディア演習

学年

1年

単位数

1.00単位

実務経験の有無

開講クォーター

セメスタ指定なし

担当教員

武井　千弥、蓮見　令奈、懸川　友人

授業形態

授業で主に使用する言語

日本語

授業方法区分

開講キャンパス

東金キャンパス

授業の到達目標及びテーマ

医療薬学の分野では、カルテ、薬歴などの必要な患者情報のデジタル化が浸透している。ICT (Information and Communication Technology)技術の活用は単なる作業の効率化だけでなく、患者さんや他職種とのコミュニケーションをはじめとする、医療分野の様々な場面の質的向上を促進するものであり、健康に関わる問題に対して、合理的な判断に基づく解決策を提案し、それを実践にするために、基本的な用語・作業は英語で理解できることが求められる。本演習のプログラムを実践し、今後の学修において、情報の収集、整理・加工、課題レポート作成、プレゼンテーションなどに必要な作業にICTを活用してスムーズに行えるようにする。
［JIU新コアカリシラバス番号］
A06100, H03800, H04100, H04200, H13400〜H14400, H14600〜H15600, H15900

授業の概要

・科目名（英語名）：情報メディア演習Ⅰ（Information Media Workshop I）
・授業形態：講義、演習
・授業内容：本演習では、薬学部授業・薬剤師業務の特性および求められる倫理性を理解したうえで、コンピュータの基本的な仕組み、レポートの書き方、インターネットによる情報収集の方法などを題材として、ワープロ・表計算・画像利用・描画などの各種ソフトの演習を通じて、取り扱い方を習得する。課題の内容と作業の指示がmanabaからJIUメールを通じて公開され、各自は公開される資料データを入手し、課題および試験のプロダクトの提出もmanabaを利用する。提出物に対しては形成的評価を受ける。
（必修科目）

授業計画

1回

第１回　ガイダンス・コンピュータ・インターネット利用について（懸川）
到達目標：コンピュータを利用する上で身に付けておかなければならない基本的な仕組みと各種記憶装置についての基本的知識の修得，操作ができるようになるとともにと電子メールの設定情報の必要性を説明できるようになる。（H13400〜H13900, H14700, H15100〜H15300）
［学習方法］講義、演習

事前学習

コンピュータや電子メールに関連する基本的な用語を調べる。

事後学習

実際にメールソフトを使用する。

2回

第２回　インターネットと情報倫理（懸川・武井）
到達目標：スマートフォン、タブレット端末などのモバイル機器やPCによりインターネットを利用する上で身に付けておかなければならない情報倫理について学び、必要な情報を取得する際に端末と情報の保護、個人情報の保護のための対策を実践できるようになる。（H03800, H13400, H13900〜H14100, H14600, H15100〜H15300）
［学習方法］講義、演習

事前学習

インターネットを利用する上で必要な情報倫理について調べる。

事後学習

個人情報の保護のための対策を実行する。

3回

第３回　電子データを取り扱うための基礎、ソフトウェアの種類と機能（懸川・武井）
到達目標：コンピュータを利用する上で身に付けておかなければならないタッチタイプ演習とOSとPCの基本操作について学び、ファイル操作、アプリケーションソフトの機能と特徴について学び、必要な情報を取り、そのファイルを保存できるようになる。ChemBioDrawの基本的な機能について述べることができる。（H13500，H14100〜H14300）
［学習方法］講義、演習

事前学習

コンピュータを利用する際に使用する基本的なソフトについて調べる。

事後学習

データファイルを作成し保存する。

4回

第４回　情報と安全の管理（懸川・武井）
到達目標：無線LANを使用するための注意点、およびならびにコンピューターウイルスの侵入経路に応じて、適切な予防策を施し、各種サイトの状況に応じて、著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮して必要な情報を収集でき、その情報を適切に加工・利用できるようになる。（A06100, H13400〜H15300, H04200, H14000, H14100，H14900）
［学習方法］講義、演習

事前学習

無線LANの仕組みとセキュリティに関して調べる。

事後学習

著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮したファイルを作成する。

5回

第５回　日本語入力方法（懸川・武井）
到達目標：文字入力についての基本操作，JIUメールの使い方を学び、必要な情報を取りそのファイルを含むメールを送付できるようになる。（H04100, H13800）
［学習方法］講義、演習

事前学習

メールの基本的なマナーについて調べる。

事後学習

ファイルを添付したメールを作成し適切な様式で送付する。

6回

第６回　インターネットと情報セキュリティ（懸川・武井）
到達目標：インターネット等で情報を公開する上で身に付けておかなければならない情報セキュリティやソフトウェア使用上のルールについて学び、必要な情報を公開・出版する際に公開情報の保護、個人情報の保護、そのための対策を実践できるようになる。（H03800, A06100, H13400, H13500, H14000, H14100, H14800〜H15300）

事前学習

情報セキュリティやソフトウェア使用上のルールについて調べる。

事後学習

自身の使用しているツールで情報保護の対策を実行する。

7回目

第７回　Wordによる報告書の作成１（懸川・武井）
到達目標：文書作成の基本的考え方，Wordの基本操作（文字列の編集、レイアウトおよび検索・置換、文字修飾，表の作成，デジタルデータの挿入、ヘッダー＆フッター、印刷その他，レポート作成のための各種機能）を学習し、紙面の作成ができるようになる。（H14200）
［学習方法］講義、演習

事前学習

Wordで使用する基本的な操作・用語を調べる。

事後学習

Wordを使用してレポートを作成する。

8回

第８回　Wordによる報告書の作成２（懸川・武井）
到達目標：Wordの操作により表（アンケート用紙）およびグラデーションを使った図形を描くことが出来るようになる。（H14200）
［学習方法］講義、演習

事前学習

Wordで図表を書く際の基本的な操作を調べる。

事後学習

Wordを使用して図表が組み込まれたレポートを作成する。

9回

第９回　Excelによる報告書の作成１（懸川・武井）
到達目標：表計算ソフトのExcelのセル書式、入力、計算式と関数の利用、データの並べ替え、検索・置換および標準化ができるようになる。（H14200）
［学習方法］講義、演習

事前学習

Excelで使用する基本的な操作・用語を調べる。

事後学習

データ入力、計算式と関数の利用、並べ替え、検索・置換および標準化を利用して報告書を作成する。

10回

第１０回　Excelによる報告書の作成２（懸川・武井）
到達目標：アンケートデータの入力と集計ができるようになることおよび、適切なグラフの選択、グラフによる情報の表現・説明ができるようになる。（H14200）
［学習方法］講義、演習

事前学習

Excelでグラフ作成に使用する機能について調べる。

事後学習

データの種類・傾向に合ったグラフを作成する。

11回

第１１回　PowerPointによるプレゼンターションファイルの作成１（懸川・武井）
到達目標：画像ファイルの形式とその特徴に応じて、データを適切に取り扱うとともに、PowerPointの操作により適切なスライドを作成できる。(H14200, H14400，H15400, H15500, H15900)
［学習方法］講義、演習

事前学習

PowerPointで使用する基本的な操作・用語を調べる。

事後学習

形式とその特徴に応じた画像を使用してスライドを作成する。

12回

第１２回　PowerPointによるプレゼンターションファイルの作成２（懸川・武井）
到達目標：PowerPointの操作により目的、場所、相手に応じた、わかりやすい資料を作成できる。(H14200, H14400，H15400, H15500, H15600，H15900)
［学習方法］講義、演習

事前学習

アニメーションなどのPowerPointで使用する応用的な機能について調べる。

事後学習

目的、場所、相手に応じた編集を行いPowerPointの資料を作成する。

13回

第１３回　インターネットを利用して、適切で専門的な情報を得ることができるになる（懸川・武井）
到達目標：情報倫理、セキュリティに関する情報を収集し、更にWeb 上の検索サイト、ポータルサイトの状況に応じて、著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮して必要な情報を収集でき、その情報を適切に加工・利用きるようになる。（A06100, H13400〜H15300）
［学習方法］講義、演習

事前学習

検索サイト、ポータルサイトを利用する上での注意点を調べる。

事後学習

調べた情報を適切に加工した資料を作成する。

14回

事前学習

事後学習

15回

事前学習

事後学習

16回

事前学習

事後学習

17回

事前学習

事後学習

18回

事前学習

事後学習

19回

事前学習

事後学習

20回

事前学習

事後学習

21回

事前学習

事後学習

22回

事前学習

事後学習

23回目

事前学習

事後学習

24回

事前学習

事後学習

25回

事前学習

事後学習

26回

事前学習

事後学習

試験及び成績評価

演習内でのレポート課題作成、課題提出、期末課題によって評価する。
課題作成30％　提出課題30％　期末課題40％　
（課題提出の際に不正行為を行った場合には単位は認定されないので留意する）

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック

授業内やmanabaでコメントを示す。

講義で使用するテキスト（書名・著者・出版社・ISBN・備考）

医療・看護系のための情報リテラシー

松木秀明、須藤真由美、松木勇樹

東京図書

9784489023224

-

参考文献・推薦図書

『新入生のための「基礎から学ぶコンピュータ』　城西国際大学情報科学研究センター　（配布予定）

研究室

懸川居室：K棟4階　K408
武井居室：K棟3階　K313

オフィスアワー

懸川居室：K棟4階　K408
オフィスアワー：月曜日昼休み（12:40〜13:20）、木曜日昼休み（12:40〜13:30）及びⅢ限（13:30〜15:00）
武井居室：K棟3階　K313
オフィスアワー：金曜日Ⅱ・Ⅲ限

科目ナンバリング

学位授与方針との関連