シラバス情報

授業科目名
域学共創プロジェクトD
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
酒井 健介
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
地域に沈潜しているさまざまな価値の発掘、磨き上げや課題の解決に取り組むプロジェクトを実施する。プロジェクトには参加学生ひとりひとりが主体となりつつ、異なる背景を持つ多様な人材、例えば他学部で異なる専門を学んでいるメンバーや、企業や住民などの地域の方々と協働して取り組む。プロジェクトの企画、運営、実施を通じて、主体性、企画力、想像力、協働的能力を養う。
紹介サイト:https://youtu.be/NUHnCsufSHA
授業の概要
本プロジェクトは東金市市民提案型協働事業として田間地区振興協議会(旧:まちづくり協議会)が実施する「田間物語:田間リレーマラソン」に参加する。プロジェクトメンバーは田間マラソン実行委員会として同事業に参画し、レース計測(センサー管理、タイム測定、証書作成)を主業務とする。また主業務のみならず、広く同事業に携わる地域住民とコミュニケーションを図り、「地域活動」を支える仕組みを学ぶとともに、地域の活性化について考える。本プロジェクトを通じ、地域が求める対応可能な大学の資源提供や地域と大学の連携の在り方について考える機会とする。
学部や所属形態の異なる学生たちが参加可能な科目であり、またフィールドにおける企画実施が中心となるため、時間割をフレキシブルに設定して授業を行う。全体オリエンテーションののち(5月実施予定)、事前学習・フィールド学習(事業実施:11月中旬予定)・事後学習を経て、プレゼンテーション(報告会)を実施し、自らの活動を報告書にまとめる。

本授業は「土曜・日曜」に実施することがある(実行委員会は毎回土曜に田間公民館にて開催。田間物語リレーマラソンは例年11月の第2もしくは第3日曜に実施。)

また、本プロジェクトは地域活動と連動していることから、感染症の拡大状況によっては「中止」となることがある(開催・中止の最終決定は例年9月に行うため、9月までは実施予定で準備を進める)。

授業計画
1回
1回 オリエンテーション
担当教員:酒井 健介
本プロジェクトの概要、過去の事業について解説し、参加する意義を理解、把握する。
事前学習
なし
事後学習
過去の実施事業の報告書に目を通す(1時間)

2回
2回 関係者との協働により、チームワーク基盤を形成
担当教員:酒井 健介
受講生個々の時間割を考慮し、基本的にすべての受講生が参加できる時間帯に授業を行う。田間物語:田間リレーマラソンのこれまでの開催経緯を紹介するとともに、受講者がそれぞれの立場で本プロジェクトを通じて何を感じ、考えるのかをイメージする。
事前学習
過去の実施事業の報告書に目を通す(1時間)
事後学習
自ら担う役割を想定する(1時間)

3回
3回 プロジェクトにおける役割の認識
担当教員:酒井 健介
実行委員会における役割を考え、受講生それぞれの役割と責務を明確にする。
実行委員会における考えられる役割(例)
・ 参加者募集のための枠組み提案と実施
・ リレーマラソンを盛り上げるためのイベント企画及び運営
・ リレーマラソンにおけるタイム計測および記録証作成
事前学習
自ら担う役割を想定する(1時間)
事後学習
事業の全体像をイメージする(1時間)

4回
4回 事業への参画とスケジュール立案
担当教員:酒井 健介
第5回以降の事業実施に向けた準備の実施スケジュールを策定する。
事前学習
準備内容を理解する(1時間)
事後学習
それぞれの準備に必要なものをリストアップする(1時間)

5回
5回 事業実施に向けた準備① 測定機器の起動(操作方法)
担当教員:酒井 健介
測定機器を実際に立ち上げ、その構造と測定方法について経験する。
事前学習
測定機器のマニュアルに目を通す(1時間)
事後学習
測定法を復習する(1時間)

6回
6回 事業実施に向けた準備② 測定準備
担当教員:酒井 健介
屋外で測定機器を立ち上げ、いかなる状況下においても確実に測定可能な条件を設定する。
事前学習
測定法を復習する(1時間)
事後学習
計測方法についてオリジナルのマニュアル作成準備をする(1時間)

7回目
7回 フィールドワーク① 第1回実行委員会
担当教員:酒井 健介
代表者が実行委員会に参加し、実行委員会の構成や当日の討議内容についてメンバーに共有する。
事前学習
なし
事後学習
報告書を作成する(1時間)

8回
8回 事業実施に向けた準備③ 測定方法の確立
担当教員:酒井 健介
屋外で測定機器を立ち上げ、いかなる状況下においても確実に測定可能な条件を設定する。
事前学習
測定法を復習する(1時間)
事後学習
計測方法についてオリジナルのマニュアル作成をする(1時間)

9回
9回 フィールドワーク② 第2・3回実行委員会
担当教員:酒井 健介
代表者がそれぞれの回の実行委員会に参加し、実行委員会の構成や当日の討議内容についてメンバーに共有する。
事前学習
なし
事後学習
報告書を作成する(1時間)

10回
10回 事業実施に向けた準備④ 参加者募集方法の検討
担当教員:酒井 健介
参加者募集方法について、オンライン(google forms等)利用を検討し、サイトの作成を行う。
事前学習
効果的な募集方法について考える(1時間)
事後学習
募集集計方法について検討する(1時間)

11回
11回 事業実施に向けた準備⑤ タスキ・ゼッケン等備品の準備
担当教員:酒井 健介
事業当日に使用するタスキやゼッケンなどについてその購入先の決定、ゼッケンにはその後の印刷等、実施において必要な工程のリストアップをし、実際に作業を行う。
事前学習
備品購入先のリストアップ(1時間)
事後学習
なし

12回
12回 事業実施に向けた準備⑥ 参加者募集方法の集約
担当教員:酒井 健介
リレーマラソン参加者について、FAX等にて集約した情報とオンラインにより集約した情報を統合し、レース区分ごとの割付を行う。
事前学習
なし
事後学習
なし

13回
13回 事業実施に向けた準備⑦ 測定準備3
担当教員:酒井 健介
参加者リストの事前登録など、事業当日を想定した測定機器のセットアップを行う。また測定から各種証書(完走証、入賞用賞状)作成・印刷までの流れを当日の配置に基づき完成させる(印刷についてはマクロを作成する)。
事前学習
測定法を復習する(1時間)
事後学習
事業当日を想定し、それぞれの役割について再考する(1時間)

14回
14回 フィールドワーク③ 第4回実行委員会
担当教員:酒井 健介
代表者が最後の実行委員会に参加し、実行委員会の構成や当日の討議内容についてメンバーに共有する。
事前学習
これまでのプロジェクトメンバーの進捗を確認する(1時間)
事後学習
報告書を作成する(1時間)

15回
15回 事業実施に向けた準備⑧ 記録証・賞状の準備
担当教員:酒井 健介
実際に各種証書(完走証、入賞用賞状)を印刷し、不備がないかを確認する。また測定から印刷までの最終確認を行い、中間発表に向けた準備を行う。
事前学習
測定法を復習する(1時間)
事後学習
中間発表の準備を行う(2時間)

16回
16回 中間発表会
担当教員:酒井 健介
これまでの取組みと、事業当日までの流れについて発表する。
事前学習
中間発表の準備を行う(2時間)
事後学習
事業当日に向けて、これまでの流れを再度確認する(1時間)

17回
17・18回 事業実施に向けた準備⑧ 前日準備
担当教員:酒井 健介
計測機器の配置、デモ、各種証書の印刷準備等を行うとともに、ゼッケン・襷へのチップ挿入、当日参加者に配布するものの袋詰めなどを実行委員会メンバーとともに行う
事前学習
事業当日をイメージして準備すべき項目を再度リストアップする(1時間)
事後学習
事業当日の担当業務の流れを把握する(1時間)

18回
17・18回 事業実施に向けた準備⑧ 前日準備
担当教員:酒井 健介
計測機器の配置、デモ、各種証書の印刷準備等を行うとともに、ゼッケン・襷へのチップ挿入、当日参加者に配布するものの袋詰めなどを実行委員会メンバーとともに行う
事前学習
事業当日をイメージして準備すべき項目を再度リストアップする(1時間)
事後学習
事業当日の担当業務の流れを把握する(1時間)

19回
19〜21回 事業実施
担当教員:酒井 健介
田間物語:田間リレーマラソンにおいて、それぞれの役割を遂行する。
事前学習
当日実施すべき担当業務について確認する(1時間)
事後学習
過不足のあった担当業務についてピックアップする(1時間)

20回
19〜21回 事業実施
担当教員:酒井 健介
田間物語:田間リレーマラソンにおいて、それぞれの役割を遂行する。
事前学習
当日実施すべき担当業務について確認する(1時間)
事後学習
過不足のあった担当業務についてピックアップする(1時間)

21回
19〜21回 事業実施
担当教員:酒井 健介
田間物語:田間リレーマラソンにおいて、それぞれの役割を遂行する。
事前学習
当日実施すべき担当業務について確認する(1時間)
事後学習
過不足のあった担当業務についてピックアップする(1時間)

22回
22回 事業の総括
担当教員:酒井 健介
実行委員会とは別に、本プロジェクトでの総括を行うとともに、発表会に向けた準備を開始する。
事前学習
事業当日の流れを総括する(1時間)
事後学習
これまでのプロジェクトの流れを総括する(1時間)

23回目
23・24回 成果取り纏め プロジェクトの効果測定検証
担当教員:酒井 健介・光本 篤史
発表の論旨作成、スライド準備等プロジェクトとしての成果物の作成を行う。
事前学習
これまでのプロジェクトの流れを総括する(1時間)
事後学習
発表会に向けたプレゼンテーション資料を作成する(2時間)

24回
23・24回 成果取り纏め プロジェクトの効果測定検証
担当教員:酒井 健介・光本 篤史
発表の論旨作成、スライド準備等プロジェクトとしての成果物の作成を行う。
事前学習
これまでのプロジェクトの流れを総括する(2時間)
事後学習
発表会に向けたプレゼンテーション資料を作成する(2時間)

25回
25回 成果発表会
担当教員:酒井 健介
プロジェクト内容を報告会にて発表する。
事前学習
発表スライドのブラッシュアップ及び報告会準備(2時間)
事後学習
ほかのプロジェクトのプレゼンテーションを聴講し、自チームのプレゼンテーションを総括する。また自らの活動、およびチームとしての活動に関して評価尺度に基づき評価を行い、実施前に自らが設定したイメージ(自らの認知、思考、行動、経験、成長など)とのギャップについて考える。(1時間)

26回
26回 プロジェクト総括
担当教員:酒井 健介
すべての流れを検証し、できたこと、できなかったこと、気付いたこと、成長できたことなどを共有する。
事前学習
発表会の反省(1時間)
事後学習
次年度への引継ぎ資料を作成する(1時間)

試験及び成績評価
レポート、報告書作成を実施する。評価配分はレポート50%、報告書30%、取り組み・発表20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
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講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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