シラバス情報

授業科目名
メディア概論C
学年
1年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
甕 佳代子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
「ステージ」は歌舞伎やオペラなどの「舞台芸術」から「コンサート/ライブ」「イベント」までその領域は多岐に渡る。またその成立には各国の文化や歴史の影響があり、学ぶことは多い。芸能・ステージのみならず、映像を含めエンターテイメント業界を志望する学生の基礎教養として、「ステージ」に関わる基本的な知識を学び、実習系授業の基礎部分を醸成する事を目的としている。
「ステージ」における、体系・種別・歴史・技術等の成り立ちや有り様を広域的に学び理解する。また、理解の深度は学んだ知識を第三者に説明できるようにする。
授業の概要
講義形式にて「ステージ」に関する要素と基礎知識を包括的に学び、スタッフ等の役割や業務に関する知識を習得する。加えてステージ・舞台の演目毎の特性、現在のトレンド(流行/傾向)を学習する。

授業計画
1回
第1回 ガイダンス・舞台と観客
(授業内容) ガイダンス、ステージ・舞台の成立と観客との関係を時系列的に説明する。現在のステージ・舞台のトレンドとその観客の特徴についても言及する。
(到達目標) 「観客」と「キャスト・スタッフ」両方の視点を持てるようにする。
事前学習
自身の観客体験を思い返し、説明できるようにしておく。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

2回
第2階 演出論
(授業内容) 舞台演出の登場から演出法・演出家について学ぶ。 2.5次元ミュージカルの手法や宝塚演出の特徴などについても学ぶ。
(到達目標) 自分の好きな演出について第三者に説明出来る様にする。
事前学習
興味ある演出家を1名調べる。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

3回
第3回 戯曲論
(授業内容) ステージ・舞台の代表的戯曲の特徴を学ぶ。映像とステージ両方で活躍する三谷幸喜や宮藤官九郎らの位置づけについても説明する。
(到達目標) 自分の好きな戯曲を第三者に説明出来る様にする。
事前学習
興味ある戯曲のあらすじをまとめる。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

4回
第4回 舞台技術
(授業内容) ステージ・舞台のスタッフの種別、体系、業務の流れを学ぶ。スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」や「滝沢歌舞伎」など人気舞台の技術についても説明する。
(到達目標) スタッフの種別、体系、業務を第三者に語る事が出来る様にする。
事前学習
ステージスタッフに関して予め調べ、自分の興味ある業種を考えておく。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

5回
第5回 劇場論
(授業内容) ステージ・舞台の劇場(会場/ホール)にはどんな種類があるのかを学ぶ。東宝・、松竹の劇場展開、劇団四季保有劇場の特徴なども説明する。
(到達目標) 劇場(会場)の種類を第三者に語る事が出来る様にする。
事前学習
自身の好きな劇場・会場・ホールに関して調査をする。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

6回
第6回 制作プロデュース
(授業内容) 日本とブロードウェイのプロデュースシステムの違いを学ぶ。ライブ・エンタテイメント企業のLive Nationやキョードー、芸能プロダクション事業からステージプロデュースへの注力が著しいホリプロやジャニーズ事務所についても説明する。
(到達目標) プロデューサーの仕事について第三者に語る事が出来る様にする。
事前学習
自分がプロデュースしたい演目を1つ考える。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

7回目
第7回 アートマネジメント
(授業内容) アートマネジメントに関する基礎知識を学ぶ。世田谷パブリックシアターやさいたま芸術劇場などプロデュース型の地域拠点運営についても説明する。
(到達目標) アートマネージャーとしての視点を持ち、第三者に説明出来る様にする。
事前学習
自分の住んでいる(いた)地域の文化会館の公演演目を調べる。
事後学習
ノートのまとめ、リアクションペーパーの提出。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
各回のリアクションペーパー 60%、最終レポート 40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
翌週回にリアクションペーパー等の総括及び、優秀レポートの読み上げを行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
「日本演劇思想史講義」(論創社/2020/2,500円)
「舞台技術の共通基礎」(劇場等演出空間運用基準協議会/2020 /2,500円)
研究室
オフィスアワー
質問・相談は授業直後およびメールにて受付。motai@misonoza.co.jp
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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