シラバス情報

授業科目名
メディア基礎演習B
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
五島 一浩、菅沼 緯馳郎、竹藤 佳世
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、実習の中で企画・演出・制作・撮影・録音・編集などの工程を経ながら番組制作を行うことで、それぞれの工程が相互に関わり、各パートが協力し合いながら映像が完成に完成に到ることを、実際の作業を経験することにより学んでいく。座学の授業で学んできた考え方や技術、表現方法を実際の現場で実践し、実感する授業となる。映像制作に関心のある学生は、専門分野に関わらず誰でも受けることができる、初心者向けの集団制作の授業であるが、今後映像分野、特に番組制作、ライブ映像制作、ドキュメンタリー制作などに関心のある学生には、これからの映像実習の基礎になるので、履修することを推奨する。映像の基礎的な知識を必要とするため、事前に「メディア概論B(映像)」を受講しておくことが望ましい。
 
授業の概要
これまでの講義の中で学んだ映像の各分野の基本的な考え方、技術、表現方法を、実際の番組制作を経験することで、より具体化させる。学生は数名で班を編成し、テーマに基づいた短いインタビュー番組を制作する。準備から仕上げに至る制作工程を経験することで、今後の映像制作での自らの課題を明確にする。テーマに対するアプローチ、構成・演出から機動的な機材での撮影・録音といった技術的な面まで、イメージを形にする具体的なプロセスを身に付け、映像で何をどう伝えるかを実践的に学んでいく。

授業説明動画 https://youtu.be/v1Gv-xOZ2co

授業計画
1回
企画案作成:竹藤
事前学習
(事前学習2h)テキストの「企画」部分を読んでくる。
事後学習
(事後学習2h)課題にそった形に企画を修正する。

2回
企画のプレゼンテーション:竹藤・五島
事前学習
(事前学習2h)プレゼンテーションの練習をしてくる。
事後学習
(事後学習2h)プレゼンの結果を受けて企画を修正する。

3回
ロケーションハンティングの実施:竹藤
事前学習
(事前学習2h)画像、地図などを事前に用意する。
事後学習
(事後学習2h)ロケ場所の決定、許可取り

4回
構成台本作成:竹藤
事前学習
(事前学習2h)箱書きをしてくる。
事後学習
(事後学習2h)台本の修正をする。

5回
撮影機材レクチャ:竹藤・五島・菅沼
事前学習
(事前学習2h)映像制作ハンドブックの「撮影」を熟読しておく。
事後学習
(事後学習2h)機材表の作成

6回
録音機材レクチャ:竹藤・五島・菅沼
事前学習
(事前学習2h)映像制作ハンドブックの「録音」を熟読しておく。
事後学習
(事後学習2h)機材表の提出

7回目
画コンテ・カメラポジション表作成:竹藤
事前学習
(事前学習2h)撮影カットのサイズ、アングルを考えてくる。
事後学習
(事後学習2h)撮影場所、日程の検討。 

8回
リハーサルの実施:竹藤
事前学習
(事前学習2h)撮影に必要な機材や小物を用意する。
事後学習
(事後学習2h)テスト撮影した素材のコピー、取り込み。

9回
撮影1:メインストーリーの撮影:竹藤・五島
事前学習
(事前学習2h)日々スケの作成、機材準備
事後学習
(事後学習2h)撮影済み素材のコピー、プレビューを行う。

10回
撮影2:インサート撮影:竹藤・五島
事前学習
事後学習
撮影済み素材のコピー、プレビューを行う。

11回
荒編集・ラッシュプレビュー:竹藤・五島
事前学習
(事前学習2h)OK出しをする。
事後学習
編集の修正をする。

12回
テロップ・タイトル作成:竹藤・五島
事前学習
(事前学習2h)テキストや画像素材を用意する。
事後学習
(事後学習2h)レンダリングをする。

13回
プレビュー・講評:竹藤・五島
事前学習
(事前学習2h)再生音量チェック。
事後学習
(事後学習2h)実習を通じて学んだ点、反省点まとめ。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内で行う作品制作への貢献度:40%
授業への取り組み・積極的関与:40% 
作品提出、授業中及び終了後のレポート:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
企画や構成、作品などの講評は授業内で行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
新版 映像制作ハンドブック
グラスバレー
玄光社MOOK
978-4-7683-0538-6
参考文献・推薦図書
「ドキュメンタリー撮影問答  対話から見えてくる映像制作の深層」辻 智彦 (著) 玄光社    ISBN:978-4-7683-1479-1
研究室
竹藤:紀尾井町キャンパス3号棟3410研究室
オフィスアワー
木曜と金曜の2限目
事前にメールにてtakefuji@jiu.ac.jpまで連絡下さい。その他の時間を希望する場合もメールでお願いします。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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