シラバス情報

授業科目名
メディア基礎演習D
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
Jiro N.Plutschow
授業形態
授業で主に使用する言語
外国の教材、音楽やDTMの専門用語また、様々な映画や音楽(主に洋画、洋楽)多少の英語は望ましい。
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
アナログ技術の仕組みを始めにデジタル音までどのような進歩が遂げられたのかを客観的に、芸術的に捉え、現代の音楽はどのように作り上げられ私達の身の回りに影響を及ぼすかを理解し実現する能力の習得が目標です。
授業の概要
サウンド/音楽制作の基礎授業。オーディオの基礎を踏まえて、サウンド、又は音楽業界での職種と使用される機材そ必要な技術を主とした講義です。

授業計画
1回
1.(講義)オリエンテーション、耳の機能と構造、音の職業
事後学習: フェースブックグループ、グーグルアカウントの登録確認
事前学習
PC環境が整っているかの確認。
事後学習
(事後学習) 耳の機能と構造のプリント(リンク)の復習。

2回
2.(講義)ホーム、ポータブルオーディオ
(実技)パソコンの基礎、オーディオデータの要領
課題:ハードドライヴ、メモリーとケーブルの要領と速度
事前学習
(事前準備)自分のノートパソコンのシステム環境の確認。(事後学習)CPU、メモリー、ハードの役割とメディア編集への影響、適した環境設定を調べる。
事後学習
(事後学習)CPU、メモリー、ハードの役割とメディア編集への影響、適した環境設定を調べる。

3回
3.(講義)波形、ヘルツとデシベル、振幅
(実技)ピッチと音量、フェージング、
事前学習
(事前準備)Audacityのインストール。
事後学習
(事後学習)Audacity・Garage Bandでフェージングを作成する。

4回
4.(講義)非圧縮オーディオ、量子化
(実技)オーディオファイルタイプ比較
事前学習
(事前準備)PCのサウンド設定が圧縮か、非圧縮か確認。要領にどう影響あるかを調べる。
事後学習
(事後学習)Audacity・Garage Bandで両タイプのオーディオファイルに音質の違いの確認。

5回
5.(講義)レゾリューション、ビット震度とサンプリング周波数
(実技)レゾリューションダウングレード
課題:レゾリューションコラージュ
(24ビット〜8ビット)(96kHz〜22.05kHz)
事前学習
(事前準備)オーディオレゾリューションによるデータ容量
事後学習
(事後学習)音楽ジャンルによってどのレゾリューションが最適か確認。

6回
6.(講義)レゾリューション、ナイキスト周波数
(実技)エイリアシング(折り返し雑音)ノイズ作成と対象方
課題:プリント
事前学習
(事前準備)Audacity・Garage Bandのエフェクトを確認する。
事後学習
(事後学習)エイリアシング(折り返し雑音)ノイズ作成と対象方を調べる

7回目
7.(講義)スタジオ/PA機材Ⅰ、ケーブル類とインタフェース
(実技)ホームスタジオシミュレーション
課題:プリント
事前学習
(事前準備)ウェブでどのようなホームオーディオ機材があるか確認。
事後学習
(事後学習) 限られた予算でホームスタジオシミュレーション。見積書の作成

8回
8.(講義)スタジオ/PA機材Ⅱ、ミキサー
(実技)配線
事前学習
(事前準備)2chミキサーのI/O環境の確認。
事後学習
(事後学習)ケーブルタイプと音の質を確認する。

9回
9.(講義)スタジオ/PA機材Ⅲ、マイク
(実技)指向性
課題:プリント
事前学習
(事前準備)マイクの種類をテキストとウェブサイトで確認
事後学習
(事後学習)特定な楽器に適したマイクを調べる

10回
10.(講義)スタジオ/PA機材Ⅳ、スピーカー
(実技)インタフェース I/Oからサラウンド
事前学習
(事前準備)スピーカーの種類をテキストとウェブサイトで確認
事後学習
(事後学習)インタフェース I/Oからサラウンド

11回
11.(講義)スタジオ/PA機材Ⅴ、アウトボード
(実技)スタジオ配線
事前学習
(事前準備)アウトボードエフェクトの種類をテキストとウェブサイトで確認
事後学習
(事後学習)アウトボードの配線図を作成する。

12回
12. ルームアコースティックス
(実技)吸音、反響実験
課題:ホームスタジオ配線図と設計
事前学習
(事前準備)物体の硬度による音速の違いの確認
事後学習
(事後学習)楽器の音色と木材(木管楽器、弦楽器)の関係を理解する。

13回
13.(講義)楽器類
(実技)楽器周波数
課題:プリント
事前学習
(事前準備)各楽器類の音色と音域の復習
事後学習
(事後学習)木管楽器、打楽器、弦楽器の特徴を学習。

14回
14.(講義)MIDIの基礎
(実技)正弦波(Sin, Square, Triangle, Saw, Pulse)
課題:正弦波からシンセ音作成(弦楽器、管楽器、木管楽器、ドラム)
事前学習
事前準備)波形から作成された楽器音の確認
事後学習
(事後学習)8ビットゲームの実際の楽器種を調べる

15回
15.(講義)エフェクト類
(実技)EQ、コンプ/リミター、リバーブの設定
課題:指定された音源にエフェクト、ミックスダウン
事前学習
(事前準備)オーディオミックスダウンについての配慮、マスタリング
事後学習
(事後学習)EQ、コンプ/リミター、リバーブの設定、試験準備

16回
16. DAWの基礎
(実習)機材接続、インタフェース
(ラボ)A/D変換、I/O設定
事前学習
(事前準備)AVID Protoolsと他のDAWを比較
事後学習
(事後学習)AVIDアカウント作成、トライアル版をダウンロード

17回
17. XPandで打ち込み
事前学習
(事前準備)バーチュアルインストルメントやプラグインについて調べる。
事後学習
(事後学習)他のシンセサイザーにどんな機能が含まれているのか調べる。

18回
18. Boom で打ち込み
事前学習
(事前準備)楽器を重ねるとどんな音色になるか試してみる。
事後学習
(事後学習)VelocityとMIDI Volume, Track Volumeの違いを確認する。

19回
19. シンセでミックスダウン(MP3)
事前学習
(事前準備)Boomでビートのパターンや楽器音をどう変更するか確認する。
事後学習
(事後学習)携帯やノートpcでMP3データを再生し音の違いを確認する。

20回
20. Structureで打ち込み、ライブラリー作成にチャレンジ
事前学習
(事前準備)サンプラーとシンセの違いを調べる。
事後学習
(事後学習)ライブラリーでキーを変えるとどうなるか確認する。

21回
21. SMFファイルでセッション作成
事前学習
(事前準備)MIDIファイルのインポートやエキスポートについて調べる。
事後学習
(事後学習)楽器のトラックとMIDI Ch. の割り当てでThruとは何か調べる

22回
22. オーディオ録音の基礎 その1
事前学習
(事前準備)ゲインとボリュームの違いを調べる。
事後学習
(事後学習)録音した音のレベルを確認し、ノイズ がどれくらいか推測してみる。

23回目
23. オーディオ録音の基礎 その2
事前学習
(事前準備)マイクの位置とマイクの感度(ゲイン)を調整し、ノイズを最小限に抑える方法を考える。
事後学習
(事後学習)マイクの指向性を比較し、どの様な状況で使い分けられるかを考える。

24回
24. オーディオ録音の基礎 その3
事前学習
(事前準備)コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いを調べる。
事後学習
(事後学習)ファンタムパワーを入れる順序、電気環境が整っていない場合どうなるか調べる。

25回
オーディオ録音の基礎 その4 ミックスダウン
事前学習
(事前準備)ドラムパートの各トラック(4トラック)で位相が起きた場合どうするかか調べる。
事後学習
(事後学習)いろんな環境でミックスしたデータを確認する。

26回
試験
事前学習
(事前準備)授業で学んだ内容や専門用語を復習する。
事後学習
2年次の授業、デジタルレコーディング Iやデジタル音楽表現で必要な知識であり、常に練習し復習する。

試験及び成績評価
課題制作+期末試験70%
授業中に実施する課題 20%
授業への参加・取り組み10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題について質問があった場合オフィスアワーの時間帯、またはオンラインで指定した時間で行える。
課題の提出後、soundstudiojiu@gmail.comから送信があり、コメントが書いてあります。たまにやり直しの指示が含まれるので注意してください。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
レコーディング/ミキシングの全知識
杉山 勇司
リットーミュージック
4845621886
https://www.amazon.co.jp/%E6%9D%89%E5%B1%B1-%E5%8B%87%E5%8F%B8/dp/4845621886/ref=sr_1_2_sspa?crid=3V4BSO4M8EZ2D&keywords=%E9%8C%B2%E9%9F%B3&qid=1646557726&s=books&sprefix=%E9%8C%B2%E9%9F%B3%2Cstripbooks%2C178&sr=1-2-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUExQk42QURGTkQ0QzFKJmVuY3J5cHRlZElkPUEwMjQ2NzQzODk2QUcyTjZQNlFMJmVuY3J5cHRlZEFkSWQ9QTFVSThRNEhRNE1QQlEmd2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGYmYWN0aW9uPWNsaWNrUmVkaXJlY3QmZG9Ob3RMb2dDbGljaz10cnVl
参考文献・推薦図書
授業でプリントを配布する。
研究室
H214
Email: jplutsch@jiu.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワー:火曜12:40~13:20
オンラインでも可能です。指定した時間で質問等対応できます。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001