シラバス情報

授業科目名
メディア基礎演習F
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中村 陽介、高桑 真恵
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
アニメーション、コンピューターグラフィクスの技術は実写映像・アニメ・ゲーム・ライブパフォーマンスなど様々なコンテンツで活用され、エンタテイメント業界で作品作りをするには必要不可欠な技術となっている。本演習ではアニメーション、コンピューターグラフィクスの成り立ちなど基礎的な学習と、コンテンツにアニメーション、コンピューターグラフィクスの技術はどのように使われているのかを、かんたんな制作として体験しながら学習する。
本演習を通じてアニメーション、コンピューターグラフィクスに興味を持ち、アニメ・CG分野だけでなく映像の各分野、ステージ分野などでアニメーションやコンピューターグラフィクスを活かした近代的な作品を考案するための第一歩とする。
授業紹介動画:https://drive.google.com/drive/folders/18r9mH1NW4CXIF0gxUYrycUEmaffhUc72?usp=sharing
授業の概要
演習はコンピューターグラフィクス分野とアニメーション分野を順に行う。それぞれの分野の概要の解説及び作品の詳細を解説した後、かんたんな作品の制作を行う。制作は個人で行うものやチームで行うものなど授業回ごとに異なる。
・コンピューターグラフィクス分野
クロマキーを使った実写とCGの合成
CGの仮想ライブステージにカメラワークやエフェクトを加えてミュージッククリップを撮影する
・アニメーション分野
フリップブックの制作

※コンピューターグラフィクス分野の演習ではノートパソコンを使用します。初回授業から必ず持ってきてください。演習での制作はマウスを使った方が作業が楽になります。用意できる人は持ってきてください
アニメーション分野では鉛筆など筆記用具が必要です。その他必要なものがあれば授業で指示します

授業計画
1回
コンピューターグラフィクスとアニメーションの概要と様々な活用例【中村】既存の作品鑑賞を通じて、コンピューターグラフィクスとアニメーションはどういうところで活用されているかを学習する
事前学習
授業概要動画を事前に鑑賞しておく
事後学習
授業のメモをまとめる

2回
クロマキーを使った実写とCGの合成【中村】アニメや実写で一般的に使われている、画像に別の画像を合成し馴染ませる、最も初歩的なVFXについて学習する
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
事後学習
課題の制作を進める

3回
ミュージッククリップを撮影しよう①【中村】CGの仮想ライブステージにカメラワークやエフェクトを加えてミュージッククリップを撮影する。Unityの操作方法など基本的な解説
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
Unityの事前インストールをしておく
事後学習
課題の制作を進める

4回
ミュージッククリップを撮影しよう②【中村】チームに分かれ、どのような演出にするかディスカッションする
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
事後学習
課題の制作を進める

5回
ミュージッククリップを撮影しよう③【中村】3D空間上の仮想カメラで、キャラクターを撮影する
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
事後学習
課題の制作を進める

6回
ミュージッククリップを撮影しよう④【中村】エフェクトやライティングを変更し、演出する
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
事後学習
課題の制作を進める

7回目
ミュージッククリップの撮影課題の講評【中村】グループ毎に作品を講評し、フィードバックを行う
事前学習
授業資料・動画を事前に確認しておく
事後学習
講評のフィードバックをもとに作品のブラッシュアップを行う

8回
科目主旨の説明 【高桑】アニメの原理について
事前学習
事前に配布される資料確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する

9回
アニメの特異性に関する考察【高桑】フリップブック制作⑴ 作品鑑賞
事前学習
事前に配布される資料確認
事後学習
作品鑑賞をベースに自分のアイデアをまとめる

10回
アニメーションの表現特性【高桑】フリップブック制作⑵ 構想 ラフスケッチや絵コンテの作成
事前学習
Web等での作品調査
事後学習
ラフスケッチや絵コンテの作成

11回
アニメーションの表現特性【高桑】フリップブック制作⑶ ラフスケッチや絵コンテの作成し、提出。修正の指示をえてから下描きをする。
事前学習
ラフスケッチや絵コンテの作成
事後学習
下描きを仕上げる。

12回
アニメーションの表現特性【高桑】フリップブック完成提出と講評
事前学習
下描きを完成させる。
事後学習
講評を得て、修正を行い清書する。

13回
アニメーションの表現特性【高桑】フリップブック講評 修正提出
事前学習
作品完成。Webにアップロードする。
事後学習
修正した作品をアップロードする。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内で作成する課題:静止画・動画など3作品:70%(各課題の評価項目は課題提示時に解説する。フィードバックは授業内でレビュー形式で行う)
授業の参加状況・取り組み態度:30%(出席及び技術的な挑戦やチーム制作への参加度)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題①実写とCGの合成(個人制作)
課題②ミュージッククリップ(チーム制作)
課題③フリップブック(個人制作)
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ラフ∞絵展図録
ラフ∞絵実行委員会
ラフ∞絵実行委員会
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参考文献・推薦図書
推薦図書
入門CGデザイン -CG制作の基礎- [改訂新版],公益財団法人 画像情報教育振興協会,978-4903474472
研究室
3402教室
オフィスアワー
授業の疑問点・相談などは、最初にメールで連絡してください。
メールで回答、オフィスアワーの対応可能な時間をご連絡します
中村連絡先:ynakamura@jiu.ac.jp
高桑連絡先:takakuwa@jiu.ac.jp
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ