シラバス情報

授業科目名
M&A戦略
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
松本 茂
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
M&A(合併・買収)の理論と実践をバランスよく学ぶことを目的とする。
授業の概要
M&Aを戦略実現の有力な手段として活用する動きが企業の間で広がっている。国内市場の成熟から成長のフロンティアを海外に求めて、海外企業買収に取り組む経営者も多い。本講ではファイナンスと戦略の2つ視点からM&Aを捉え講義を行う。講義前半は、買収時における企業価値算定、そして買収の合意形成プロセスを解説する。講義後半は、買収後の経営に焦点を当て、事例を用いてディスカッションを行う。日本企業の成功や失敗例や中国、台湾企業の日本企業買収について考察する。「M&Aに関与したことがあり、更に理解を深めたい学生」、そして、「経験はないが、今後M&Aに関わることを希望する学生」を対象とする。インタラクティブな講義とし、履修生にディスカッションへの積極的な参加を求める。

授業計画
1回
イントロダクションーM&Aとは何か 
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第1章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

2回
経営における買収の役割ー持続的な利益成長の実現 
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第2章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

3回
企業価値の算定①マーケットマルチプル法 
事前学習
リーディングアサイメントを読む。
事後学習
講義資料を復習する。

4回
企業価値の算定②DCF法 
事前学習
リーディングアサイメントを読む。
事後学習
講義資料を復習する。

5回
買収の交渉ー株式譲渡契約の重要事項
事前学習
リーディングアサイメントを読む。
事後学習
講義資料を復習する。

6回
買収による結合手法と相乗効果①水平結合  
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第3章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

7回目
買収による結合手法と相乗効果②垂直結合  
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第3章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

8回
買収による結合手法と相乗効果③混合結合と多角化  
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第3章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

9回
M&Aの成功事例①ケースディスカッション IBMの復活とグーグルの勃興
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第5章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

10回
M&Aの成功事例②ケースディスカッション ダイキン工業と村田製作所の海外M&A
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第8章、第12章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

11回
中間プレゼンテーションーM&A案件の分析
事前学習
中間プレゼンテーションを準備する。
事後学習
中間プレゼンテーションの修正

12回
M&Aの戦略マトリックス
事前学習
『海外M&A新結合の経営戦略』第13章を読む。
事後学習
講義資料を復習する。

13回
講義総括
事前学習
期末リポートを準備する。
事後学習
期末リポートを作成する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
中間プレゼンテーション50%
期末リポート50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題のフィードバックは講義の中で行う 。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『海外M&A新結合の経営戦略』
松本茂
東洋経済新報社
4492534377
2021年4月
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