シラバス情報

授業科目名
日本文化研究(文学)A
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
岡田 美也子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
到達目標
・文学研究の視点や理論を学び、自身の研究において適切な方法を選択することができる。
・古典文学研究と近現代文学研究の共通点と相違点を理解している。
テーマ
日本文学研究の視点や理論
授業の概要
テキストを手掛かりに日本文学研究の視点や理論に対する理解を深める。0章は講義による。I章以降は、履修者が自分の関心や研究課題に応じて項目(術語)を選択し、内容の要約を発表する。履修者同士で発表内容に関する質疑応答を行う。古典文学研究はじめ、必要に応じて、別の文献から課題を提示する。

授業計画
1回
0章 テクストの概念
到達目標:文学研究の基礎知識として文学理論に関する学習の見通しを持つこと。
事前学習
[2h]テキスト「はじめに」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]自身の研究との関連を考え、学習目標を設定しておくこと。

2回
0章 テクスト
到達目標:テクストの概念について理解する。

事前学習
[2h]テキスト4〜11頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

3回
0章 時間
到達目標:時間の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト12〜19頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

4回
0章 空間
到達目標:空間の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト20〜28頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

5回
II章 物語
到達目標:物語の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト84〜87頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

6回
II章 ストーリーとプロット
到達目標:ストーリーとプロットの概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト88〜93頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

7回目
II章 語り
到達目標:語りの概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト94〜99頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

8回
II章 視点
到達目標:視点の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト100〜103頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

9回
 II章 描写
到達目標:描写の概念について理解する。

事前学習
[2h]テキスト104〜109頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

10回
II章 構成
到達目標:構成の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト110〜115頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

11回
II章 枠
到達目標:枠の概念について理解する。
事前学習
[2h]テキスト116〜121頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

12回
III章 引用
到達目標:引用の概念について理解する。

事前学習
[2h]テキスト168〜171頁を読んでおくこと。
事後学習
[2h]取り上げた術語に対する理解をまとめておくこと

13回
学習内容のまとめ 実例
 到達目標:研究として実践できるよう理解を深める
事前学習
[2h]とりあげた概念を振り返って、それぞれの関連を確認しておくこと。不明点など質問事項を整理しておくこと
事後学習
[2h]配付資料によって「読み」の実際を確認し、理解を深めておくこと

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末レポート 60%
授業内での発表・小課題 20%
授業への参加度 20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小課題は、翌週の授業内でコメントします。
期末レポートは、原則、電子ファイルでの提出とし、成績評価後にコメントして返却します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
読むための理論—文学・思想・批評
石原千秋・木股知史・小森陽一ほか
世織書房
978-4906388011
参考文献・推薦図書
『現代文学理論 テクスト・読み・世界』土田知則・青柳悦子・伊藤直哉(新曜社/1996/\2,640/978-4788505797)
『文学理論講義 新しいスタンダード』ピーター・バリー著、高橋和久訳(ミネルヴァ書房/2014/\4,400/ 978-4623070435)
『ナラトロジー入門 プロットからジュネットまでの物語論』橋本陽介(水声社/2014/\2,808/978-4801000490)
『小説のしくみ: 近代文学の「語り」と物語分析』菅原克也(東京大学出版会/2017/¥3,888/978-4130830706)
『読むことの可能性: 文学理論への招待』武田悠一(彩流社/2017/¥2,700/978-4779123771)
その他(特に古典文学関係)、授業で適宜紹介する。
研究室
東金キャンパス H棟5階 H513
オフィスアワー
水曜2限目
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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