シラバス情報

授業科目名
日本文化研究(歴史)B
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
長尾 宗典
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
日本の近代史に関して、修士課程において専門的に研究していくための基本的な知識と視点を身につける。
授業の概要
①科目名(英語名):日本文化研究B(歴史)(Lecture in Japanese Cultural Studies B (History))
②授業形態:講義形式。ただし入国困難な受講生がいた場合、オンラインと併用する。
③内容:日本近代の思想や文化を歴史学の立場から研究してくためのいくつかの視点を解説する。2022年度は、大正時代の文化史上の論点について、最新の研究成果の動向を概観しながら、何が論点となっているかの把握に努める。歴史だけでなく、近代文学専攻の受講者にも配慮し、大正時代当時の文学作品も積極的に取り上げる。
④授業で主に使用する言語:日本語

授業計画
1回
大正時代についての視点
 到達目標:大正時代における研究の現状と新たな論点を理解する。
事前学習
[2h]教科書のはじめにを読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

2回
民本主義と国家主義
 到達目標:民本主義思想について理解する。
事前学習
[2h]教科書のはじめに・第1章と3章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

3回
経済メディアと経済論壇の発達
 到達目標:大正時代の主要な経済メディア登場背景を理解する
事前学習
[2h]教科書の第2章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

4回
大正教養主義と夏目漱石
 到達目標:教養主義思想について理解する。
事前学習
[2h]教科書の第4章と6章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

5回
西田幾多郎と京都学派
 到達目標:哲学の主要な傾向を理解する。
事前学習
[2h]教科書の第5章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

6回
「男性性」のゆらぎ
 到達目標:当時のジェンダー規範を理解する。
事前学習
[2h]教科書の第7章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

7回目
宮沢賢治
 到達目標:宮沢賢治の思想世界と文学について理解する。
事前学習
[2h]教科書の第8章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

8回
童心と童謡・民謡
 到達目標:大正時代の児童文学を理解する。
事前学習
[2h]教科書の第10章〜12章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

9回
[2h]教科書の第14〜16章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事前学習
[2h]教科書の第22章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
 
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

10回
大衆文学と時代小説、漫画
 到達目標:大衆文学とはどのようなものかを理解する。
事前学習
[2h]教科書の第17〜19章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

11回
ラジオと映画、レコード
 到達目標:新たなメディアであるラジオの登場とその影響を知る。
事前学習
[2h]教科書の第20章・22章・23章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

12回
モダン文化と消費
 到達目標:大正時代の花開いたさまざまな文化を理解する。
事前学習
[2h]教科書の第21章・24章・27章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

13回
小林一三、阪急、宝塚
 到達目標:阪急電鉄の小林一三の功績を理解する。
事前学習
[2h]教科書の第25章・第26章を読み、不明な点を明らかにしておくこと
事後学習
[2h]授業内容を復習・整理すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
学期末の課題レポート80% 授業貢献度20% で評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
各回の質問については次の授業内で回答する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
大正史講義【文化篇】
筒井清忠【編】
筑摩書房
9784480074232
1300円+税
参考文献・推薦図書
・大正文化—1905‐1927/南 博/社会心理研究所【著】/ 勁草書房/4326600144
・大正文化帝国のユートピア : 世界史の転換期と大衆消費社会の形成. 増補版/竹村民郎著/9784883032747
・大正知識人の思想風景:「自我」と「社会」の発見とそのゆくえ/飯田泰三/法政大学出版局/978-4-588-62534-3
その他授業内で適宜指示する。
研究室
東金キャンパスH棟412
オフィスアワー
授業内で別途指示する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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