シラバス情報

授業科目名
日本文学特論A
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
岡田 美也子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:
日本文学を東アジア地域の中で捉え直そうとする研究の近年の動向を把握し、今後の研究の可能性について考える。
テーマ:
東アジア地域における日本文学
授業の概要
社会のグローバル化のなかで、日本文学研究についても変革の試みの一つとして、外に開こうとする動きがある。日本文学、特に古典文学に対する中国からの直接的間接的影響については、早くから認識され研究もされてきた。こうした伝統的な比較文学研究とは異なり、近年では、地域的枠組みの変化を背景に、西欧に対する東アジア、特に漢字文化圏を視野に、種々の方面から文化的共通点や相違点を探索し、新たな文学史の構築が試みられている。
そこで近年発表された論文や研究書からいくつかの話題をとりあげて、東アジアにおける日本文学(主に古典)の現在を知り、各院生の研究や将来の教育の糧となるようにしていきたい。履修者の研究分野やテーマが分散していることが想定されるので、扱う内容は適宜、調整しながら進めていく。

授業計画
1回
オリエンテーション(授業の内容、履修者の研究テーマ、関心事の聞き取り)
比較文学研究 基礎的な観点(源泉、典拠、引用など)
到達目標:
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]オリエンテーション内容をまとめて、受講の見通しを持っておくこと。

2回
東アジアを枠組みとする日本古典文学研究の動向
到達目標:
当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業をふまえて近年の研究動向をまとめておくこと。

3回
宗教と文学:世界観、神話
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

4回
宗教と文学:仏伝
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

5回
宗教と文学:法華経の受容
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

6回
学問と文学:儒教の世界
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

7回目
学問と文学:注釈学の世界
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

8回
学問と文学:儒教の受容
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

9回
歴史と文学:歴史叙述
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

10回
歴史と文学:対外意識
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

11回
歴史と文学:人物伝
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

12回
歴史と文学:交易の反映
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]配付資料を読み、できるだけ未知の語句を調べておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

13回
メディアと文学:書画と文学
到達目標:当該テーマについて研究動向を把握し、私見を持つことができる。
事前学習
[2h]授業内容を振り返って、自身の研究との関連を整理しておくこと。
事後学習
[2h]授業及びディスカッションの内容をまとめておくこと。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
○レポート(前期):60%
○授業への取組み(報告内容・質疑応答など)40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出された課題は、原則として1週間以内にコメントを付けて返却します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『はじめに交流ありき: 東アジアの文学と異文化交流 (東アジア文化講座1) 』染谷智幸 編(文学通信/2021/\3,080/ISBN978-4-909658-44-9)
『漢字を使った文化はどう広がっていたのか: 東アジアの漢字漢文文化圏 (東アジア文化講座2)』金文京 編(文学通信/2021/\3,080/ISBN978-4-909658-45-6)
『東アジアに共有される文学世界 東アジアの文学圏(東アジア文化講座3)』小峯和明 編(文学通信/2021/\3,080/ISBN978-4-909658-46-3)
『東アジアの自然観: 東アジアの環境と風俗 (東アジア文化講座4)』ハルオ・シラネ 編(文学通信/2021/\3,080/978-4-909658-47-0)
『説話文学研究の最前線』説話文学会編(文学通信/2020/\3,000/ISBN978-4909658357)
『「文」から「文学」へ—東アジアの文学を見直す(日本「文」学史3)』河野貴美子, Wiebke DENECKE他(勉誠出版/2019/\4,180/ISBN 978-4585294931)
その他
研究室
H棟5階 H513
オフィスアワー
水曜2限目 金曜3限目
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