シラバス情報

授業科目名
【別科】分野別日本語(地理・歴史)A
学年
1年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
塩出 浩和
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
留学生が日本の地理と歴史の基本的な知識を身につけられるようにすること。
授業の概要
N2レベルの日本語で日本の各都道府県の地理と歴史が理解できるような授業をする。同時に、N2レベルの文法と語彙が復習できるようにする。

授業計画
1回
世界の中での日本の位置・生態区・海流などを外観する。
事前学習
日本全体の地勢・気候・行政区を確認しておく。
事後学習
自分の国と日本の気候の違いを確認する。

2回
千葉県の地理。古代の千葉県。
事前学習
千葉県の地勢を確認する。東金市の位置を確認する。
事後学習
日本古代の東日本の状況を確認する。

3回
中世・近世の千葉県。
事前学習
千葉県の農業生産を確認する。
事後学習
千葉にはどんな藩があったか確認する。

4回
近現代の千葉県。
事前学習
明治以後の日本の歴史を概観しておく。
事後学習
千葉県の工業について確認する。

5回
近畿地方の地形・水系・植生について。
事前学習
近畿地方の地勢と気候を確認する。
事後学習
近畿の河川・湖水・山脈を再確認する。

6回
奈良県の歴史と地理について。
事前学習
奈良県の有名史跡を探しておく。
事後学習
法隆寺・東大寺・唐招提寺・春日大社の建立時期を確認する。

7回目
平安時代の京都について。
事前学習
京都府の旧国名・歴代の都を確認する。
事後学習
古代京都に住んでいた人々の生活を想像する。

8回
鎌倉・室町時代の京都について。主に政治史。
事前学習
鎌倉時代と室町時代の時期を確認しておく。
事後学習
注目すべき将軍の事績について確認する。

9回
北山文化と東山文化について。
事前学習
金閣と銀閣の建築時期と様式を確認する。
事後学習
禅宗の理念と政治的役割を確認する。

10回
戦国から江戸期の大阪について
事前学習
大阪の旧国名を確認する。
事後学習
大阪はどうして商業の中心地になったか考える。

11回
近畿地方の近代について。
事前学習
近代の近畿地方の変化について考える。
事後学習
関西私鉄網の発展を考える。

12回
近畿地方の現代について。
事前学習
現代近畿地方の課題について考える。
事後学習
大阪万博とは何だったのかについて考える。

13回
琉球王国の成立と外交。
事前学習
南西諸島の地理について確認する。
事後学習
薩摩藩はどうして琉球を侵略したのかについて考える。

14回
琉球処分と旧慣温存政策について。
事前学習
琉球処分の時期と内容について確認する。
事後学習
琉球・沖縄の土地制度・村落の変遷を確認する。

15回
沖縄におけるアジア太平洋戦争と移民。
事前学習
沖縄戦の展開を確認しておく。
事後学習
沖縄の軍民関係について考察する。

16回
祖国復帰と現代の沖縄県。
事前学習
沖縄の返還過程を確認する。
事後学習
海洋博の遺産は何かについて考える。

17回
九州の古代と中世について。
事前学習
九州の地勢と気候を確認しておく。
事後学習
モンゴル襲来と東アジア情勢について考える。

18回
九州と江戸時代の対外関係について。
事前学習
九州の幕藩体制について確認する。
事後学習
長崎留学では何が学ばれたかについて考える。

19回
九州における工業の発展について。
事前学習
近現代の九州とアジア諸国の関係を考える。
事後学習
九州の交通網の将来像を展望する。

20回
四国の古代と中世について。
事前学習
四国の地勢と気候について確認する。
事後学習
瀬戸内海の海賊と海運の関係を確認する。

21回
お遍路信仰り変遷について。
事前学習
幕藩体制下の四国。
事後学習
宗教実践と観光旅行について。

22回
大国主命の伝説と出雲。
事前学習
山陰と山陽の古代・中世。
事後学習
伝説と史実の関係について考える。

23回目
山陰・山陽の近世と近代。
事前学習
山陰と山陽にあった諸藩について調べておく。
事後学習
山陰と山陽の産業を確認する。

24回
美濃・三河・相模・武蔵の古代・中世について。
事前学習
中部と関東地方の地勢・気候を確認しておく。
事後学習
中部から関東にかけての貴族社会と武家社会の特徴を確認する。

25回
東北地方への「日本の拡大」について。
事前学習
東北地方の地勢と気候について確認しておく。
事後学習
東北文化の特徴について確認する。

26回
蝦夷から北海道へ。日本の少数民族。
事前学習
北海道の地勢と気候について確認しておく。
事後学習
北海道におけるアイヌ文化について確認する。

試験及び成績評価
レポートを二回課す。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
一回目のレポートについて授業中に講評する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
研究室
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オフィスアワー
火水木の昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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