シラバス情報

授業科目名
【別科】日本語アカデミック・ライティングA
学年
1年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中山 富子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
アカデミックな状況で必要とされる受容・産出(書く)の力を身につけることを目標とする。
授業の概要
 この授業では、アカデミックな内容の受容・産出を目指す。主教材(総合科目)で学んだ知識を個人化し、レポートとして提出する力を身につける。レポートの書き方をしっかり理解し、参考文献リストの書き方、引用の仕方、概要の書き方を学ぶ。また、パソコンの使い方、図書館の利用方法なども学ぶ。さらに教職員とのメールの書き方・読み方、留学生センターや別科事務室から配布された配布物についての読解、授業概要についての理解などアカデミックな状況で必要とされる読む力と書く力を身につける。


授業計画
1回
読み物(あるいはメール)を読み、内容を把握する。
メールの書き方を観察する。自国でのメールの書き方と比較する。
メールを書く。
到達目標:メールを読み、書き、不明な点は問い合わせることができる。
事前学習
自国でのメールに注目し、書き方を説明してみる。
事後学習
メールの書き方を復習する。

2回
・自国の高校や大学にある施設を紹介する。
・JIUの図書館を検索する。利用の仕方等を調べる。結果を発表し、共有する。
到達目標:調査の場としての図書館に関心を持つ。利用の仕方を知る。
事前学習
授業で紹介するために自国の高校、大学にある施設(図書館等)を調べる。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

3回
・第6課をやり取りの中で復習する。
・第6課の本文をまとめる。
  質問に答えを頼りにしたり、与えられたキーワードをつなげたりして全体を把握した後、本文の内容を説明をする。
  全体を「丁寧体」で説明する。最後に「丁寧体」で書く。
到達目標:第6課本文の大意を把握し、説明することができる。

事前学習
第6課を復習する。
事後学習
本日の内容をよく復習する。

4回
・第6課をやり取りの中で復習した後に、以下のような発展的な活動を行う。
  「発明」について自国の場合を紹介する。
    聞き手からの質問や意見を聞き、それに応える。
   紹介する文を「普通体」で書く。
  「普通体」を復習する。
到達目標:文の構成に注意し、「普通体」で書くことができる。
事前学習
第6課をよく復習する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

5回
・宿題の内容を理解し、その要旨を説明する。
  理解のためにやり取りの中で質問、意見等を述べる。
  与えられた設問やキーワードを手掛かりに、全員で要旨を説明する文を考える。
  「丁寧体」で説明する。
  「普通体」で書く。
到達目標:「丁寧体」で話したことを「普通体」で書くことができる。
事前学習
宿題の配布物を読んでくる。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

6回
・第7課をやり取りの中で復習後、以下のような発展的な活動を行う。
  第7課「リサイクル」に関して問題点、自国での取り組みなどについて全体で話しあう。
  次にグループで考え、関連するトピックでスピーチをする。「序論、本論、結論」の流
  れを意識して話す。質問に答える。
  スピーチの内容を「普通体」で書く。
到達目標:本文のテーマに関して話し合ったことを構成を考え、普通体で書くことができる。
事前学習
主教材の第7課をよく復習する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

7回目
・6回までに学習した課の中から興味を持ったトピックについて理由を上げて紹介する。
全員で各課の復習をしながら、質問、意見を述べた後に、学習者それぞれが関心を持った課やトピックについて紹介する文を「普通形」で書く。
到達目標:興味を持った課やトピックについて話し、それを普通形で書くことができる。
事前学習
これまで学習した課で、最も興味を持った課を選び、内容を確認する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

8回
・第8課をやり取りの中で復習した後、以下のような活動を行う。
・「あいづち」及びそれに関連するトピックに発展させ話し合う等の活動をする。
個別に考え、構成を意識して話す。意見や質問を受ける。
発表の内容を普通体で書く。
到達目標:構成を考えた発表を行い、その内容を普通体で書くことができる。
事前学習
主教材の第8課をよく復習する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。


9回
・8回目の授業で挙げた関心を持った課の復習をした後に、以下のような活動を行う。
興味のあったこと、それに関連したこと(他のものでもよい)を調査する。調査方法を考える。インタビューの場合は質問を考える。
到達目標:調査方法を考え、決めることができる
事前学習
興味のあった課(第8回目の授業内容)についてよく復習しておく。
事後学習
本日の授業の内容を復習する。

10回
第9課「男の仕事、女の仕事」で学んだことをやり取りの中で復習する。
それに関連するトピックで全員で一つスピーチを考え発表する。序論、本論、結論の流れを意識して話す。質問、コメントを受ける。
スピーチの内容を普通体で書く。
到達目標:スピーチの内容を構成を考え、普通体で書くことができる。
事前学習
主教材の第9課をよく復習する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

11回
・第9課「男の仕事、女の仕事」で学んだことをやり取りの中で復習した後に、以下のような活動を行う。
 それに関連するトピックで各学習者がスピーチを考え、発表する。「序論、本論、結論」の流れを意識して話す。質問、コメントを受ける。
最後にスピーチを普通体で書く。
到達目標:丁寧体でスピーチし、それを普通体で書くことができる。
事前学習
インタビューの質問を完成させる。
事後学習
発表原稿を完成させる。

12回
・第10課「言葉の使い方」をやり取りの中で復習する。
 「言葉の使い方」及びそれに関連するトピックでスピーチをする。序論、本論、結論の流れを意識して話す。
  聞き手からの質問や意見を聞き、それに応える。
・スピーチの内容を普通体で書く。序論、本論、結論の流れを意識して書く。
・引用の仕方、参考文献の書き方を学ぶ。
到達目的:スピーチの内容を序論、本論、結論の流れを意識して書く。引用の仕方、参考文献の書き方に注目する。

事前学習
主教材の第10課をよく復習する。
事後学習
本日の授業内容を復習する。

13回
・11回目の授業を受け、最終プレゼンテーションを行う。
 聞き手は質問、コメントをする。
 発表内容を「序論・本論・結論」の形式で改めて書き、レポートの形に近づける。参考文献も入れてみる。
到達目標:プレゼンテーションができる。発表内容をレポートに近づけた書き方でまとめる。
事前学習
最終プレゼンテーションのリハーサルをする。
事後学習
授業中に発表した内容を再度声にしたり、書いたりして復習する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内小テストを実施、宿題を課す。評価配分は以下の通りとする。
小テスト   20%
発表     20%
まとめテスト 30%
課題     30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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平井悦子、三輪さち子
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978-4-88319-728-6
2200円
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