経営戦略論｜シラバス情報

授業科目名

経営戦略論

学年

カリキュラムにより異なります。

単位数

2単位

実務経験の有無

〇（実務経験有）

開講クォーター

セメスタ指定なし

担当教員

松田　世治

授業形態

授業で主に使用する言語

日本語

授業方法区分

開講キャンパス

東金キャンパス

授業の到達目標及びテーマ

　ある経営学者の格言を紹介する。
"効率とは物事を正しく行うことで、有効性とは正しいことを行うことである"　さらにこの学者は次のようにも言っている。
"まったくするべきではないことを能率的にする。これほどむだなことはない"と。
物事を正しく（能率的に）行うこと、つまり効率性は何事においても大事であることは間違いない。しかし、企業経営の現場、特に経営戦略の領域では、組織に有効性をもたらすような"正しい"ことを行うことの方がはるかに重要であることをこの格言は言っている。
　経営戦略論は、正解が存在しない経営課題に対して、何が正しいかを考え抜き、決断し、行動に移していくという経営現場に根ざした学問領域である。
　本講義では、(1)経営戦略が作られるプロセスを修得すること、そして(2)企業や組織の戦略を読み解き、受講生なりに洞察していくための知識フレームワークを教授すること、この2点を到達目標としたい。

授業紹介動画：オリエン動画（松田担当の経営系３科目）＿-20220322 0300-1
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=22aad2bb49f437ab2115a942fffb342f
パスワード: QqRvATp4

授業の概要

①科目名（英語名）：経営戦略論（Strategic Management）
②授業形態：講義
③授業内容：
本講義では、伝統的経営戦略論の理論や研究成果を中心に、経営戦略論を体系的に理解・修得し、戦略的に思考することの意味について一緒に考えていきたい。また、これまでの研究で蓄積された良質な事例を紹介しながら、経営戦略の実践的なテーマやトピックについても扱い（授業計画を参照のこと）、理論と実践の両面から理解を深めていく。
　教員による一方的な講義ではなく、受講生への投げ掛けとレスポンスを大切にし、双方向性な講義となるよう努めたい。講義の節目で講義内容の復習と知識や理論の応用力を磨くために、ケーススタディを取り入れる予定である。ケーススタディ課題を提示し、グループで取り組み、受講生同士の積極的な参加を通じて、参加者個々の戦略思考の養成に繋げたい。

授業計画

1回

オリエンテーション〜講義の概観と流れ、成績評価について
経営戦略とは？〜事業戦略と企業戦略, 経営戦略論の概観〜
到達目標：経営戦略論での学びの概観を理解すること。

【注意事項】
「授業形態」について
・本講義は、教室での対面型講義として開講される。

「履修者への連絡及び教員への連絡方法」について
・履修者全体への連絡は manaba で行う。
＊個別の連絡が必要な場合は、JIU メールを利用する。
・教員への連絡は、JIU メールを利用のこと。連絡先メールアドレスはオフィスアワーの案内を参照すること。

「学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法」について
・授業内容について、学生の皆さんとの議論は manaba の掲示板を用いて行う。学生相互の議論にも manaba の掲示板を利用する。

「出席確認方法」について
・各回の授業毎にコメントカード（googleフォーム）の提出を学生に義務付けている。期日内に提出された場合のみ出席確認とする。

事前学習

［事前学習:2h]講義資料（配布スライド集）の予習

事後学習