シラバス情報

授業科目名
教育方法論
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
笹川 清喜
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
受講生各自が教育実践のために必要な教育の方法および技術の知識・技能について理論的・実践的に考え、その成果を教育課題に適用することができることを目標とする。そのために、学習指導者がよりよい授業を開発し実践していく際に教育情報をどのように取り扱っていけばよいのかの方法論を学び、教育情報の分析・解釈・創造・編集・表現・伝達や理解等の、教える心理や学ぶ心理についての理論と具体的な情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。
授業紹介動画:https://youtu.be/eSd3R1MQCfE

授業の概要
学習(授業)活動は、3つのフェーズのサイクルモデルによって表すことができる。現状分析・実態把握のための分析・評価のフェーズ、授業内容を構成し指導教材の編集と教材作成を行う授業設計・教材作成のフェーズ、授業展開のフェーズである。本講義では、これら3つのフェーズに関わる具体的な方法と指導技術について学習し、個人、または、グループで実践的課題に取り組んでいく。そして、その成果を模擬授業として発表し意見交換を行う。

授業計画
1回
主体的・対話的で深い学びの実現について
到達目標:アクティブラーニングについて説明できる。
事前学習
[2h] アクティブラーニングについて調べておく。
事後学習
[2h] アクティブラーニングについて理解を深める。

2回
教育方法の基礎的理論と実践について(1)(これまでに提案された様々な教育方法)
到達目標:授業で説明した教育方法を説明できる。
事前学習
[2h] これまで提案された様々な教育方法について調べておくこと。
事後学習
[2h] 様々な教育方法を分類し理解を深める。

3回
教育方法の基礎的理論と実践について(2)(教授・学習理論と学習方法)
到達目標:授業で説明した教授・学習理論と学習方法を説明できる。
事前学習
[2h] 学習理論について調べておくこと。
事後学習
[2h] 教授・学習理論、学習方法の理解を深める。

4回
教育方法の基礎的理論と実践について(3)(記憶理論を基にした教授方法)
到達目標:記憶理論を基に教授方法を説明できる。
事前学習
[2h] 記憶理論について調べておくこと。
事後学習
[2h] 記憶理論を基にした教授方法の考え方について理解を深める。

5回
学習指導のための基礎的な要件(1)(学習教材の分析)
到達目標:学習教材の分析方法を説明できる。
事前学習
[2h] 学習教材がどのような内容があるかを分析する方法を調べておくこと。
事後学習
[2h] 目標分析と内容分析(教材の構造化)方法の理解を深める。

6回
評価について(1)(形成的評価とS-P表分析)
到達目標: S-P表による分析方法を説明できる。
事前学習
[2h] 形成的評価について調べておくこと。
事後学習
[2h] S-P表による形成的評価の方法についての理解を深めると共にコンピュータを利用したデータ処理の操作に慣れる。

7回目
学習指導のための基礎的な要件(2)(教授目標の分類)
到達目標: 教授目標の分類について説明できる。
事前学習
[2h] 教授目標の分類について調べておくこと。
事後学習
[2h] 教授目標の明確化の必要性についての理解を深める。

8回
情報機器の効果的な利用について(1)(情報活用能力を育成するための指導法)
到達目標: ハイパーリンク型教材を作成できる。
事前学習
[2h] アフォーダンス理論について調べておくこと。
事後学習
[2h] コンピュータを利用した教材作成ができるように操作に慣れる。

9回
情報機器の効果的な利用について(2)(情報機器を利用した教材の作成と提示)
到達目標: オンライン授業教材を作成できる。
事前学習
[2h] オンライン授業教材について考察しておくこと。
事後学習
[2h] オンラインでの学習に関心を持たせ学ぶ意欲を向上させる方法について理解を深める。

10回
評価について(2)(評価基準、指導と評価の一体化)
到達目標: ルーブリックについて説明できる。
事前学習
[2h] 学習評価について調べておくこと。
事後学習
[2h] 指導と評価の一体化について理解を深める。

11回
学習指導ための基礎的な要件(3)(模擬授業の計画、指導案、教材の作成)
事前学習
[2h] これまで授業(第1回から10回まで)の内容を整理しておくこと。
事後学習
[2h] 目標の明確化について理解を深める。

12回
教育の目的に適した指導技術について(1)
到達目標: 授業展開に必要な基礎的な技術を説明できる。
事前学習
[2h] 模擬授業をするための教材を準備する。
事後学習
[2h] 話法・板書などの授業展開に必要な基礎的な技術について理解を深める。

13回
教育の目的に適した指導技術について(2)(模擬授業の実践とその振り返り及び討論)
到達目標: 実践した模擬授業の省察ができる。
事前学習
[2h] 模擬授業の準備をする。
事後学習
[2h] 実施した模擬授業を改善する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
試験は実施しない。
○授業中に実施する演習課題:40% 
○レポート:30%
○授業への参加・取り組み・発表:30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次の授業内での解説、または、コメントを記入して返却します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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参考文献・推薦図書
〇『教育の方法と技術:主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン 』稲垣 忠 (著, 編集) (北大路書房/2019年度版/2200円) 
〇『S-P表の入門』佐藤隆博 著(明治図書/1991年度版/1140円) ※現在、絶版となっているため 、図書館等を利用してください、
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