シラバス情報

授業科目名
保健体育科教育法II
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
柿木 亮、長登 健
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 保健・体育授業をつくる上で必要となる基礎的な知識を学び、単元計画・学習指導案の作成等を通して、授業づくりの実践力や安全に配慮された指導力を高める。また、グループでの活動を通してコミュニケーション能力や協働して学び合う態度を養う。
本授業の到達目標は、以下の通りである。
1. 学習指導要領に基づいた学習指導案を作成できる。
2. 授業つくりに具現化する演習(教材づくり)を通して実践的指導力を身に付ける。

授業紹介動画
動画のリンク: https://youtu.be/XoBCpvdf2Ww
授業の概要
 学習指導要領に示された目標や学習内容等について解説し、指導計画の作成を通じて、学習内容や多様な学習方法、指導方法、教師行動について考察する。教材・教具や学習指導方法の講義を通して「よい授業」「魅力ある授業」を模索して行う。
 なお、本授業は保健体育科教員免許状取得希望者のみを対象とする。

授業計画
1回
ガイダンス、体育の教材・教具論 (担当:長登健、柿木亮)
授業目的及び概要、シラバス、評価方法等について理解する。また、体育授業の教材づくりや教具の意義、様々な情報機器(DVD、ビデオカメラ、タブレット等)があることを理解する。
到達目標:授業目的及び概要、シラバス、評価法等について理解ができる。また、体育授業の教材づくりや教具の意義、情報機器について理解ができる。
事前学習
[2h]保健体育教育法Ⅰのふり返りを行っておくこと。また、体育授業の教材・教具について調べておくこと。
事後学習
[2h]保健体育教員に求められる知識・技能について再確認・整理すること。また、教材・教具について再確認をすること。

2回
指導計画、指導と評価の一体化 (担当:長登健、柿木亮)
指導計画作成の意義と内容、指導と評価の一体化について理解する。また、指導計画の作成方法について理解し、単元計画を作成する。
到達目標:指導計画作成の意義と内容、指導と評価の一体化について理解し、整理ができる。
事前学習
[2h]参考書等をもとに、指導計画の種類と記載内容について調べておくこと。
事後学習
[2h]指導計画作成の意義、指導と評価の一体化について整理すること。

3回
体育の単元計画づくり(1) (担当:長登健、柿木亮)
体育における単元計画の作成方法について理解し、グループで単元計画を作成する。
到達目標:体育における単元計画の作成方法について理解し、グループで協議しながら単元計画を作成することができる。
事前学習
[2h]作成する単元についての情報を集め、整理しておくこと。 
事後学習
[2h]単元計画が対象学年に合った内容になっているか、確認すること。

4回
体育の単元計画づくり(2) (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した単元計画を発表し、問題点や課題を検討する。
到達目標:グループで作成した単元計画を発表し、問題点や課題を検討した上で修正することができる。
事前学習
[2h]作成した単元計画を発表できるよう模造紙やPCを使って準備しておくこと。
事後学習
[2h]作成した単元計画について、修正を加えること。

5回
体育の学習指導案づくり(1) (担当:長登健、柿木亮)
作成した単元計画をもとに、グループで1単位時間の学習指導案(略案)を作成する。
到達目標:作成した単元計画をもとに、グループで協議しながら1単位時間の学習指導案(略案)を作成することができる。
事前学習
[2h]各自で作成した単元計画をもとに、1単位時間分の学習指導案(略案)を作成しておくこと。
事後学習
[2h]1単位時間の学習指導案(略案)を再度整理し、内容の整合性を図ること。

6回
体育の学習指導案づくり(2)  (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した学習指導案(略案)を発表し、問題点や課題を検討する。
到達目標:グループで作成した学習指導案(略案)を発表し、問題点や課題を検討した上で修正することができる。
事前学習
[2h]作成した学習指導案を発表できるよう模造紙やPCを使って準備しておくこと。
事後学習
[2h]1単位時間の学習指導案(略案)について、修正を加えること。

7回目
体育の学習指導案づくり(3)  (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した学習指導案(略案)をもとに、各自で学習指導案(細案)を作成する。
到達目標:グループで作成した学習指導案(略案)をもとに、各自で学習指導案(細案)を作成することができる。
事前学習
[2h]授業回に適した教材・教具についての工夫を検討しておくこと。
事後学習
[2h]教師行動、フィードバック等について、修正を加えること。

8回
保健の教材・教具論 (担当:長登健、柿木亮)
保健授業の教材づくりや教具の意義、様々な情報機器(DVD 、ビデオカメラ、タブレット等)があることを理解する。
到達目標:保健授業の教材づくりや教具の意義、情報機器について理解ができる。
事前学習
[2h]保健授業の教材・教具について調べておくこと。
事後学習
[2h]教材・教具について再確認をすること。

9回
保健の単元計画づくり(1) (担当:長登健、柿木亮)
保健における単元計画の作成方法について理解し、グループで単元計画を作成する。
到達目標:保健における単元計画の作成方法について理解し、グループで協議しながら単元計画を作成することができる。
事前学習
[2h]作成する単元についての情報を集め、整理しておくこと。
事後学習
[2h]単元計画が対象学年に合った内容になっているか、確認すること。

10回
保健の単元計画づくり(2) (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した単元計画を発表し、問題点や課題を検討する。
到達目標:グループで作成した単元計画を発表し、問題点や課題を検討した上で修正することができる。
事前学習
[2h]作成した単元計画を発表できるよう模造紙やPCを使って準備しておくこと。
事後学習
[2h]作成した単元計画について、修正を加えること。

11回
保健の学習指導案づくり(1) (担当:長登健、柿木亮)
作成した単元計画をもとに、グループで1単位時間の学習指導案(略案)を作成する。
到達目標:作成した単元計画をもとに、グループで協議しながら1単位時間の学習指導案(略案)を作成することができる。
事前学習
[2h]各自で作成した単元計画をもとに、1単位時間分の学習指導案(略案)を作成しておくこと。
事後学習
[2h]1単位時間の学習指導案(略案)を再度整理し、内容の整合性を図ること。

12回
保健の学習指導案づくり(2)  (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した学習指導案(略案)を発表し、問題点や課題を検討する。
到達目標:グループで作成した学習指導案(略案)を発表し、問題点や課題を検討した上で修正することができる。
事前学習
[2h]作成した学習指導案を発表できるよう模造紙やPCを使って準備しておくこと。
事後学習
[2h]1単位時間の学習指導案(略案)について、修正を加えること。

13回
保健の学習指導案づくり(3)  (担当:長登健、柿木亮)
グループで作成した学習指導案(略案)をもとに、各自で学習指導案(細案)を作成する。
到達目標:グループで作成した学習指導案(略案)をもとに、各自で学習指導案(細案)を作成することができる。
事前学習
[2h]授業回に適した教材・教具についての工夫を検討しておくこと。
事後学習
[2h]教師行動、フィードバック等について、修正を加えること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
定期試験は実施しない。評価配分は以下の通りとする。
○授業への取り組み(模擬授業の実践など)50%
○グループでの学習指導案作成、個人での学習指導案作成、レポート提出 50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
中学校学習指導要領(平成29年告示)
文部科学省
東山書房
978-4-8278-1579-5
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説保健体育編
文部科学省
東山書房
978-4-8278-1560-3
高等学校学習指導要領(平成30年告示)
文部科学省
東山書房
978-4-8278-1567-2
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説保健体育編
文部科学省
東山書房
978-4-8278-1568-9
その他、適宜資料を配布する。
参考文献・推薦図書
『体育の教材を創る—運動の面白さに誘い込む授業づくりを求めて』岩田靖(大修館書店/2012年/2,000円)
『シーデントップ体育の教授技術』ダリル・シーデントップ著・高橋健夫ほか訳(大修館書店/1988年/3,000円)
『新版体育科教育学入門』高橋健夫・岡出美則ほか編著(大修館書店/2010年/2,400円)
『保健科教育法入門』日本保健科教育学会編(大修館書店/2017年/1,700円)
研究室
東金キャンパス・F棟・F205
オフィスアワー
月曜日3時限・木曜日3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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